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今週の『僕とロボコ』感想(第47話「ルリとスランプ」)

 

 

6月28日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ30号掲載『僕とロボコ』第47話の感想です。

 

 

 

今週から連載のはじまった『レッドフード』は、おとぎ話をモチーフにした作品。

人狼のお腹の中から相手のトドメを刺すのは、赤ずきんのセオリーだ!

 

 

新連載ながら世界観もよく、絵や話も個人的にお気に入りだったので、今後も注目していきたいです。

 

 

 

 

あと、ネット上の感想でもみんなが言ってましたが、

大人モードのグリムさんのズボンがパツパツになっていたのがとても気になる。

 

 

 

怪物退治を生業にする者として、やっぱり普段から脚も鍛えているんでしょうか。

でも、あんなにパツパツだと動きに制限がかかりそうだから、もっと動きやすい格好にすればいいのでは?

 

 

きっとグリムさんもいろいろな服装を試した末に、あのパツパツズボンスタイルに行きついたのでしょう。

もしくは作者さんがヒロアカの元アシだから、ああなってしまったのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

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スランプに悩むルリちゃんの前に、漫画家コンビ・サイコーとユージンがあらわれた!

 

うおおおお! 

『僕とロボコ』の世界、ジャンプキャラのそっくりさんばっかりいやがる!

 

 

 

バクマン。』の内容を「漫画家で売れっ子になって声優と結婚する話」とざっくりまとめただけで、

まさかこんなにもおもしろくなるとは思わなかったです。

 

 

 

 

 

ひと昔前だったら、この手の漫画家コンビキャラは、それこそ『まんが道』の満賀・才野がパロディされててもおかしくなかったのに、

今ではすっかり『バクマン。』の2人がパロディされるようになってしまった。

 

 

藤子ファンとしては、ちょっと寂しい気分です。

 

 

 

 

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でも、よく考えたら、

ちょっと前の『僕とロボコ』にも、満賀と才野っぽいキャラが登場していましたね。

 

 

『僕とロボコ』は藤子ファンにとっても、やっぱり優しい作品だ!

 

 

 

 

 

ボンドくんの助言によって、

初心にかえって「自分が楽しんで漫画を描くこと」を思い出せたルリちゃん。

 

新妻エイジばりのスピードで描き上げたラブコメは本誌掲載となり、

ルリちゃんは無事スランプを脱出することができたのでした。

 

 

 

 

「自分が描いていて楽しい漫画を描くこと」は、たしかに大事なことである。

しかし、プロの漫画家となると「読者を楽しませること」も重要になってくるんですよね。

 

 

 

この前、『トキワ荘の青春』という映画を見に行ったのですが、

その映画の中で「テラさん」こと寺田ヒロオ先生も、「自分が描きたい漫画」と「読者が読みたい漫画」とのギャップに悩み、苦しんでいた。

 

 

コミケやWEBなどで発表するぶんなら、ある程度は好きに漫画を描いてもいいのですが、

 

プロの漫画家は商業誌に自分の作品を載せる以上、「自分が描きたい漫画」だけを描くわけにはいかない。

そこがつらいところです。

 

 

 

 

なので自分は、「読者が求めているもの」を描き続けているプロの漫画家さん達のことを、本当にすごいと思っています。

 

 

プロの漫画家を目指す、

ルリちゃんのまんが道はこれからも厳しい道となっていきますが、是非とも頑張ってください。

 

 

 

 

・・・なんか、今回の感想はほとんど『まんが道』関連の話になってしまいました。

申し訳ございません。

 

 

 

 

 

【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】

 

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真剣に漫画を読むボンドくんの顔が・・・。

 

 

 

 

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「誰か」と被って見えるんですよねえ・・・。

 

 

 

 

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