7月8日発売、ヤングジャンプ第32号掲載『イビルヒーローズ』第7話の感想です。
第1話ためし読みはこちらからどうぞ。
空を飛ぶイビルヒーロー、アントワープ・バードとの戦いに苦戦するヒデオ。
そんな中、瀕死のシュウジを救うために吉備杏(きびの・あんず)が助けにきてくれた!
この作品のヒロインポジションっぽい人が、第6話目にしてようやくの初登場ですが、
さりげなく第1話の扉絵にも出てきていた人である。
個人的には、光永康則作品に出てきがちなタイプのヒロインの登場にものすごくテンションがあがっているのですが、
ヤングジャンプ読者的には、彼女のことをどう思っているんでしょうかね。
とりあえず「頭に紙袋を被っての登場」は、
初見読者にもかなりのインパクトを与えたと思うので、掴みはオーケーといったところか。
さらにダメ押しとばかりに、自身への多少のダメージを覚悟した、
アントワープ・バードの攻撃をあえて受けるパフォーマンス*1で、読者の心をガッツリと掴みにかかる!
でも、前回のお話でバードの攻撃を食らったシュウジは肋骨全部折っちゃったわけだけど、
彼女の肋骨は、はたして大丈夫なんだろうか?
吉備さんが吐血しているところを見るに、まったくダメージを受けていないわけでもなさそうだし、
生まれつき体が頑丈にできているのか、かなり我慢強いかのどっちかだ。
彼女の強さの秘訣と、ヒデオたちが育った養護施設「ふくりゅうの家」の秘密は、
次回のお話で明らかになりそうなので、とりあえず来週まで待つことにしましょう。
ちなみに、アントワープ・バードとの戦いについては、
吉備さんの勇気ある行動によって、煙幕を使えばなんとか逃げられそうだということが判明しました。
さすがの猛禽類ヒーローでも、視界不良には弱かったらしい。
一見、万能っぽく見える英雄に似つかわしくない、まさかの意外過ぎるベタな弱点であった。
*1:あくまで主観です