第139話「嵐の中の死闘」
第140話「三日目INコース」
忍者ハットリくん
第587話「身代わりは人形にまかせるでござるの巻」
第588話「嬉し恥ずかしお泊りでござるの巻」
第589話「忍法心の眼は真暗闇でござるの巻」
第590話「ケン一忍法おがみたおしの巻」
第591話「プレゼントくじは忍法へび縄の巻」
第592話「熱い友情の証でござるの巻」
第593話「忍法ブンブンあやつりの巻」
第594話「忍法ギャルパワーにはお手上げでござるの巻」
第595話「忍法雷太鼓には参ったでござるの巻」
第596話「忍法恐怖のパワーでござるの巻」
第597話「何たってパパ上は偉いでござるの巻」
2月16日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第72回)の感想です。
では早速、今週の『プロゴルファー猿』の感想のほうへいきましょう。
猛烈な風雨の中で行われた、プロテスト3日目。
前日の順延でスケジュールに余裕が無くなってしまったのか、大会委員会は今後いかなる悪天候でも延期をしない方針で固めたそうですが、
とてもゴルフをやれる状況ではない、かなりしんどすぎる天候となっていた。
主催側の都合があったら、実際のプロテストもこんなスーパー悪天候の中で行われるんだろうか?
ちなみに『プロゴルファー猿』の続編『サル』では、
悪天候でプロテスト合格者が猿丸ひとりしかいなかったため、プロテストがやり直しとなる展開が描かれていた。
アニメでもそんなことになったら、嵐の中でゴルフを頑張った甲斐がまったくないぞ。
プロゴルファーへの道は、やはり厳しい・・・のか?
調子を崩した剣崎が12オーバーを叩いたりするなど、参加者たちがスコアを落とす中、
攻めのゴルフを続けていた流喬四郎が猿丸を抜き、プロテスト3日目でいよいよトップに立った。
ミスターXと「トップ合格ができなければ影プロ行き決定」の約束を果たしてしまった猿丸にとっては、かなり厳しい状況である。
そんな状況では、猿丸だってガラにもなくこんな感じになるってもんです。
夕日に佇む猿丸も、意外と絵になりますね。
迎えたプロテスト最終日、泣いても笑ってもこの一日ですべてが決まる!
しかし、今週の放送分では猿丸が旗包みに失敗するという不吉な展開で物語は終わっていた。
これはマズい流れになっていくのか? といったところで次回へ続く。
なお、今回の放送では、
影プロの新たな拠点づくりとして紅蜂さんが中近東に行く予定が早まったとのことで、
近いうちに紅蜂さんが日本から去ることになる展開も描かれていた。
アニメのプロゴルファー猿も残り3話しかないので、さすがに最終回までは日本を旅立たないとは思いますが、
やっぱり別れは寂しいものですね。
―――『プロゴルファー猿』があと3話で終わる・・・?
続きましては、『忍者ハットリくん』の感想です。
■第587話
ママの言いつけを守らず、人形を身代わりにして夢子ちゃんと映画を見に行くケンイチ氏。
たまには真面目に勉強に励んだらどうなんだ?
自分の息子がいきなり首チョンパになったらそりゃ驚くわ。
ケンイチ氏と夢子ちゃん、オバQの映画を見に行ったのか・・・。
当時の放送年(1986年)からして、おそらくこれを見にいったんでしょうかね。
■第588話
夢子ちゃんの家のお泊り会で、ありもしない噂を話すケムマキに忍法でお仕置きだ。
ケンイチ氏はハメられただけとはいえ、お泊り会で謹慎処分にされるってすごいぞ。
ケムマキは「いつもはお母さんと寝ているので、そのクセが出てしまった」と言い訳すればキャラクター的にまだ許される・・・許されないか。
けっきょくケムマキとケンイチ氏はお泊り会出禁になったのか、なってないのかどっちなんだ?
■第589話
またオバQがいる!(あと「スーパーマリオシスターズ」ってなんだ?)
目隠しをして「忍法心の眼」の修行をするハットリくん。
なんだか『ガラスの仮面』でヘレン・ケラーの役作りをしていた時の北島マヤみたいですね。
白石冬美さん、ケムマキの忍法のためだけにわざわざ収録スタジオに来たのかな。
(声優さんのギャラ的に)贅沢すぎる忍法だ。
「裏忍法ってなんだ?」と思ったけど「相手に忍法を完成したかと思わせること」が、この忍法の狙いらしい。
早い話が「俺は忍法が使える」と相手をダマす忍法ってことですか。
■第590話
夢子ちゃん、なんで箱にカエル詰めてるんだ・・・?と思ったらケムマキの変装だった。
「ケンイチ氏はハットリくんがいるといつまでも成長しない」という指摘は、ドラえもん最終回を彷彿とさせますね。
ぼくがしっかりしないと、ハットリくんが安心して帰れないんだ!
