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今週の『僕とロボコ』感想(第97話「ロボコとロボコ」)

 

 

7月12日(火曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年33号掲載『僕とロボコ』第97話の感想です。

ネタバレもあるのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承認欲求が服を着て歩いているような性格ゆえに、

自分がモチーフとなったフィギュアにすら、嫉妬の炎を燃やしてしまうロボコ。

 

そんなロボコフィギュアが、とつぜん自我を持った状態でしゃべり始めて・・・。

 

 

 

 

 

見た目こそはロボコにそっくりなフィギュア(※以下「ミニロボコ」表記)だけど、

あくまでもミニチュアなので、性格自体はロボコとだいぶ違っているようでした。

 

 

もしもこの回がアニメされた時は、ロボコ役の人じゃない声優さんがミニロボコの役を演じていそうです。

 

 

どうせやるなら、ここは意外性をねらって「人気若手声優」か「大御所ベテラン声優」に、ミニロボコ役をやっていただきたいところ。

いや~、今からアニメ化が楽しみでしょうがない!(関連AA)

 

 

 

 

 

そんなミニロボコの挑発に乗ってしまった形で、

じつはロボコには「自分の体を小っちゃくできる機能」が存在することが判明。

 

 

使えるタイミングがなかなか有りそうでなさそうな新機能だけど、

読者からのあら探し対策として「一度小さくなると元に戻るまで時間がかかる」という仕様をあらかじめ主張しておくのは、なかなかいい作戦なんじゃないかと。

 

 

 

 

これなら、イジワル読者から「あの時、小っちゃくなればすぐ解決できてただろ」と野暮な突っ込みをされても、

すべて「元の大きさに戻れなくなるからしょうがないでしょ!」の一点張りで押し通すことができるぞ!

 

 

ギャグ漫画に必要以上のツジツマ合わせを求めてくる奴なんざ、この程度の反論で十分だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、そんなわけで、

今週の『僕とロボコ』は、先日発売が決定した「鋼鉄のロボコ」ガッツリ宣伝回(?)でした。

 

 

 

 

ううむ、このマンガ。

「何かグッズができたら、それで一話やっちゃう作風」を完成させつつある・・・。

 

 

むしろ、今回のオチと『鋼鉄のロボコ』の耐久性のアピールを両立できるお話を見事に構成しているところを見るに、

すでにこの作風は完成しちゃってるのかもしれない。

 

 

 

『ロボコ』の作中で面白おかしく宣伝してもらいたい企業の方とのコラボ案件、是非ともお待ちしております。

 

 

 

 

とはいえ、「落としても壊れなさそうだから」という理由で、

わざと『鋼鉄のロボコ』を二階から落としたりするのは、絶対にやめましょう。

 

 

今週のお話を読めばわかるように、人形やオモチャにも「命」があるんですからね・・・。

 

 

 

 

 

【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】

 

『ウィッチウォッチ』 第70話「秘密の衝動」より

 

 

ジキル博士とハイド氏』のタイトルを見て、

『ジキルハイド』のことを連想しちゃう人は、もう立派なドラえもんファンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、藤子ネタとは全く関係ないのですが、

このシーンの「エヴァのフィギュアで遊ぶ綾波」が非常にかわいく思えたので、誰かファンアートを描いてほしいです。

 

貞本先生、何かのキッカケでこの回の『ロボコ』を読んでくれたりしないかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

【おまけの話題】

 

『アオのハコ』 第61話「予定あるんだ」より 

 

今週の『アオのハコ』で千夏先輩がメイド服を着ていたのは、

アニメ化が決まった『僕とロボコ』に向けてのアピールだったりするのか?(多分考えすぎ)