第115話「魔の四段グリーン」
第116話「第三ホール運命の一打」
忍者ハットリくん
第474話「シンゾウ幼稚園に行くの巻」
第475話「忍法飛ぶ鳥に挑戦するでござるの巻」
第476話「クツをはいたハットリくんの巻」
第477話「はやきこと風の如しの巻」
第478話「秘伝!忍法先読みの術の巻」
第479話「ケン一氏お小言に反撃!の巻」
第480話「必殺!忍法エレキャットは手ごわいぞの巻」
第481話「ジグソーパズルで大さわぎの巻」
11月10日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第59回)の感想です。
今週はとくに書くことがないので、さっそく感想のほうにいかせていただきます。
今週の『プロゴルファー猿』は、
鷹巣・猿丸ペアと蛭田・力戸ペアによる、一期生vs二期生のゴルフ対決の様子を決着までお届けだ!
今回の試合の流れはだいたい原作どおりだったのですが、
お話の尺や盛り上がりを考慮してなのか第1ホールがまるまるカットされていたりなど、アニメ独自の細かい展開の違いが多く、
漫画の内容をうまく再構成したことによって、15分アニメとしてキチンと見ごたえのある作品になっていたのは流石のひとこと。
原作の流れを踏襲しつつも、アニメオリジナルキャラの出番も適度に挿入されていたのは、まさにプロの仕事といえましょう。
「魔の四段グリーン」もわかりやすさを考えてなのか、原作とはちょっと違う仕上がりになっておりました。
なんだか、立体地図の山みたいですね。
原作では、第4ホールで出てくる「モズ落とし」ですが、
アニメでは既に開発済みのため、試合の展開も猿丸によるウォーターハザードからの起死回生ショットで勝利を決める流れに変更。
そして、この改変のせいで、
鷹巣さんがピンショットに失敗して池ポチャをしてしまう損な役割を担うこととなってしまったため、
フラミンゴ打法を温存する鷹巣さんの足の引っ張り具合も、原作からさらにひどくなってしまう形に。
試合の形式がツーボール・フォーサムだから仕方ないとはいえ、
この勝負、一期生の代表が猿丸ひとりだけなら、あっさり勝ててたんじゃ・・・。
しかし、鷹巣さんのミスを猿丸が補うなど、
一期生は2人のチームワークが良かったのが今回の勝因のひとつといえますし、
二期生が負けてしまったのは、そのチームワークが凄まじいまでに悪かったのが原因だとも思います。
メンバー内で仲間割れしてしまうのは、チームが噛み合っていない証拠だ。
あと、蛭田が自らの勝ちを確信するあまり、ピンショットを狙わなかったのも大きな失敗だった。
「これは完全に自分が勝ったな」と思い込んで舐めプレイをしてしまうのは、
スポーツ漫画やバトル漫画においての、代表的な死亡フラグの例である。
猿丸たちと比べて、この勝負に真剣に取り組んでいなかったことが、
今回の試合で二期生たちが負けてしまった、一番の理由なのかもしれません。
そんなわけで、二期生との試合に勝った猿丸と鷹巣は、
ゴルフ特訓道場のプロテスト受験特待生の座をかけた最終テストに臨むわけですが、
そのテストの前に設けられた研修生全員が対象の一週間の特別休暇のあいだに、
紅蜂さんの指示によって、影プロのみなさんが猿丸のもとに続々やってくるらしいので、アニメのほうで最終テストが行われるのはまだまだ先だと思われます。
最終テストを前に、猿丸はまだまだ強くなるぞ!
来週へつづく。
あとこれは、劇中ではそれぞれの名前表記が何故かカタカナだったので、
「なんか外国人の名前みたいだな・・・」と思ってしまったシーンです。
ヒルタ・リキド。サル・タカス。
続いては10月6日以来、
5週間ぶりの放送再開となる『忍者ハットリくん』8本立ての感想です。
■第474話
幼稚園に行ってみたいシンちゃん、憧れの幼稚園児デビューだ!
