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今週の『僕とロボコ』感想(第96話「遊園地とロボコ②」)

 

 

7月11日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年32号掲載『僕とロボコ』第96話の感想です。

ネタバレもあるのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週の『僕とロボコ』は、連載2周年記念で表紙&巻頭カラー微増20ページ!

 

 

 

ちょっと前まで「本誌の売り上げと直結するから」という理由で、なかなか表紙をもらえずにいたのに、

前回の表紙からたった6週間で、『ロボコ』史上3度目の表紙を飾ってしまった。

 

 

なるほど、これが「 ”アニメ化” のパワー」ってヤツか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに連載2周年記念として、いろいろなプロジェクトが明らかになっていたのですが、

その中でも、人気コスプレイヤー・えなこさんと『僕とロボコ』のコラボグラビアが実現していたのには驚いた。

 

 

 

 

 

shonenjumpplus.com

 

 

 

 

そのコラボグラビアの全容は、現在ジャンププラスで無料公開中

 

 

 

今回のグラビアは「エネルギー切れになったロボコのコスプレ」がコンセプトだと思えば、なかなか上質なものだったと思うのですが、

 

ジャンププラスのコメント欄を見たところ、

よく訓練された読者の皆様方からは「ヒザが貧弱すぎる」等の手厳しいコメントが多く寄せられていました。

 

 

 

 

ロボコは、どっかのウザメイドみたいに「全身筋肉のかたまり」というワケでもないので、

完全体ロボコのコスプレをするとなると、意外と難しそうなんですよね。

 

 

ロボコの完璧なコスプレをしたい人は、

適度にふくよかなボディを作り上げつつ、ヒザだけを猛烈に鍛える必要があると考えると、

ロボコのプロポーションは、意外と奇跡的な体型のように思えてきました。

 

 

 

 

TVアニメもこの冬に放送開始することが決まったらしいので、

『ロボコ』アニメ化と同時にロボコの本気コスプレを披露したい人は、今からジムに通って体を仕上げてこよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

『僕とロボコ』 第96話「遊園地とロボコ②」より

 

 

 

そんな連載2周年をむかえた『僕とロボコ』ですが、

本編のほうは「『EDEN』の幹部アームズ」とロボコによる、シリアスバトル展開の真っ最中!

 

 

 

 

いつものギャグ要素や『SAKAMOTO DAYS』のパロディを挟んでいくなど、

シリアス展開のスキを狙って、ロボコが優位なポジションをつかみ取ろうとしていましたが、

 

刺客・アームズは、人類滅亡を狙う組織『EDEN』の最高戦力のひとりとされる男。

なんと、ギャグ漫画のノリをまったく受け付けてこない!

 

 

 

いつものノリが全く通用しない相手と対峙したことで、ロボコも劣勢を強いられ続けていた。

 

 

 

 

 

 

一度死んでも、翌週にはフツーに生き返ってるのが当たり前のギャグ漫画の世界で、

とことん「シリアス」を貫いてくるのは、掟破りにもほどがある。

 

 

例えるなら『よしもと新喜劇』で、ひとりだけVシネマの演技をやっているようなもんです。

うーむ、うまい例えが思いつかんかった。

 

 

 

とにかく、ギャグの世界にガチンコのバトルを持ち込んできたアームズ相手に、

ロボコは敗北を喫してしまうのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ご主人様であるボンドくんを守るために、

ここでロボコが、領域展開で『麻魔出霞屠(あさまでがすと)を発動。

 

 

 

 

『麻魔出霞屠(あさまでがすと)』の詳細ははぶきますが、これまでの勢いはどこへやら。

いきなりハジケリストみたいな技を使われたことに動揺したのか、アームズはあっさりと敗北。

 

 

ロボコはアームズの精神を完全破壊したうえで、勝利を収めたのでした。

ボンドくんたちの楽しい1日を守れて、よかったねロボコ!

 

 

 

 

 

そして『僕とロボコ』がシリアスバトルをやろうとすると、

『SAKAMOTODAYS』や『呪術廻戦』ではなく、ボボボーボ・ボーボボ』みたいになってしまうことも判明。

 

 

個人的に、今回のバトル展開の読者人気がよかったら、

「『僕とロボコ』がバトル漫画に鞍替えしちゃうんじゃないか?」と杞憂していたので、

これには、ちょっと安心しました。

 

 

 

 

 

 

それにしても、今回あんなにカッコよく戦っていたアームズさんは、

あっという間に再起不能になってしまった。

 

もしも彼が復活したとしても、あんな無様な負け面(づら)を見せてしまった以上、

シリアスキャラには、もう二度と戻れないでしょう。

 

 

 

初登場の時は、あんなに強者感を出していたタリーも、

今週のお話で『EDEN』に返り討ちを食らっていたことが回想ベースで判明したりと、

ロボコに関わった人物(オーダーメイド)たちは、みんな弱くなっちゃっている気がします。

 

 

もうこうなったら、ロボコもあえて『EDEN』の仲間になってみてはどうだろうか?

『EDEN』のポンコツ組織っぷりがあらわになって、人類滅亡計画もウヤムヤになっちゃうかもしれないぞ。

 

 

 

 

 

【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】

 

『逃げ上手の若君』 第70話「名乗り1335」より

 

長寿丸のくせに生意気だぞ!