10月17日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年46号掲載『僕とロボコ』第109話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
僕とロボコ 第109話「ジャンプラとロボコ」より
漫画家・我知ルリ先生の読み切りが「ジャンププラス」で公開だ!
第35話でジャンプGIGAに漫画が載って以来、着実にジャンプ作家への道を歩み続けるルリちゃんである。
お次は、少年ジャンプ本誌読み切り掲載を狙っていくつもりか?
ちなみに、今回ルリちゃんがジャンプラで発表した作品、
「伸身!!ムーンサルトキッス」の閲覧数は、64万5000ビュー。
数字だけを見たら、なかなかの閲覧数に見えるけど、実際のところはどうなのでしょうか。
そして、ルリちゃんに追いつけ追い越せとばかりに、
我らが平ロボコ先生も、ジャンププラスで最新作「ロード・トゥ・ロボコ ~膝しかみえねぇ~」を公開。
ロボコ先生曰く「ページ数自由なのではりきっちゃいました☆」と語る、240ページの超大作に対し、
ジャンプラ読者からは「今世紀最悪の駄作」「融合くん以下」など、イキな感想コメントを貰いまくっていた。
実際に読んでみないと、どういう読後感になるのかはわからないけど、
いくら面白い作品であっても、240ページもある漫画を一気に読むのは、流石にしんどすぎると思うぞ。
いま、ちょうど手元にあった『こち亀』の34巻を見てみたのですが、
単行本巻末にある著名人からのコメントを含めても、わずか195ページしかありませんでした。
読み切り一本だけで『こち亀』越えを果たしてしまったロボコである。
そして、ロボコが『ジャンププラス』更新の時刻である、
午前0時ちょうどに自演コメントを送っていたのも、彼女が普段からジャンプラを読み込んでいる証です。
作中でロボコも言っていましたが、ジャンプラのコメント欄って、
何やかんやで0時ちょうどに投稿されたコメントに「いいジャン」が集まりやすい傾向がありますからね。
そして、そんな仕様を悪用して、明らかな「いいジャン」狙いコメントを残したり、
他の漫画のネタバレを書き込む奴がいたりするので、上記の傾向はいずれなんとかならないものか。
あと、ランキング下位の漫画作品のコメント欄が、
「こんなに面白いマンガがなんで順位低いんだ」系のコメントばっかりになるのもアレなので、
そのうち、ジャンププラスのランキング制度も廃止してもらえれば・・・。
うーむ、いつの間にか「ジャンププラス」の愚痴ばっかりになってしまった。
そんな、玉石混合ともいえる「ジャンププラス」のコメント欄ですが、
自分の作品を応援するコメントを見て、ルリちゃんもロボコも次回作へのモチベーションを大いにもらったようです。
ただし、モチベーションが上がったからといって、
すぐに次作を書き始めるかどうかは、作家さんのやる気によって変わってきますが・・・。
今週の『ウィッチウォッチ』も、『ロボコ』と同じマンガ制作回だったせいで、
なんだかロボコが創作をサボっているように見えるオチだったのが、いささか心外だ。
ジャンプ連載作家だって、べつに24時間ずっとマンガ描いてるわけでもないでしょうに。
ゲームをやったり、他の人の作品を読むなど、漫画づくりには息抜きやインプットの時間も必要なのである。
ロボコだって、あのラスゴマではサボってるように見えるけど、
見えないところではちゃんとマンガを描いているのです。たぶん。おそらく。きっと。
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
すみません。今週は無かったです。また来週。