シンちゃんは設定上「5歳」らしいので、たしかに幼稚園へ行っててもおかしくない年齢なんですよね。
5歳のわりにしては、けっこうしっかりしてる気がします。
でも、怒るとすぐに抜刀したり、幼稚園児相手に手裏剣を投げつけようとしちゃうところはまだまだ5歳児といったところかと。
忍者とは、耐え忍ぶ事こそが重要なのである。
火事のもとになるので、みなさんもタバコの不始末には気をつけましょう。
■第475話
「忍法ムササビ」に代わる、空を飛ぶための新たな忍法が今回誕生する!(しないかもしれない)
「団扇で扇がれた程度で使えなくなる忍法など時代遅れ」というケムマキの意見は一理あるけど、そんな簡単に新忍法ができるわけもなく。
ケムマキの口車にのせられたからとはいえ、
ちょっと失敗した程度でハットリくんにメタクソ言ってきた小池先生と夢子ちゃんは確実に視聴者からのイメージが悪くなったぞ。
ラストのアレはハットリくんの仕業なのかと思いきや、まさか影千代のリズム感が悪かっただけとは思わんかった。
■第476話
「主人公がクツを履くだけの回」でアニメ1本分のシナリオができてしまうハットリくんはやっぱりすごい。
本来は西洋の文化である「靴」をつくる技術まで継承してるとは、甲賀忍者って意外とハイカラなんですね。
なお、靴を履いたハットリくんの言うことには「靴は忍法に向かない」そうです。
「水を吸うと小さくなる靴を履かせることで足をマメだらけにするイタズラ」は普通にひどいと思うので、みなさんはマネしないようにしましょう。
ケムマキにそそのかされ、「靴を履いた状態での縄跳び対決」に挑んだハットリくんの運命や、いかに!?
■第477話
ハットリくんは三葉家の電話に早く出ることで忍者に必要不可欠な敏捷性を鍛えているそうです。
日常の中でトレーニングを積んでこそ、一流の忍者だ!
指定された公衆電話から公衆電話に移動して敏捷性を争うケムマキとの対決、映画のダイ・ハード3でやってたやつに似ている気がします。
相手が「参った」といわない限り終わらない、冷静に考えてみたら意味不明な対決だけど、
電話のかける側のケムマキの所持金がなくなって負けるパターンもありそうだから、現地に向かう側のハットリくんが有利な対決だぞ!
■第478話
ケンイチ氏がハットリくんから教えてもらった忍法「先読み」で、小池先生のご機嫌を伺っていく!
冒頭に出てきた給食の牛乳が三角パックなところに時代を感じますね。
ハットリくんとケムマキが小池先生の行動を読んでいくつもりが、
だんだんと小池先生のバッドエンド大喜利対決になっていく様は必見ですよ。
そして、肝心の先読み対決のほうは、ベッドを持ってきたケンイチ氏の勝ちということでいいんでしょうか。
■第479話
もう二度と怒られないようにママの弱みをつかもうとするケンイチ氏と、それを防ごうとするハットリくん。
ケンイチ氏のアレっぷりとママのおとぼけっぷりが存分に出ているお話だぞ!
「忍法ゴミ散らかし」はママから「ケンイチが散らかしたんでしょ」といわれたら、普通に詰んでしまうとおもうんですがそれは。
最後にハットリくんが言っていた台詞「フンドシニントシ」とは、一体なんだ?
それにしてもケンイチ氏は、ちゃんと毎日日記をつけてるんですね。
この時点で毎年日記が三日坊主になるのび太くんよりも立派だ。
■第480話
獅子丸の忍法「怒り火の玉」に対抗すべく、静電気をつかった新忍法「エレキャット」を生み出した影千代。
てっきり見掛け倒しで終わるのかと思いきや、思いのほか強力な忍法であり、
最終的にはオールスター大戦みたいな回になっていたので、今週の放送分では一番見ごたえのある派手なお話になっていました。
今週のハットリくんのおススメ回をひとつ挙げるとするなら、この回を選びたいです。
そして、電気技を演出したいためか、背景色の点滅も多かったので、
部屋を暗くしてテレビの近くで見たらどうにかなっちゃいそうな回でもあったぞ!
今週のサムネイル画像、どっちにしようか悩みました。
■第481話
今週のオーラスはジグソーパズルにハマったハットリくんのお話。
チヤホヤされるハットリくんが気に食わないケムマキが、校庭いっぱいのジグソーパズルを自作して対抗するぞ!
なんでも伊賀忍者との勝負に持ち込もうとするのは、甲賀忍者の悪いクセである。
ケムマキが叩きつけた「俺が本当のジグソーパズルを教えてやる!」との挑戦状、文面がなんだか美味しんぼみたいだ。
ちなみにこのジグソーパズル対決は、
ケムマキが「勝負に勝って試合に負けた」みたいな終わり方をするので、気になる方はどっかで本編をご覧になってください。
というわけで、今週の感想はここまで。
次回の『プロゴルファー猿』は一週間後の11月17日。
『忍者ハットリくん』は「埼玉県公立高校入試の傾向と対策」放送のため一週お休みとなり、次回は11月24日となっております。
ハットリくん、また休むのか・・・。