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1月12日のテレ玉「アニメ40's(第67回)」感想(プロゴルファー猿&忍者ハットリくん)

 

プロゴルファー猿

第129話「紅蜂さんの手帳」

第130話「Mr.ドンキホーテ

 

忍者ハットリくん

第532話「忍法獅子丸分身で大騒ぎの巻」

第533話「トゲ次郎よ野性に返れ!の巻」

第534話「新忍法気合い砲でドカン!の巻」

第535話「忍法神かくしはこわいでござるの巻」

第536話「貧乏ゆすりをなおすでござるの巻」

第537話「ママ上はスーパーくの一でござるの巻」

第538話「トゲ次郎の超能力テレビの巻」

第539話「ケン一氏の百点はこわいでござるの巻」

第540話「分身の恐怖でござるの巻」

第541話「晴れた朝には布団干しの巻」

第542話「忍法模様がえで心うきうきの巻」

 

 

 

 

 

 

1月12日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第67回)の感想です。

まずは、今週のプロゴルファー猿からいきましょう。

 

 

 

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新年一発目の『プロゴルファー猿』は、

「Mr.ドンキホーテ」こと、木花老人との対決だ!

 

 

見た目がなんとなく『ミスター味っ子』の味皇にそっくりな木花老人ですが、

今回の勝負はもちろんゴルフであって、料理対決ではありません。あしからず。

 

 

 

 

この木花老人。現在は一線を退いている元・影プロであり、

過去の対戦で影プロ側が猿丸に負け続けた結果、いよいよ対戦相手になりそうな影プロがいなくなってしまったことから、

古い資料を当たった紅蜂さんが猿丸の対戦相手として連れてきた人物である。

 

 

 

 

そのため、実は老人のふりをしたヤングマンで・・・といった仕掛けもまったくない、

本当の本当に、混じりっけなしのおじいちゃんでありましたが、

 

そのゴルフの腕前自体は現役の影プロたちにも劣らぬほどの実力があり、

見た目のダンディーさも兼ね揃えた、十分すぎるほどの気骨とそれなりのタフネスさを持ち合わせている人物であった。

 

 

笑ゥせぇるすまん』の「老顔若体」の回に出ていた社長は、

ハーフラウンドを回っただけで死にそうな顔になっていたのを考えると、あの社長とおなじくらいかそれ以上の年齢であろう木花老人のタフさは相当なものである。

 

まさに腐っても鯛、腐っても影のプロゴルファーといったところなんでしょうか。

 

 

 

 

しかし、さすがの木花老人も寄る年波には勝てなかったようで、

アイアンショットを打つたびによろけて倒れてしまうなど、見ているこっち側が心配になってしまうようなプレーが目立っていた。

 

 

 

とくに「8番アイアン」を使おうとした時に、

「これは7番アイアンじゃないか!」と言い始めたときは、本当に老人性痴呆を疑ってしまった。

 

 

実際はキャディ役の人物の気遣いで7番アイアンを渡されただけだったのですが、

「ワシは8番で充分届く!」と頑なに言い張っていたところは、いかにも老人っぽい。

 

 

この世の中には、自分が老人扱いされると不機嫌になる老人がけっこうな数、存在する。

自分の考えしか認めず、他人の忠告に耳を傾けなくなりはじめたら、それは完全に老化のはじまりだぞ!

 

 

 

 

勝負のほうは、猿丸のプレーに感化された木花老人が、

猿丸の「旗つつみ」によく似た技「風車打ち」を試みるも、2回連続で失敗(OB)。

 

 

2回目のOBの直後に木花老人が負けを認めたため、

試合のほうは猿丸の勝ちで終わりましたが、

年老いても消えることのない彼のゴルフに対する情熱と闘志は、かなりのものがありました。

 

 

 

あと、木花老人が2回目の「風車打ち」チャレンジ宣言をした時に、

「この人、試合の途中で死ぬんじゃないか?」と割と本気で思ってしまっていたので、無事生きてくれていただけでもよかったです。

 

 

自らの老いに負けじとする、木花老人の気骨溢れるプレーを目の当たりにした猿丸は、はたして何を思うのか。

 

