9月18日(土曜)発売の、週刊少年ジャンプ42号掲載『僕とロボコ』第57話の感想です。
祝日の関係で今週号は土曜日発売。ネタバレもあるのでご注意ください。
・・・というわけじゃないけど、今週のロボコは微増18ページセンターカラー!!
ロボコの秘められた過去を知るキャラ、ミリー(とタリーと柴田さん)が登場だ!
第16話におけるロボミの発言によると、度重なるやらかしで返品されまくっていた頃のロボコは、
自分の居場所を求めて、戦場に赴いていた頃があったらしい。
軍事用ロボットであるミリーは、その頃のやさぐれロボコと戦場で活動を共にした、
いわば戦場時代の後輩ロボットなんだそうです。
「ロボコは戦場で活動していた過去がある」という情報は、
過去回でも紹介済だったので、さして新しい驚き自体はなかったけど、
ミリーの発言のなかで、『僕とロボコ』の世界に、
「ロボットだけの世界を実現するために人類滅亡を目論む組織(EDEN)」が存在することがサラっと語られていたのには、さすがにツッコミを入れざるを得ない。
軽い紹介を聞いただけでも、『EDEN』はヤバそうな感じがプンプンする。
その組織は放っといて大丈夫な存在なんだろうか?
でも、その感じの割に福利厚生はしっかりしてるらしいので、ますます謎につつまれた組織である。
もはや、話の本筋より「謎の組織『EDEN』」のコトについて猛烈に知りたくなってきましたが、
その組織の詳細についてはこれ以上語られないまま、物語は進んでいくのでした。
これまでのお話で、ロボコが「戦場にいた頃」について語ることがなかったのは、
「辛い記憶があるから」とかではなく、ただ単純に「カッコつけてた頃の自分」に触れたくないだけのようだった。
第8話で「ロボコが戦場にいた過去を隠したがっている」という情報を知った時は、
てっきり、戦場時代に人を○しちゃったとか、そういう重い過去でもあるのかと思ってましたよ。
人間には触れられたくない過去のひとつやふたつ、必ずあるものです。
あんなに強いロボコだって、心は乙女ですからね。
とりあえず、必要以上にシリアスなお話には繋がらなさそうで何より!
過去の「カッコイイ」より、今の「カワイイ」を大切にするロボコ。
軍事ロボット・タリー(男のほう)を相手にしても、自らのカワイさだけであっという間に大勝利を収めていた。
そして、そんなロボコの姿を見て、胸のトキメキを隠しきれずにいたミリー。
なんやかんやで、ミリーはロボコ先輩のことが今でも大好きなようでした。
ラスゴマのミリー。
同じ部活の女パイセンに憧れる後輩部員みたいで、なんだか微笑ましかったです。
今回のお話を見るに、
そのうち本編で「ロボコが戦場にいた頃」の過去編をやっても、かなり面白くなりそうな予感がします。
なぜ、ミリーはロボコに憧れるようになったのか。
そして、ロボコは何がキッカケで「カッコつけてた頃の自分」が恥ずかしく感じるようになってしまったのか。
それらの謎を描くなら、やはり「過去編」は必要です。
過去のジャンプ人気作品もだいたい過去編を描いてるし、ロボコだってそろそろ過去編に手を出してもおかしくないぞ。
どうせなら『こち亀』のように、「連載○周年記念」のたびに過去編をやってみてはどうだろうか。
国民的漫画を見習うことで、ロボコも両さんくらい愛される存在になってほしい!
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今回、ロボコがタリーを倒した瞬間の雰囲気が・・・。
あと、今週の『ウィッチウォッチ』で、
ケイゴくん(狼男ver)がジャイアンみたいなことを言ってました。
アイツの金(カネ)はオレの金! オレの金(カネ)もオレの金!
【メモ】カンちゃんが子供の頃飼ってた犬はしずかちゃんの犬と同じ名前。
【ロボコ情報コーナー】
今週のセンターカラー扉絵でも告知されていましたが・・・。
ファミリーマートから『僕とロボコ』のクリスマスケーキが発売されるそうです。
まじですか?
上のサイトから予約できるので、ロボコケーキが食べたい人はどうぞ。
こち亀45周年記念サイトより。
各界著名人が『こち亀』おすすめエピソード3選を紹介するコーナーに、宮崎周平先生も参加しております。
今週の「ジャンプSBS」より。まじですか?