第137話「ミスターXとの契約」
第138話「流 喬四郎」
忍者ハットリくん
第576話「伊賀忍法で雲の上の巻」
第577話「電車はちょっぴり苦手でござるの巻」
第578話「すてきなかくれ家をみつけちゃおうの巻」
第579話「氷の彫刻すりかえ作戦の巻」
第580話「据え膳食わぬは忍者の恥の巻」
第581話「お仕置はちょっぴりクサイでござるの巻」
第582話「獅子丸はエリート忍者犬でござるの巻」
第583話「盗まれたママ上の巻」
第584話「男度胸のプロポーズでござるの巻」
第585話「ケムマキ氏は拙者を超えた!?の巻」
第586話「人さわがせなくの一変身の巻」
2月9日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第71回)の感想です。
じゃあ早速、今週の『プロゴルファー猿』の感想へいきましょうね。
2日目は出だしからミスショットをする不安な立ち上がりとなりましたが、
その後はなんとか調子を取り戻し、初日に続いて2日目もトップ通過を果たした猿丸。
その間に、成績下位となった塚内さんがプロテストから去ったりなどもしているのですが、
ちょっとそこらへんは時間がないので、その詳細は省かせていただきます。ごめんなさい。
また来年、塚内さんとプロテストで会えることを信じて ――――
原作の『プロゴルファー猿』の猿丸は、食べ過ぎによる腹痛で2日目が絶不調になっていたハズですが、
アニメ版における猿丸のお腹具合は 、今のところ特に変わりはないようです。
でも、今後の展開によっては、
アニメの猿丸もお腹を壊す可能性が十分にあるので、油断はまったくできないぞ。
今のうちに、日本アルバトロスシティ近辺のゲンノショウコの自生地を調べておくべきかもしれません。
そんな猿丸に対し、ミスターXは食事に誘うフリをして、
「プロテストをトップ合格できなかったら影の組織に入ってもらう(逆に、猿丸がトップ合格できたら世界一周ゴルフ旅行に連れて行く)」という、
自分に有利すぎる契約を結ぶことに、まんまと成功していた。
しかし、未成年(猿丸)にアルコール飲料を飲ませ、判断力を失わせてから契約を結ばせるやりかたは、
法にギリギリ触れるか触れないかの、かなりあぶない作戦である。
本放送当時は、アニメの中でのこういう行為も多目に見てくれたのかもしれませんが、
今の時代だと完全にアウトになっちゃいそうな気がします。
ミスターXがこのような危ない行動をとっている点を見るに、
彼もまた、猿丸を影の組織に入れるチャンスはもうこれが最後かもしれないと思っているのでしょう。
その場での口約束にならぬよう、
ちゃんと本人に覚え書きを書かせることで、契約に法的効力をしっかり持たせていたところは賢いといえますが、
一歩間違えたら逮捕エンドもありえただけに、ミスターXの覚悟も今までとは違っているように感じてなりません。
今回猿丸が結んでしまった「プロテストをトップ合格できなかったら影の組織に入る」という契約は、
「プロテストが諸事情で中止になった」「怪我で途中リタイアした」などののっぴきならない理由でも成立しちゃうので、そこらへんも実に不安だ。
ゴルフできなくなる程度の怪我を負わせるために、猿丸を闇討ちするヤツとかが出てこなければいいのですが。
迎えた3日目は、前日の悪天候で荒れたコースを直すため、一日順延に。
しかし、「テストの延期とはえらいことになった」「俺には時間がない」と語る流喬四郎さんは、
ミスターXの言いつけを完全に無視し、
猿丸に対して「負けた方がプロテストを棄権する」という、とんでもない罰ゲームをかけたゴルフ勝負を叩きつけてきたのでした。
試合のほうでも、雨水でビショ濡れなコースでの対決を強行したり、
相手のプレイをやたら急かしてきたりなど、喬四郎さんはやたらと生き急いでいる印象が見受けられた。
喬四郎さん本人は「俺は気が短いからな」と言っていましたが、絶対にそんな理由じゃないと思うんですがねえ。
先々週のお話で風呂からすぐに上がっていたのも、気が短い故の行動なのか?
結局このゴルフ勝負のほうは、試合が途中でウヤムヤとなってしまったため、
両者の対決はプロテスト3日目へと持ち越し。
「喬四郎さんはなんであんなにせっかちなのか?」に関しての答えも、次回までのお預けとなりました。
彼の秘密のすべては、まだまだわからないぞ!
