SHIINBLOG

12月1日のテレ玉「アニメ40's(第62回)」感想(プロゴルファー猿&忍者ハットリくん)

 

プロゴルファー猿

第121話「母ちゃんの助言」

第122話「ライバルの変身」

 

忍者ハットリくん

第490話「忍法恋のとりこには参ったでござるの巻」

第491話「シンゾウ黙るでござる!の巻」

第492話「トゲ次郎がやって来たでござるの巻(パートI)」

第493話「トゲ次郎がやって来たでござるの巻(パートII)」

第494話「獅子丸の一日王子様気分でござるの巻」

第495話「トゲ次郎をよろしくでござるの巻」

第496話「犬もおだてりゃ超能力?!の巻」

第497話「トゲ次郎にライバルあらわる?!の巻」

第498話「忍者花プレゼント作戦の巻」

第499話「火の玉パワーにはまいったでござるの巻」

 

 

 

 

 

12月1日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第62回)の感想です。

ではさっそく、今週のプロゴルファー猿の感想のほうへいきましょう。

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20201202065519j:plain

 

海浜カントリーでの、猿谷猿丸と影野小次郎との戦いがいよいよ決着の時を迎える!

 

 

 

ドライバーを使う「ツバメ返しショット」でバンカーを脱出するなど、実力は確かな影野小次郎。

 

 

一方、右肩を痛めてしまった猿丸は普段通りのプレーができずに苦しんでいましたが、

 

この試合を観戦していた母ちゃんからの

「無理をしないで今できることで自分の味を出すことだよ」「お料理では甘みを出そうと思ったらちょっぴり塩を利かすのがコツなんだよ」という助言からヒントを得て、

あえて力まず、海風を利用したショットで見事にワンオン。

 

 

そして、この猿丸のショットに気を動転させた影野がOBを出してしまい、勝負は決着。

試合に負けた影野は、約束通り愛用のロングドライバーを海に投げ捨て、猿丸たちの前から去っていくのでした。

 

 

 

 

今回の母ちゃんのように、

ギャラリーがプレー中の選手にアドバイスを送るのはすごくマナー違反っぽい気がするけど、

結果的にはこのアドバイスが猿丸の窮地を救ったので、良しとしましょう。

 

 

母ちゃんのアドバイスは他人が聞いたらゴルフと全く関係のない話のように思えますが、

猿丸はそのアドバイスからヒントを見つけ出していたので、そこはさすが親子といったところかと。

 

 

「今回の勝負、やけに海鳥が飛んでる描写が目立つな・・・」とは思ってたけど、このショットのための伏線だったか。

 

 

 

 

でも、母ちゃんが「海風を使ったショットをやればいいんだよ~」と直球の助言をしなかったところを見るに、

おそらく母ちゃんは、あの場面が猿丸にとってどういう状況なのか自体はよくわかっていなかったんだと思います。

 

助言の内容こそ、かなり回りくどくて他人が聞いたら意味不明すぎるアドバイスだったけど、

猿丸の精神面でのアドバイスとしては、効果的だったのかもしれない。

 

 

母ちゃんからの暖かい励ましによって、

肩のケガで頭がいっぱいだった猿丸が気を落ち着かせることができたと考えると、

やっぱりゴルフでいいショットを打つには、精神の安定が重要なんでしょうね。

 

 

 

 

影野は、猿丸のワンオンに動揺してあわててミスショットをしたことが今回の敗因であった。

彼も一旦落ち着いてからプレーしていれば、勝負の展開もまた変わっていたはずだ。

 

 

有名ゴルフ漫画『ホアー!小池さん』の主人公・小池さんも、

大事な場面では必ず「コンセントレーション!(集中力)」とうるさく叫んでからナイスショットを放っていた。

 

どんな状況にも動じない強い精神力と集中力を養うことも、プロゴルファーにとっては必要なことなのかもしれません。

 

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20201202065553j:plain

 

そして、猿丸の姉ちゃんと影野小次郎との恋模様は、

姉ちゃんが「好きな人が影のプロゴルファーだった」と気づいたことで、悲しい結末を迎えてしまった。

 

 

相手が猿丸の敵とはいえ、べつに影のプロゴルファーと付き合っても構わないとは思うんですがねえ。

べつに影プロは反社会的な勢力ってわけでもなさそうですし。

 

まあ、ここらへんの気持ちは、お姉ちゃんにしかわかりません。

 

 

 

 

続く第122話では、ようやく鷹巣さんと猿丸による最終テストがスタート。

ゴルフ道場の最難関コース・デビルズコースで、雌雄を決する!

