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今週の『僕とロボコ』感想(第16話「ロボミとロボコ」)

 

 

11月2日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ48号掲載『僕とロボコ』第16話の感想です。

 

 

 

 

『高校生家族』が、こんなにも各キャラの過去を知りたくなる漫画になっていくとは思いもしませんでした。

 

 

 

 

週刊少年ジャンプ(48) 2020年 11/16 号 [雑誌]

週刊少年ジャンプ(48) 2020年 11/16 号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/11/02
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

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単行本第1巻発売記念につき、今回はセンターカラーでの掲載。

なんと、ロボコの妹・ロボミが登場だ!

 

 

 

 

 

ロボコが唯一苦手にしていたオバケ(第7話)も、今ではすっかりお友達関係になっていたことが今回のお話で発覚。

 

 

もはや怖いものなしかと思われたロボコでしたが、

普段お茶らけている自分に対してド正論でブン殴ってくるタイプの妹はかなり苦手にしているらしく、

 

ロボミとの共同生活を数日おこなっただけで、

ロボコの体が極度のストレスで変形してしまうほどに弱っていました。

 

 

 

しかし、ロボミが姉であるロボコに厳しくしているのも、

すべては何度も返品されてしまうロボコを立派なオーダーメイド(以下、「OM」)にしたいが故の言動であり、

つまりロボミは、とってもお姉ちゃん思いな妹だったという。

 

 

 

ちょっと抜けているお姉ちゃんと、お姉ちゃん思いなしっかり者の妹。

ポジション的には、完全に「ドラえもんとドラミちゃんの関係」と一緒ということになりますね。

 

 

 

いちおう、ドラえもんとドラミちゃんが兄妹なのは「同じ缶のオイルが使われているから」という設定が有力とされていますが、

ロボコとロボミの姉妹関係は、一体どんな感じになっているんでしょうか。

 

 

 

 

 

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あと、ロボミの回想を見る限りだと、

どうも『僕とロボコ』の世界のどこかには、売られる前のOMや返品されたOMを集めておく場所があるっぽいです。

 

この漫画にも、ドラえもんでいうところの「ロボット養成学校」みたいな育成施設があるんだろうか?

 

 

 

そして、「ロボコが何回も返品される様をロボミがずっと見てきていた」ということは、

ロボミはロボコが何回も買われていた間、ず~っと売れ残っていたということにもなる。

 

 

 

ただ、ロボコは中古のOMの中で値段が一番安いらしい(第1話)ので、

ロボミは発売価格の高さから、買い手がなかなかつかなかっただけなのかもしれません。

 

それと同時に「未使用(?)のOMが、無断で外出していいのか?」といった疑問もわいてはきますが、

まあ、それは一旦置いておくことにします。

 

 

 

以前も、カニオたちからも語られていた、

「ロボコは何度も返品されたことでおかしくなり、戦場へ行った」という謎の戦場エピソードの詳細も、今後語られていくことでしょう。

 

「ロボコはもともと殺人用兵器だった」みたいな暗い展開にはならなさそうなので、それは本当によかったです。

 

 

 

 

今後、ロボミがこの漫画のレギュラーキャラ入りをするのであれば、

今のところ、ボンドくんの友達の中で唯一OMの所持が確認されていない円ちゃんの家に住むことになるのが、一番自然なのではないかと。

 

 

ロボミがアニメ版『オバケのQ太郎』のP子みたいにクラスメイトの女の子の家に住むことで、

『僕とロボコ』はオバQ要素も取り込んでいくぞ!

 

 

 

 

まあ、とりあえず、今回のお話で一番よかったのは、

連載開始16話目にして、ようやく「ロボコの性別は女の子」だと確定したことです。

 

 

最終回で「名前は『ロボコ』だけど、実は男だった」みたいな大オチをやりそうな予感もあったので、

個人的にかなり不安だったんですよね・・・・。

 

 

 

 

以下、今週の感想以外の雑多な話題。(ちょっと長いので読み飛ばしても大丈夫です)

 

 

 

 

 

 

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というわけで、11月4日(水曜日)に『僕とロボコ』第1巻が発売されました。

内容を語ることはできませんが、単行本を買った人だけのお楽しみである「描きおろし」もたくさんあるので必見ですよ。

 

 

 

 

 

 

僕とロボコ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) ドラえもん(1) (てんとう虫コミックス)

 

 

 

表紙を見ればすぐにわかるとおり、

『僕とロボコ』第1巻はご覧のとおりドラえもん第1巻の表紙のパロディ」となっており、

 

このパロディ自体については、藤子ファンとして素直に嬉しいのですが、

それと同時に「この表紙パロディについて、集英社はちゃんと藤〇プロに事前許可を取ったのか?」という心配もわいてきます。

 

 

 

仮に小学館発売の単行本でONE PIECE』第1巻の表紙パロディを許諾なしでやったら絶対に怒られると思うので、

さすがに表紙パロディまで無許可でやっているとするなら、ちょっとマズいかもしれない。

 

 

これで藤〇プロが集英社に怒った結果、『僕とロボコ』の連載が中止になったりでもしたらシャレにならんぞ。

 

 

 

 

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ただ、今回のお話(第16話)によると、

パロディをする際は(ジャンプ作品の各担当には)一応、事前の許可をとっているらしいので、

おそらく藤子プロにも表紙パロディの許可はとっているのでしょう。たぶん。

 

 

今後、突然『僕とロボコ』の連載が終わってしまったら、なんか藤〇プロにも風評被害が出てきそうな問題だけど、

とりあえず、第2巻以降の『僕とロボコ』の表紙がどうなっていくかで様子を見ていきましょう。

 

 

 

 

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ちなみにこれが、

先週『僕とロボコ』と漫画持ち込みネタで見事にかぶってしまった『アンデッドアンラック』の戸塚先生のコメントです。

 

とりあえず怒ってないようなので、よかったよかった。

 

 

 

 

 

さらに、ボイスコミックの話題もちょっとだけ。

 

 

 

 

 

11月2日に、『僕とロボコ』のボイスコミックが公開されました。

 

想像よりもずっとかわいかったロボコの声と、

劇中で流れる「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲っぽい音楽」が見どころだぞ!

 

 

 

 

 

 いったい、誰が作ったんだろう?

 

 

 

 

僕とロボコ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

僕とロボコ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 PS:単行本1巻発売記念で「僕とロボコ」カテゴリをつくっておきました。