ただ、今回の放送分で、
喬四郎さんは寝るときに全裸になる派ということだけは判明しました。
「イケメンキャラは裸で寝る法則」がここにもあったとは。
彼の苦しんでいる様子が気になりつつも、物語は次回へと続きます。
続きまして、今週の『忍者ハットリくん』の感想にいきます。
■第576話
夢子ちゃんを雲の上に乗せる約束をしたケンイチ氏。
伊賀の道具である「飛び綿」で疑似体験をさせようとするのですが、いつものようにケムマキが邪魔をしてきて・・・。
「飛び綿」って、たしか前にも出てましたね。
調べてみたら第483話に出てきて以来でした。約100話ぶりの登場ですか。
そりゃホコリも被っているわけだわ。
ケムマキがあれだけやっても、
夢子ちゃんがニセモノであることに最後まで気づかなかったケンイチ氏たちであった。
これはケンイチ氏たちが鈍感すぎるのか、夢子ちゃんが普段からアレな人に思われているのかのどっちなんだろう?
■第577話
新事実! ハットリくんは電車に乗るのが苦手!
たしかに伊賀の里に電車は走ってなさそうなので、あんな珍行動をとってしまうのも仕方がないのかもしれない。
沖縄の人が上京して初めて電車に乗った時のエピソードみたいだ。
でも、同郷出身のシンちゃんは別にそんなこと無さそうだったので、
やっぱりハットリくんだけが特別だったりするのかも。
現在はSuicaのおかげで、ハットリくんのように切符をなくす心配をする必要もなくなったので、
2021年のいまこそ、また電車に再チャレンジしてもらいたいところですね。
■第578話
ハットリくんが地図に書き記した「マル秘マーク」の正体とは、いかに!?
ケンイチ氏やシンちゃんは勝手に「ハットリくんの隠れ家の場所」だと推測していましたが、
普通に考えたら、地図に隠れ家の場所なんて記すわけないんだよなあ。
ハットリくんもあんなに設備を整えるくらいなら、はじめからカエルがいる場所に行かなきゃいいのに。
たとえ嫌いな生物でも生まれた子供に罪はない、という気持ちのあらわれなんだろうか?
ハットリくんがこんなに笑顔になってるところ、初めて見た気がする。
あの隠れ家、何も知らない人が資源ゴミだと勘違いして燃やされちゃいそうだから心配だ。
■第579話
Q:氷の彫刻のなかに入りこんだ夢子ちゃんの大事な指輪を取り出すには?
A:伊賀の特製しゃぼん玉で「型」をつくって、氷の彫刻をすり替えればいい!
小池先生は「氷の彫刻展」で優勝するほどに、氷の彫刻の腕前があるらしい。
以前も自分の裸体像を作っていた気もしますし、これからも「造形」の才能をどんどん伸ばしていってほしいです。
先生は、単なる蝶マニアじゃないぞ!
すり替えられた氷の彫刻は不完全なものとなってしまいましたが、
小池先生は校長先生に作品を褒められたことにより、これはこれでよくなってしまったっぽいです。
これなら、氷の彫刻を壊した犯人として、シンゾウや獅子丸が怒られる心配もなさそうか?
■第580話
ケムマキ発案! ハットリくんを太らせて、動けない忍者にしちゃおう大作戦!
(先に言っておきますが、いつものように途中でバレます)
影千代が太ったハットリくんのことを「フットリ」呼ばわりしていて、ちょっとふいてしまった。
言葉の響きが良すぎる。
今回はケムマキの家の冷蔵庫の食材が底をついて負ける形となりましたが、
ケンイチ氏たちが何も疑わずに差し入れの料理を食べていたところを見るに、どうやらケムマキは忍術だけでなく料理もうまいようです。
料理上手男子は、女の子にモテる要素のひとつですよ。
ケムマキが化けたツバメちゃん、本物より美人に見えるのは気のせい?
