5月23日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年25号掲載『僕とロボコ』第89話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
今週は、不定期で『ロボコ』に登場することでお馴染みの男・芹澤岳がでてくるお話!
でも内容自体は、芹澤とほとんど関係なく、焚き火でロマンチックな気分になってしまった男たちの様子をお送りします。
焚き火を目の前にすると、なんとなく気分がアガってしまうのはわかる。
普段の生活ではまず無いであろう非日常的な状況が、男のロマンチックな部分をくすぐってしまうのである。
この気持ちは、今回の円ちゅわんのように、女性にはあまりよくわからない世界なのかもしれません。
ただ、焚き火を前にロマンチストになってしまったボンドくん達の言動自体は、
女性どころか、男にもよく理解できないような世界観だった気がする。
どうも彼らにとっては「押し花」や「ポエム」をすることが、よりロマンチストに溢れる行動らしいです。
やはり、少年ジャンプの誌面を通してではなく、
現地でボンドくん達とひとつの焚き火を囲まなければ、彼らの「ロマンチック」な世界観に共感することは難しいのかも。
あの状況における「ロマンチックの正解」を理解するのは、円ちゅわんじゃなくとも大変だぞ!
今回のロマンチスト勝負は最終的に円ちゅわんが勝利を収めたけど、
本人もよくわからないままの勝利だったので、あの場での実質的な勝者はひとりもいなかったように思える。
いやはや、今回の『僕とロボコ』は、なかなかに理解のむずかしい回でございました。
やはりここは、自分も家を飛び出してキャンプ場に赴き、
実際に焚き火をしてみれば、今回のボンドくん達の気持ちが少しはわかったりするのだろうか?
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今週の『呪術廻戦』は、なんだか『のび太とアニマル惑星』っぽいなあと思いました。
こういうゴリラのキャラ、あの映画にも出てきてなかったっけ?