11月22日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ51号掲載『僕とロボコ』第66話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
前回の戦いを経て、「強い=カワイイ」と勘違いしてしまったミリー*1が、
今度はメイドさんの格好で、ふたたび勝負を挑んできた!
自分にとって経験の乏しい、相手が得意とするフィールド(カワイイ)であるにも関わらず、
ファッション誌の知識をもとに、それなりに戦えるレベルに仕上げていたミリーは、やはり戦闘用ロボットとしての素質が高い。高すぎる。
もしも、自分がこのカワイイ勝負の審査員を務めていた場合、
初日の「恥じらいミリー」と2日目の「黒ギャルミリー」に軍配を上げていただろうと思うので、確実にロボコ側が2連敗していたハズです。
じつに危ないところだった!
そんな、あざとさを含めた「カワイイ」で攻めるミリーでありましたが、
ロボコの底知れぬ可愛さとシンプルな暴力の前には敵わず、2度目の敗北を喫してしまった。
健闘はしていたものの、まだまだ付け焼き刃にすぎなかったミリーの可愛さに対し、
日頃から「カワイイ」を追い求めて続けているロボコには、到底及ばなかったってことなんでしょうかね。
先週は自分を見失って、アンミカそのものになっちゃったりしてたけど、
それもすべては「カワイイ」を追い求めた結果なのかもしれません。
どうせなら、この前のアンミカロボコの姿も、ミリーに見せてあげたかった。
ロボコのあの変わりようを見たら、一体どういう反応をしてくれたんだろう?
自分の頑張りを認められたことで、再びロボコ先輩に惚れ直したご様子のミリー。
彼女が「カワイイ」に目覚めたことで、
ロボコを「謎の組織(EDEN)」に連れて行く目的も忘れてくれたっぽいので、今回の対決は結果オーライとなったのでした。
「カワイイ」のおかげで、人類の平和は保たれた。
「カワイイ」は世界を救うのだ!
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今週の権平ひつじ先生の目次コメントより。
自分は『ドラえもんズ』のメンバーでは、王ドラが一番好きです。
あと、『守れ!しゅごまる』のコレについては、
別の記事のほうでいろいろ書いていますので、そちらをご覧ください。
SUNECYAMA GOHAN YO!!!
*1:※その他1人と1匹