 

むかし、スーファミで同じ名前のゴルフゲームが出てたけど、おそらくこれとは無関係でしょう。たぶん。

 

 

 

影野との戦いで負傷してしまった右肩が心配な猿丸と、

猿丸が家族旅行に行っている間も、球斎先生のもとでひたすら地味な修行を続けていた鷹巣は、

新たな相棒・ロングドライバーと、こっそり練習していたゴルフスタイル・フラミンゴ打法でどう戦っていくのか。

 

 

この勝負、まだまだ始まったばかりだ! 

というわけで、次回に続く。

 

 

 

 

ちなみに今週の放送から、

オープニング「夢をかちとろう」がカットされていきなり本編がはじまる構成になっていたのですが、

 

これは、第120話から『プロゴルファー猿』の放送枠が「藤子不二雄ランド」から「藤子不二雄ワールド」に移行したことで1話分の尺が長くなったため、

オープニングがカットされたのでは?・・・とのことらしいです。(あくまでネット情報)

 

 

自分も『プロゴルファー猿』放映当時の状況をまったく知らないので、

とりあえずは、ここらへんの事情について詳しい方からの情報を待ちたいとおもいます。間違っていたらごめんなさい。

 

 

 

 

 

続いては『忍者ハットリくんの感想です。今週は豪華10本立て。

 

 

 

 

■第490話

久しぶりのツバメちゃん回。

いつぶりだっけ?と思ったら468話以来でした。長いこと出てなかったんですねえ。

 

 

 f:id:genshiohajiki:20201202065637j:plain

 

全員が忍法でハットリくんのことを好きになったり、嫌いになったりする、なんともカオスな回でありました。

 

らっきょうに辛子明太子と、途中までご飯にかけたらおいしそうな材料で構成されていた「忍法きらわれにおい」。

でも、最後に「イタチのお尻の毛」を入れるのが決め手なんでしょうね。

 

てっきり不快な臭いをハットリくんになすりつけて、みんなから嫌われるようになる忍法なのかと思ってました。

 

 

 

 

■第491話

風邪で涙が止まらなくなってしまい、

しゃべるだけで他人にダメージを与える「忍法涙パワー」が発動しっぱなしになってしまったシンゾウ。

シンゾウに喋らせたくないなら、筆談をさせればいいだけでは?と思うんですがそれは。

 

「シンちゃんがかわいそう!私たちで預かるわ!」と言っておきながら、

自分の都合でケムマキに面倒を押し付けていたりと、なんだか夢子ちゃんの好感度が下がる回であった。

「涙パワー」って大声を出すだけじゃなく、涙も出さないと効果が出ないんですね。

 

 

 

 

■第492話

サブタイトル表示するときのアニメが変わった!(放送時間も9分から6分に変わったそうです)

 

 

 f:id:genshiohajiki:20201202065719j:plain

 

そして今話からトゲ次郎が初登場。かわいい。

TVアニメでは視聴者がみんな、映画「超能力ウォーズ」を見ている前提でやっていくんですね。

急にシノビノ博士とか出てきたからびっくりしてしまった。

 

 

 

 

■第493話

というわけで、前回からの続きです。

ケムマキに洗脳されてしまったトゲ次郎が三葉家で大あばれだ!

人に危害を与えてくる動くサボテン、危なすぎる。

 

「忍法サボテンあやつり」って、この話以外でどういう時につかうんだろう?

