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【漫画感想】イビルヒーローズ 第9話「ミラージュ仮面①」

 

 
 

7月22日発売、ヤングジャンプ第35号掲載『イビルヒーローズ』第9話の感想です。

合併号休み明けで、2週間ぶりの最新話だ!

 

 

 

 

 

 

 

前回。「あいつに確かめたい事がある」と告げ、

ふたたび、アントワープ・バードと戦うことを決意したヒデオ君。

 

 

 

 

上空からヒデオ君の姿を確認したアントワープ・バードも、

 

 「説明して貰おうか」

 「英雄殺しを企む お前たちの力の秘密を・・・! 」

 

 

と、一般人相手に、前回の戦いで後れを取ってしまったことを反省し、

今回は、全力でヒデオ君を倒す気でいるようだ。

 

 

 

 

ヒデオ vs アントワープ・バード戦。

もしかしたらこの戦いは、かなりの長き戦いとなる可能性がある。

 

 

これは読者側も、ある程度の長期戦を覚悟するべきなのか・・・?

 

 

 

 

 

 

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そんな長期戦への覚悟も決めた上で、次のページをめくったのですが、

その次のページには、ヒデオ君の手刀で体を貫かれるアントワープ・バードの姿があった。

 

 

アントワープ・バード、まさかの瞬殺である。

 

 

 

 

 

シルバーのアントワープ・バードと君では実力の開きが大き過ぎた」発言をもとにすると、

 

どうやら、前回言っていたヒデオ君の「確かめたい事」の正体とは、

「もしかしてアントワープ・バードって、自分よりも弱いんじゃね?」という確認作業のことだったようだ。

 

 

 

ヒデオくんも、強敵を相手にそれなりの恐怖を持っていると思いきや、

まさか、自分の強さを確認するための「試し割り瓦」扱いをするほどに、アントワープ・バードをナメきっていたとは。

 

 

 

 

 

まあ、正直な話、

「お話の都合上、どんな劣勢でも最終的にはヒデオくんが勝つんだろうな」と思ってはいたけど、

せめて、来週のお話まではもっていてほしかった。

 

ページめくったらもうやられてるとか、これじゃ完全に噛ませ犬扱いですよ。

 

 

 

登場したての頃は結構強そうな印象だったのに、

最終的には、見事な噛ませ犬となってしまったアントワープ・バードさんであった。

 

 

 

 

 

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そんなヒデオ君の強さを知った『ふくりゅうの家』施設長・十条寺郷士は、

自分がかつて「ミラージュ仮面」なる名で自警活動を行っていた過去を明かし、英雄殺しへの協力を仰いでいく。

 

 

 

 

たしかに「『邪悪なもの(イビルズ)』を滅ぼしたい」という動機と利害は一致しているので、

装備も充実している十条寺サイドと手を組むのは、べつに悪くない話ではある。

 

 

 

ただ、今回のお話でヒデオ君と出会うまでの十条寺が、

英雄を殺すために孤児にいろいろな実験をしていた疑惑はまだ解消されていないので、まだ協力するかどうかは保留にしておきたい。

 

 

 

 

 

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ちゅうか、十条寺がこんなリアクションしているところを見るに、

普段は吉備さんのことを「あいつは役には立つけど、英雄殺しには使えない奴」程度にしか思っていなさそうだ。

 

自分の部下を捨て駒にしか思っていないようなヤツと協力するの、非常に危ないぞ!

 

 

 

 

そんなこんなで今のところ、自分の中で十条寺のイメージがどんどん悪くなっているので、

次回のお話で、なんとかイメージの回復があることを望みたいです。

 

 

 

 

ミラージュ仮面の過去と、「邪悪なもの(イビルズ)」との関係とは、なにか。

物語は次回につづきます。

 

 

 

 

 

 

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あの杖みたいなやつ、スペアがいっぱいあるんですね。