出版社:小学館
発行日:2006年3月20日
価格:850円(税抜)
全266頁
まんが:三谷幸広
著:北村雄一/監修:真鍋真
最近「ドラえもん本レビュー記事」をやってなかったので、とりあえず手元にあったやつからサックリとやっていきたいと思います。
『ドラえもんの恐竜ニッポン大探検』は
『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』公開当時に発売されたもので、
タイトルから見てわかるように「日本で発掘された恐竜の情報」がたくさん載っております。
みんな大好き、フタバスズキリュウのピー助もでてくるぞ!
この本と同時発売され、
「世界の恐竜」について学べる『ドラえもんの恐竜ワールド大探検』という本もあるのですが、
それについては、また気が向いたときにやろうと思います。
冒頭からいきなり
『のび太の恐竜』のタイトルの根底を揺るがす情報を出して、読者の興味をつかんでいく!
テレビの情報バラエティ番組だったら「ピー助、実は恐竜じゃない!?」みたいなテロップが入るやつだ。
まあ、この情報の真相については、
「首長竜は学術的には恐竜ではない」とかいう、ネットでも定期的にツッコまれがちなアレです。
なんか定義もいろいろとあるらしいので、くわしくはググってみてください。
恐竜にくわしいオリジナルひみつ道具『サウルスくん』もこの本には出てきます。(補足情報)
「これまでに日本で発掘された恐竜」から「化石発掘のやりかた」まで、日本恐竜のさまざまな情報がつまっていた一冊ですが、
ドラえもんの漫画を交えることで内容を難しく感じることもなく、子供から大人まで楽しく学べる理想的な学習本になっておりました。
でも、この本が発売されたのはもう13年前のことなので、
最新の恐竜学説から見たら間違っている点もけっこうありそうな気がしてならない。
2019年現在に、あんまりこの本の情報を鵜呑みにしすぎるのもよくなさそうだ。
自分は知識がないので、現在の学説との違いはわかりませんでしたが、
恐竜に詳しい人が読んだら、2006年当時に語られていた最新学説が読めて面白かったりするのかもしれませんね。
ただ、恐竜知識のない自分でも、ユネスコ村はもう無いということだけはわかりました。
埼玉県人ならわかる、13年の時の流れを感じる記述だ!
『のび太の新恐竜』が公開される頃には、また最新の学説をもとにした恐竜関連のドラえもん本がおそらく出るハズでしょう。
それらの本も発売され次第、このブログで記事にしていきたいです。
そんなわけで今日は以上です。どうもありがとうございました。
どういう意味だ?