第141話「喬四郎の秘密」
第142話「10オーバー」
2月23日(天皇誕生日)放送の、テレ玉藤子Aアワー(第73回)の感想です。
今週の『忍者ハットリくん』は、祝日恒例の「ジャパネットたかたテレビショッピング」放送のためお休み。
というわけで、今回は『プロゴルファー猿』の感想だけやらせていただきます。
なお、今回の記事は、いつものように感想記事を書こうとしたところ、
何故かHDDレコーダーの電源がつかないトラブルが発生していることに気づいたので、
いつものようなテレビ画面の直撮り画像は無しで行きたいと思います。
(※HDDレコーダーが復帰したら画像も追加する予定です)
(※追記:HDD復旧しましたが、録画データが消滅していたのでやっぱり今回は画像なしでやります。)
よって今回は、以下の感想も映像の見返しなしの記憶のみで書いているので、
詳細が間違っている箇所もあると思いますが、そこはスルーしていただけると幸いです。
よろしくどうぞ。
プロテスト最終日。
猿丸、剣崎、流喬四郎らが白熱したプレーを見せていたその頃、
ひとり単独行動を続けていた紅蜂さんは、
修羅球寺の師範代・球心から流喬四郎が心臓の疾患を患っており、
数日にわたるプロテストによって、彼の体はとうの昔に限界を超えていることを突き止めていた。
心臓の疾患で長期間の運動が無理なのだったら、
プロテストが休み(順延)だった日(第138話)に、ひとまず休んでおけばよかったのに。
なんでせっかくのプロテスト休みの日に、猿丸にゴルフ勝負を挑んでいたんだろう?
しかし、自分の身体のことは、自分が一番わかっている。
1日休んだ程度じゃ心臓の不調が完全に治らないことはわかっているので、
それならまだ動けるうちに猿丸を倒しておこうという算段だったのかもしれない。
うーむ、やっぱり流喬四郎は人生を生き急ぎすぎている気がする。
流喬四郎が必死に合格しようとしているプロテストも、べつに今年しかやらないわけでもないので、
今年のプロテストは体力的にムリだったから、
しっかり体調を整えた上でまた来年頑張ろうと気持ちを切り替えるやり方もあったはずだ。
しかし、それでも無理を押して流喬四郎がプロテストに参加し続けているのは、
きっと彼の中に、「どうしても今回のプロテストに合格しないといけない理由」があるということなんでしょう。
あまり考えたくないけど、喬四郎の余命があと一年しかないとかだったりしたらどうしよう。
これまでのお話を見るに、
流喬四郎は今回のプロテストに合格することで、自らを育ててくれたミスターXへのお恩返しをしようとしているのかもしれない。
ただ、ミスターX自身は、流喬四郎が心臓の疾患を抱えていたことをまったく知らなかったそうなので、
彼の抱える疾患のことを知らずに与えた「猿丸にトップ合格させるな!」という命令を、流喬四郎が思いのほか重く受け取っている可能性がある。
命令を与えた側のミスターXが直接止めに入ってくれれば、
流喬四郎もさすがにリタイアしてくれると思うんですがどうでしょうかね。
なお、ミスターXよりも先に球心さんがプロテスト会場に乗り込み、
流喬四郎に「プロテストをリタイアするべきだ」と説得をしていましたが、
当の本人からはそっぽを向かれ、
球心さんも「止められん・・・」と、説得をあっさり断念していた。
大事な人の命がかかっている状況なんだから、そこはもうちょっと粘ってほしかった。
球心さん、ああ見えて実は気が弱かったりするんだろうか?
テレ玉で放送されている『プロゴルファー猿』は、来週の放送でいよいよ最終回。
猿丸のプロテスト合格を信じて中近東へ向かう紅蜂さん。
「プロゴルファーになった猿丸」のことを考えるおっちゃんと若葉ちゃん。
影野小次郎との再会を果たし、そのままいい感じになっていた猿丸のお姉ちゃん。
水泳の進級テストに励む、大丸と小丸・・・。
さまざまなキャラたちの群像を描いているのは、いかにも最終回間近といった感じがします。
なお、影野小次郎は猿丸との戦いの後に、影のプロゴルファー組織から抜けていたらしい。
あの組織って一度入ったら二度とやめられないのかと思っていましたが、意外とすんなり辞められるもんなんですね。
そんな簡単にやめさせてもらえるんだったら、
猿丸もお試しで一回くらい影のプロゴルファー組織に入ってみてもいいんじゃないか?(他人事)
しかし、影野小次郎が影プロを辞めたときの詳細が描かれていなかったので、
「影プロやめる宣言」をした場合、ヤクザが組を抜けるときの「けじめ」のように二度とゴルフができない体にさせられてしまう可能性もある。
『プロゴルファー猿』は昭和の漫画なため、
影のプロゴルファー組織にも、昭和特有の戒め風習が残っていそうだ。
安易な組抜けはリスクが高すぎる。
おそらく影野小次郎も、二度とゴルフができない体になることも辞さない覚悟で、
ミスターXに直接「影プロをやめる宣言」をしに行ったことでしょう。
やっぱり怪すぎる組織には、はじめから入らないほうがクレバーですね。
文字通りの命をかけたプレーで、猿丸のトップ合格を許そうとしない流喬四郎。
そして剣崎も調子を取り戻し、猿丸たちのスコアに追いついてきた。
熾烈極まる熱戦となったプロテストの行方や、いかに。
次回、プロゴルファー猿最終回「プロテスト最終日 18番ホール」に続く!
なお、『プロゴルファー猿』終了後も、
この枠では続けて『新プロゴルファー猿』も放送するようなので、『猿』自体はもうちょっとだけ続くようです。
猿谷猿丸の物語は、まだまだ終わらないぞ!
というわけで、今週の感想は以上です。
次回のテレ玉藤子Aアワーは3月2日放送予定となっております。お楽しみにー。