いよいよ、本日8月7日から『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が公開されますね。
というわけで今日は、恐竜にちなんだ本の話をしたいと思います。
それがこちら。
ドラえもんの恐竜ワールド大探検
出版社:小学館
初版発行日:2006年3月20日
価格:850円(税抜)
イラスト:三谷幸広・北村雄一・菅谷中
全266頁
『ドラえもんの恐竜ワールド大探検』と同時発売され、
以前このブログでも紹介した『ドラえもんの恐竜ニッポン大探検』では「日本の恐竜」の情報を取り上げていましたが、
この本では、主に「世界の恐竜」の情報を取り扱っております。
「恐竜の話題を網羅した本を出すにしても、本1冊ではとても収まらない」と考えると、
本当に「恐竜」という存在の奥深さを感じますね。
さて、この『ドラえもんの恐竜ワールド大探検』では、冒頭からいきなり「ピー助」が登場するところがすごい。
あんなに感動的な別れをしたのに、
あの後、この本のためだけに一旦ピー助を連れ戻したのかと思うとじわじわくる。
それにしても、前々から思っていたんですが、
この手のドラえもんの学習本のシナリオって、まんがを描いている先生が決めているんでしょうかね。
専門家の人のアドバイスや、藤子プロ側からの介入もありそうだけど、
最終的な全体のお話の構成を決めているのは、やっぱり漫画家さんであってほしい。
さらに「恐竜のことを知ろう! なんでもイエス・ノークイズ」の章では、
この本限定のオリジナルひみつ道具『恐竜イエス・ノー判定マシン』も登場。
「恐竜のクイズを出してくれるだけ」というかなりニッチ寄りな道具だけど、
「答えをまちがえると、少しずつ恐竜の着ぐるみになっていく」というTVのバラエティ番組みたいなクイズシステムは、けっこう盛り上がりそうではあります。
そしてこれが、恐竜クイズの最終結果です。
誰がクイズを一番まちがえたか、わかるかな?
問題文に悪意がある
これは『ハロー恐竜キッズ!!』で見た。
そしてこの本では、ドラえもんのまんが以外にも、
「世界の化石発掘地のリスト」「世界の恐竜博物館リスト」、
「世界の恐竜発掘史」「恐竜の名前でよく見る単語の意味」などといった、恐竜についてのデータもたくさん収録。
恐竜に関する情報が詰まった、ひじょうに資料性の高い本でもありました。
ちなみに「ティラノサウルス」の”ティラノ”は、「暴君」って意味らしいですよ。
ジャイアンはティラノ。
世界の恐竜博物館リスト、各恐竜博物館公式サイトのURLまで載ってたから信頼できる。
あと、ここらへんの情報は
『のび太の新恐竜』でもキーポイントになってきそうだな、とニラんでいるんですがどうでしょうか。
キューとミューは鳥っぽいビジュアルをしてるので、この情報と絶対になんかの関係があるはず・・・たぶん。
というわけで、もう一回あらためて言いますが『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は本日公開です。
みなさんもぜひ映画館にいきましょう。
では、今日はこんなところです。ありがとうございました。