2月21日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年12号掲載『僕とロボコ』第77話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
ロボコには内緒で洗濯機の買い替えを検討していた、平(たいら)家のみなさん。
そして、その相談を聞いて「自分が捨てられる」と勘違いしてしまった結果、
15ページにわたって、全力の空回りを見せてしまうロボコが見どころのお話となっております。
普段は周りの人物たちを振り回してばかりのロボコですが、
ちょっとしたボタンの掛け違いで、逆に振り回されてしまう様もなかなかにチャーミングでした。
普段はやる気を出さないでいたロボコが、
事の深刻さに気付いてからようやく頑張り始めていたところを見るに、
きっとロボコは、8月31日になってから夏休みの宿題に手を付け始めるタイプなんだろうなあと思ったり。
もしくは、テストで赤点をとって、追試が決まってから猛烈に勉強をし始めるタイプ。
あれ、もしかしてロボコって、学生時代の自分そのものだったのでは・・・?
己(おのれ)の居場所を乞うべく、必死で行った泣き土下座はまったくのムダになったものの、
ロボコはこれからも家に居ていいことになった。
まあ、そもそもロボコを追い払おうなんて話も、はじめから無かったわけでしたからね。
とはいえ、人生(ロボ生?)最大の危機を乗り切ったことで、
ロボコがすっかり元のだらけきった状態に戻ってしまったのは、はてさて何と言えばいいのか。
のど元過ぎれば、熱さを忘れる。
ボンドくんはどんなことをされても、ロボコを捨てるマネはしないと思いますが、
あまりにも目に余る自堕落っぷりを見せ続けていると、以前よりも冷たく接するくらいのことはやりそうなので、
この度の反省はちゃんと心に刻んでおいたほうがいいぞ。
今回のロボコには、人間臭さのすべてが詰まっているような気がします。
家事手伝いはするけど、普段はメシばかり食ってるだけの同居人は、
ほとんどニートと変わらないということに、はたしてロボコは気づいているんだろうか?
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今週の『ドロンドロロン』より。
イザナギ隊本部のみなさんも、コーヒーのお供にどら焼きを嗜んでいました。
この漫画における「どら焼き」の存在って、何かの大きな伏線なんだろうか?
あと、今週の『あやかしトライアングル』で、
比良坂命依さんが、前人未到の5教科0点を達成していました。
でも、作中で描かれていないだけで、
のび太くんもこれくらいの記録は既に成し遂げているのかも・・・。
WJ12◆
— 「巻末解放区!WEEKLY 週ちゃん」公式 (@WEEKLY_shuchan) 2022年2月21日
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やったね