 

 

 

でも、今回の勝負は、

はた目から見ると、木花老人が勝手に暴走して自滅したようにしか見えないので、

影プロ側であるミスターXは、相当不機嫌になっていそうだ。

 

 

試合を見届けたミスターXが、

試合会場からすぐに去っていたのも、自身のイラつきを隠したかったからなのかもしれない。

 

 

 

自分のやりたいゴルフを貫き通すのと、ゴルフ勝負で勝つこと。

この2つの両立は、プロゴルファーでもなかなか難しそうです。

 

 

 

 

 

続きまして、『忍者ハットリくんの感想へいきます。

 

 

 

 

 

 

■第532話

都合よく「便利屋」としてやってきた影千代の助けを借り、インチキで分身の術を完成させた獅子丸。

しかし、インチキによる分身の術はやっぱりムリがあったようで・・・?

 

仮に忍者を名乗る者ならば、最低でも「分身の術」くらいは出来てもらわないと困る。

知り合いの忍者に分身の術をお願いした時に「あー、それできないんですよ」と言われたら、やっぱりガッカリするもんな。

 

シェイプアップをして、今度こそちゃんと分身の術をマスターするんだ!獅子丸!

あと、影千代はあの働きっぷりだとメザシ30本くらい貰わなきゃ割に合わないと思うぞ。

 

 

 

 

■第533話

夢の中でうなされてトゲ次郎の存在が怖くなったケムマキが、トゲ次郎をサハラ砂漠に強制追放しようとするお話だ!

そして、トゲ次郎の出身がサボテン公園だったことが明らかになる回です。

伊豆のアレか?と思ったけど、あれは「シャボテン公園」だった。

 

あとこれは実況スレで知ったんですが、もともとサハラ砂漠にサボテンは1本も生えてないそうです。

ケムマキの計画、まさかはじめから終わっていたとは。 

 

 

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ハットリくんの忍法「風船破裂玉」

映え感のあるかっこいい忍法だったのに、用途が「風船を破壊するだけ」だったのは、ちょっともったいない気がするぞ。

 

 

 

 

■第534話

ハットリくんの新忍法「気合い砲」が堂々完成!

でかい声を出して、音のかたまりをぶつける「コエカタマリン」みたいなワザだ!

  

しかし、実はテニスラケットで跳ね返すことができたり、使い手の声が枯れたらおしまいだったりと、

威力はそれなりにすごそうなのに、意外と弱点の多い忍法でもあった。

ビジュアル自体も面白かった新忍法だけど、今後も使うことはあるんだろうか?

 

「新忍法を見たいから」という理由で影千代を生贄にするケムマキ、けっこうムゴいぞ。

 

 

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とりあえずここに置いておきます。

 

 

 

 

■第535話

忍法とは関係なく「神かくし」は普通にこわいのでは?(サブタイトルに対するツッコミ)

 

周囲を走り回ることで上昇気流を起こし、物体を上に持ち上げる新忍法「円心神隠し」を開発したハットリくん

しかし、新忍法の副作用で丸いものが怖くなってしまい・・・。

 

敵の忍者に新忍法を盗まれた時の対策として、

「忍法・円心神隠し返し」もちゃんと編み出していたハットリくんは優秀な忍者である。

 

ことわざでよく聞く「生兵法は大怪我のもと」を地でいくようなオチでありました。

ハットリくんは「円心神隠し」とは逆に回転したから副作用が治ったんだろうか?

 

 

 

 

■第536話

ケンイチ氏の貧乏ゆすりの癖をなんとかしようの会。

悪癖を直そうとするのではなく、その貧乏ゆすりを有効活用しようと考えるのがハットリ流だ!