トゲ次郎が水が苦手なので、そこをうまく利用して操るといいらしいですよ。

 

自分が操られていたことを反省してションボリするトゲ次郎、かわいい。

 

 

 

 

■第494話

獅子丸が自分そっくりな犬に入れ替わって、贅沢暮らしを満喫するお話だ!

でも「王子と乞食」をやりたいなら、ちゃんと王子側の了解を得てからやらないとダメだぞ。

 

自分の体をつかってハンマー投げをさせられたら、そりゃ忍者の修行がイヤにもなりますわ。

いまだと、あの描写も動物虐待だとか言われて叩かれてそうだ。

 

一生贅沢暮らしできるなら、あんな変なトリミングくらいされてもかまわないんじゃないですかね?(完全他人事)

 

 

 

 

■第495話

トゲ次郎、またしてもケムマキにさらわれるの巻。(またか)

はじめての外の世界はつらかったけど、夢子ちゃんと仲良くなれたから結果オーライだ!

 

 

 f:id:genshiohajiki:20201202065756j:plain

 

「これから僕のことをよろしくね」みたいな感じで夢子ちゃんに挨拶していたトゲ次郎、かわいい。

 

ちなみに、ハットリくん「忍法ハチ言葉」で蜂とも喋れるらしい。

過去の忍法では「鳥言葉」とか「魚言葉」とかもあったし、プロの忍者っていろんな生き物としゃべれるんですね。

 

 

 

 

■第496話

トゲ次郎が家にやってきてからというものの、

みんなから構われなくなってしまっていた獅子丸は完全にスネてしまっていた。

 

その境遇をかわいそうに思ったのか、獅子丸にアドバイスをしてあげる影千代といい、

獅子丸の超能力に付き合ってあげているハットリくん達といい、ハットリくんの登場人物は基本的にみんな根はいい人ばかりなんですよね。

ただし、本編だとその根の良さが目立たなくなっちゃうだけで。

 

フンドシ一丁で「忍法逆立ち歩き」をするハットリくんがオチって、なんだかマニアックですね。

 

 

 

 

■第497話

初登場から6話目にして、早くもトゲ次郎にライバル現る!

といっても、そのライバルの正体はサボテンに成りすました影千代でしたが。

 

あんなにトゲ次郎のことをかわいがっていたのに、

もう他のサボテンに心移りしていた夢子ちゃんは流石というか、なんというか。

みんなも「カゲ次郎」という名前で、そのライバルサボテンの正体が影千代なことに気づいてもいいのでは。

 

ハットリくんが話の終盤で使っていた「忍法放電」って、第480話のエレキャットの回でやってた忍法?といっしょなのかな。

 

 

 

 

■第498話

ケムマキのいたずらによって、成長すると猛烈に臭いニオイを発する「忍者花」を育ててしまっていたケンイチ氏。

普通に考えれば、花が1日であんなに成長してる時点でおかしいと思うんだよなあ・・・。

 

自分と同じ植木鉢キャラがやってきたことにトゲ次郎が嫉妬する展開がくるのかと思ってたら、この回は出番がありませんでした。

 

伊賀忍者側もケムマキに嫌がらせ植物を送り付けて仕返ししてたけど、

どっちの忍者の里も、あんな変な植物の品種改良ばっかりやってるんだろうか?

 

小池先生の蝶マニア設定、ホント忘れたころに出てきますね。

 

 

 

 

■第499話

3話前で反省したばっかりなのに、

相変わらず獅子丸の事を冷遇して、トゲ次郎に構いっ放しな毎日を送るハットリたち。

ケムマキはそんな獅子丸を仲間に引き入れ、影千代と獅子丸の合体新忍法「エレキャット火の玉」で打倒ハットリを狙うぞ!

 

ハットリくんケムマキレベルの忍者でも、電気ビリビリ攻撃はさすがに耐えられないらしい。

今後もこういう展開がありそうだし、そろそろこの手の攻撃も耐えられるような修業をした方がいいんじゃないだろうか。

電気を通さないゴムをうまく利用して、対策を練るんだ!

 

 

 

 

といったところで、今週の感想はここまで。

次回のテレ玉藤子Aアワーは12月8日放送予定となっております。お楽しみにー。