4月18日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年20号掲載『僕とロボコ』第85話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
前回のお話で「ボンドくんが小学6年生になる」という、
今後の作品の展開に大きく関わりそうな重大発表がありましたが、
今週の『僕とロボコ』は、それらの話題と一切関係なく、
ベタ踏み坂47の絶対的エース・鳥島ミユウさん(15歳)のプライベートのようすをお送りいたします。
てっきり、今回は『高校生家族』みたいに、
進級でクラスが変わったりするうんぬんのお話で一本やると思ってたんですけどニィ。
それらの事柄については、また次週のお話でやるのかしら。
世間で人気のアイドルともなってくると、
「どんな格好をしていても芸能人オーラのせいで存在がバレてしまう」といったイメージをどうしても持ってしまいがちですが、
「完全OFFモードのミユウちゃん」に対する人々の反応を見る限りだと、
ミユウちゃんはそのような芸能人オーラを、まだ持ち合わせていないようだった。
もしくは、膝Tシャツ(&上下ジャージ)にエコバックを持ち合わせた、
ミユウちゃんのロボコ・ファッションが、芸能人オーラを完全にかき消してしまい、
巷(ちまた)の人たちから、不審人物っぽく見られる原因となってしまったからなのか?
プライベートの姿では、自分がアイドルだと気づかれないのも、それはそれでちょっと寂しい。
ただ、あの格好なら、どんなことをしても、
週刊誌の記者がミユウちゃんの存在に気づけなさそうなので、
そこだけは一番のメリットだと言えそうではあるぞ。
で、そんなOFFモードな状態である彼女にも、
普段と変わらず優しく接してくれたボンドくんに対して、ミユウちゃんは少しばかりの好感を抱くのでした。
パッと見だと「これは恋愛フラグが立ったか?」と思っちゃいそうだけど、
さすがに年齢も違いすぎるし、現時点ではあくまでも「好感を持った」程度なんでしょうね。
恋愛感情は全く無いけど、これからミユウちゃんは休日になるたびに、
自分の正体がバレない「OFFモードの格好」をして、ボンドくんをからかいに行く楽しみを覚えていそうです。
まあ、本当にミユウちゃんがボンドくんのことを好きになったらなったでしょうがないですが、
彼は、少年ジャンプが合併号になるたびに、
服をまともに着なかったり、記憶を無くしたりするポンコツ人間と化してしまう事実を知った上で、お付き合いをはじめてみることをおススメします。
ボンドくんも、連載初めの頃は「いたって普通の子供」として描かれていたのに、
いつからこんなジャンプガチ勢キャラになってしまったんだろう?
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
第20話「プレゼントを考える!しゅごまる」より
今週の『守れ!しゅごまる』より。
藤井さんの披露していた「基礎手品」が、
『のび太の宇宙小戦争2021』に登場するPCIAの監視球にそっくりでした。
この例えがよく分からないって人は、
今すぐ映画館に行って『のび太の宇宙小戦争2021』を見てください。以上。