4月4日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年18号掲載『僕とロボコ』第83話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
『僕とロボコ』はギャグ漫画でありながら、ラブコメ展開もできる作品である。
というわけで、今回は季節外れのホラー回をやります。
それっぽい骨董店で、それっぽい古人形を買ったことによって、
アカネちゃんの身の周りで、だんだんと奇妙な現象が起こりはじめていき・・・?
9ページから10ページ目にかけての描写がシンプルに怖かったけど、
今回のお話自体は、ロボコとアカネちゃんの仲の良さを描くために作られた回なんじゃないかと思ってみたり。
初対面の時こそ、アカネちゃんにちょっと引いていたロボコでしたが、あれからだいぶ仲良くなったようです。
ロボコはお化けと友達になれるほどのコミュ力の持ち主なので、
ちょっと変わった趣味を持っている程度ならば、仲良くなるくらい、べつに大したことはない!
お化けの恐怖にもビクともしないロボコのおかげで、
アカネちゃんは無事、「人形の世界(イッツ・ア・スモールワールド)」から抜け出すことができたのでした。
今回はギャグマンガにしてはオチが弱い気がしたけど、
ホラー回たるもの、読後感がちょっと悪いくらいなのがちょうどいいかもしれない。
「日常に潜む恐怖」は、目の前に突然あらわれて、突然去っていくものなのである。
でも、今回の問題に関しては、
普段から黒魔術だの、おかしなグッズを集めているアカネちゃんにも悪いところがあると思う。
オカルト趣味のせいで、どっかからへんなのが吸い寄せられてきた可能性があるぞ。
もしかしたら、これからも同じようなことが起きそ
【今週の藤子不二雄作品要素を感じたシーン】
今週の少年ジャンプの「読者アンケート応募のきまり」のページ(128P)に掲載されていた、
早川洋太郎先生の漫画のなかに「0点の答案」が登場していました。