ハットリくんの演技力がモノをいう回でございました。
「いが」くらい漢字で書けばいいのに
■第591話
ケンイチ氏とキスをするくらいなら、高額なラジコンカーをプレゼントするほうがまだマシなのではないだろうか?
「キス1回」が「ほっぺにキス1回」なのか「ディープキス1回」なのかによっては、話もだいぶ変わってくるぞ。
「忍法ヒモの先」はお祭りの屋台でPS5当てる時に使えそうなので、是非とも習得したい忍法でした。
それにしても、小学生にラジコンカーをプレゼントをねだるケンイチ氏もけっこう邪悪だ。
「キス1回」の選択肢も、ぜったい夢子ちゃんが当てるの狙いで作ったと思いますし。
■第592話
伊賀の密書を盗むために、ケムマキの「忍法恩着せ」が炸裂!
物語冒頭の「せっかくやってきた宿題をロードローラーに潰される」って、なかなかスゴい始まりだ。
ハットリくんレベルの忍者なら、外出する際も密書は持ち歩くくらいの危機管理はしていそうな気がする。
ケムマキって、お風呂に入るときもフンドシしてるんですね。
ケツの肉が伸びてしまったケムマキに対して、「ケツのおばけ」呼ばわりしていた影千代がちょっと面白かったです。
■第593話
ツバメちゃん登場回。
最近はケムマキの変装だったり、声の出演のみだったりしたので、本物のツバメちゃんが登場したの、だいぶ久しぶりな気がするぞ。
コンピューターで蜂の羽音を分析して、
「忍法ブンブンあやつり(っぽいもの)」を開発するケムマキの技術力が相変わらずスゴすぎる。
でも、やってることはドラえもんの『ゴーホームオルゴール』といっしょだ!
それにしても今週放送分のハットリくんは、ハットリくんが伊賀の里に帰ろうとする展開が多いぞ。
まさかハットリくんが、伊賀の里へ帰る手段に新幹線を使うとは思わんかった。
故郷まで走って帰るのが面倒臭かったのか?
■第594話
ハットリくん、湯上がりギャルに弱かったことが判明するの巻。
男として気持ちはわかるけど、この回のハットリくんはちょっとキモチワルイぞ。
生まれ持っての性癖はなかなか矯正できないからツラい。
藤子A作品に出てくる女子はブスも多いから、そいつの顔に注目して雑念を払うんだ!
ケムマキも女性に弱かったおかげで、テニス勝負はなんとかトントンになりましたとさ。
■第595話
いきなりの動物虐待からはじまった今回。
いつもやってる騙しネタに比べたらすぐにバレそうな作戦だったけど、思っていたより信じ切っていたハットリくんであった。
でも、「忍法イナズマ斬り」が完成できてよかったですね。
その後のケムマキもそうだったけど、
忍者は日本古来の言い伝えを大切にしてそうなので、その影響でダマされやすかったのかも。
■第596話
町内のサバイバル障害物レースに参加するケンイチ氏。
前の感想記事でも書いたような気がするけど、ケンイチ氏の住んでいる町はイベントごとがやたら豊富だ!
毒ヘビにジョーズ(鮫)など、ケンイチ氏は危険生物に出会うと火事場の馬鹿力を発揮するタイプのようです。
ハットリくん達が手出しをしていなかったら、ケンイチ氏は優勝争いすらできてなかったと思うから安心してくれ!
乳母車が坂道を転がっていくシーンは『戦艦ポチョムキン』のオマージュぽかったです。
けっきょく、あのイベントの優勝者は誰だったんだろう?
■第597話
『忍者ハットリくん』を通して「親父の威厳とは何か?」を視聴者に問うエピソード。
昔の親父は、働いて稼いだお金を持って家に帰ってくるだけでよかったんですがねえ。
パパ上どの、ハットリくんが来る前はずっとこんな危なっかしい感じで生きていたんだろうか?
あんまり親父の威厳を持ち合わせていないようだと、喪黒福造に狙われる可能性があるから注意するんだ!
あの時にパパ上どのが作っていたプラモデルは宇宙戦艦ヤマトがモデルかな。
というわけで、今週の感想は以上です。
次回のテレ玉藤子Aアワーは2月23日放送予定となっておりますが、
祝日恒例のテレショップ放送のため『忍者ハットリくん』だけお休みとなっております。
お楽しみにー。