■第581話
第576話以来、5話ぶりに「飛び綿」が登場。
前回は約100話ぶりだったというのに、登場のスパンが謎過ぎる。
今回の「飛び綿」は、「郵便飛行船」の内部機構として登場。
プロペラを「指定された回数」でまわすことによって、指定の場所まで飛ばせるのはなかなか面白い発想だと思いました。
ケンイチ氏の「リンゴをあげるので宿題を教えてもらおう」という考え、リンゴくらい甘すぎるぞ。
伊賀の秘伝「ニンニク飴」。
紫色のビジュアルのせいで、クサさよりもヘドロ感がすごくてしょうがなかった。
どちらにせよ、あの液体は浴びたくないですね・・・。
■第582話
ハットリくん曰く、
獅子丸は普段こそアレですが、実はエリート忍者犬の家柄であるらしい。
彼のチャウチャウっぽい見た目も、先祖に中国犬の血が入っているからだったりするのかもしれません。チャイニーズ犬だ!
テレビの天才犬特集を見て不機嫌になってしまう獅子丸。
テレビの天才キッズ特集を見た家族から「お前と同じ齢の子がこんなことできるんだよ」と言われてスネる子供みたいだ。
いくら家柄や血統がよかったとしても、
日頃の努力を怠ったり、慢心をしまくっていたら当然ダメになってしまうので、
今回のケムマキの行動は、逆に本人(本犬?)のためになっていたかもしれないぞ。
■第583話
親元で離れて暮らす甲賀忍者も、たまには親が恋しくなるときもある。
ケンイチ氏のママ上を催眠で自分のお母さんにしてしまったケムマキは・・・。
ケムマキがさりげなく使っていた腕が上がらなくなる忍法、地味に恐ろしいぞ。
今回ケムマキがやっていたことは、今でいうところのNTRってやつにあたるのだろうか?
疑似的に親子になれたとはいえ、
一緒にお風呂に入ったり、耳掃除までしてもらうのは、さすがに甘えすぎなんじゃないかと。
今回は「失敗した感じの空気」になっていましたが、
ケンイチ氏のママ上にそこまでやってもらえたのなら、実質成功みたいなもんじゃないんですかね。ダメ?
■第584話
男・小池先生、愛子先生に一世一代のプロポーズだ!
「僕も愛子先生みたいな人を嫁さんにしたいなあ」と妄想を膨らませていたケムマキ。
さっきの話といい、ケムマキって実は年上の女性がタイプなのか?
ハットリくんの忍法で度胸が湧いたのはよかったのですが、
あまりに度胸があり過ぎて、そのまま道の上で愛子先生を押し倒すんじゃないかと不安になってしまった。
『忍者ハットリくん』が子供向けアニメで本当に良かった・・・。
ケムマキの忍法でスケバンになってしまった愛子先生。時代を感じる!
「50円玉で催眠術をやれば、5円玉でやる時よりも10倍速く催眠術がかかる」って、マジですか?
小池先生のプロポーズは、もうちょっとだけ先の話になるようです。
■第585話
目にも止まらぬ早わざ!
誰の目にも止まらないほどの速さで動ける「忍法つむじ風」を習得した(と思い込んでいる)ケムマキである。
ケムマキが「忍法つむじ風」で移動している際に、
ハットリくんから「あ、ケムマキ氏でござる」と言われちゃった時点で、
この忍法がうまくいっていないことに気づいてもよかったのでは?
刀で相手の頭を殴る「忍法兜割り」は、本当に人を殺せそうな威力を持っていたのでおそろしい。
ハットリくん、偽装用のたんこぶまで持ち歩いているのか・・・。
「ハットリくんはケムマキよりもスピードが速い」ということがわかった回でした。
みなさんも覚えたばかりの忍法を使いたいからといって、変ないたずらを起こそうとするのは絶対にやめましょう。
■第586話
「夢子ちゃん以外の女の子を呼んだことがない」と豪語するケンイチ氏の家に、まゆみちゃん(正体:ケムマキ)がやってきた!
さりげなく、ケンイチ氏から存在を忘れ去られているツバメちゃんがかわいそうな回でもある。
ケンイチ氏はわかっていなさそうだったけど、
クラスの女の子といっしょに勉強ができるだけでも、じゅうぶん幸せなことですからね。
それにしても、今週放送分はケムマキが女装をしている回が多かった。
こんなに頻繁に変装しているなら、そろそろハットリくんもケムマキの変装に雰囲気だけで気づけそうな頃なのではないだろうか?
というわけで、今週の感想は以上です。
次回のテレ玉藤子Aアワーは2月16日放送予定となっております。お楽しみにー。