 

ハットリくんがケンイチ氏の貧乏ゆすりからヒントを得た

新忍法「忍法ゆすり寄せ」は行儀が悪く見えるだけなので、良い子はマネしないようにしましょう。

 

 

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ジグソーパズルの絵柄が、エスパー魔美

 

 

 

 

■第537話

ママ上、ハットリくんからカルチャースクール感覚で忍術を習うの巻。

でも、手裏剣や水蜘蛛など、ハットリくんから忍者の基本が学べるのはちょっと羨ましい気がするぞ。

 

ケムマキの作戦は失敗におわっていましたが、

あのままうまくいっていれば、調子に乗ってくノ一の格好をするママが見れたかもしれないので、

できればある程度放っておいてもらいたかったですね・・・。(いかがわしい考え)

 

 

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あと、火事場の馬鹿力とはいえ、

塀やドアをマンガみたいに突き破っていたママがすごすぎる。

このシーンのインパクトのすごさに、今回のお話のすべてを持っていかれてしまった。

 

 

 

 

■第538話

ツバメちゃん登場回。(ネタバレ)

シノビノ博士からトゲ次郎の考えていることがわかる「トゲトゲ超能力テレビ」が送られてきたぞ!

超能力テレビ、なんとなく未来っぽいデザインをしているのが一番の特徴です。

 

サボテンのトゲ次郎に対して「なにサボってんだワン」と言っていた獅子丸。

これはダジャレのつもりで言ったんだろうか?

 

あと、ハットリくん第534話で開発した「気合い砲」をまた使っていました。

あの回と脚本家さんがいっしょだったとか?(メタ的考え)

 

 

 

 

■第539話

な、なんと!!ケンイチ氏が100点とった!!ケムマキイカサマで)

ケンイチ氏との約束によってシンちゃんの女装が見れるの、マニアにはたまらない回かもしれないですね。

 

この回の教訓は「たとえどんなに無理そうなことでも実現することがあるから気をつけよう」なんでしょうか。

池に紙を落として濡れるパターン、前回(538話)のお話とシンクロしてますね。

 

なんやかんやでケンイチ氏が勉強に励むようになったので、結果オーライなのかも。

 

 

 

 

■第540話

ツバメちゃん登場回。(本日2回目)

夢でうなされたことがキッカケで、「ドッペルゲンガー現象」の存在を知るケムマキであったが・・・。

 

「分身の術」だったり「ケムマキが夢でうなされる」など、ちょっと前に見た要素が多すぎるのが気になったけど、

みんながハットリくんのコスプレをする姿が見られる回だったりするので、まあいいでしょう。

 

普段はあんな感じだけど、

ドッペルゲンガーで死ぬかもしれないハットリくんの心配をしてくれたケムマキ、やっぱりいいやつです。

 

 

 

 

■第541話

ケンイチ氏の布団干し回。

完全なる一発ネタだと思っていた「超能力トゲトゲテレビ」がまた使われてたのでびっくりしました。(ひどい)

 

布団を天日干ししてるだけで「おねしょだ」とからかってくる友だち、ものすごく嫌だなあ。

先生たちに指導を徹底してもらいたい。

 

ハットリくん曰く、

どんな事態にも対応できるように、常に数百種類の隠れ蓑を持ち歩きながら生活しているらしい。

いくら何でも、それはさすがに盛ってるんじゃないのか?

 

 

 

 

■第542話

夢子ちゃんに気に入ってもらおうと、忍法でお部屋の模様替えだ!

「模様がえ」というサブタイトルから、ケンイチ氏の部屋の家具でも動かすのかと思ってたら本当に壁の色を塗り替えていました。

アパートで同じことをやったら、敷金返してもらえなくなっちゃうやつだ!

 

それにしても、壁がすべてピンク色の部屋ってどうなんだろう?

あんなラブホテルみたいな部屋、夢子ちゃんは気に入ってくれるのかは不明です。

 

 

壁いっぱいに黒のペンキが塗られた部屋を見て、

夢子ちゃんからケムマキ君のネクラ!」と言われてしまったケムマキ

 

あの壁を見たら「ネクラ」なんて感想よりも、ただただ純粋に恐怖を覚えそうなもんだと思うんですが、それは。

ACの怖いCMを思い出してしまった。

 

 

 

 

 

というわけで、今週の感想は以上です。

次回のテレ玉藤子Aアワーは1月19日放送予定となっております。お楽しみにー。