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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

【ドラえもん本レビューその62】ドラえもん ふしぎのヒストリー ②2つの東京オリンピック

ドラえもん ふしぎのヒストリー ②2つの東京オリンピック

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発行日:2016年7月27日

出版社:小学館

価格:900円(税抜)

まんが/ひじおか誠

 

昨年から始まった「ドラえもん ふしぎのヒストリー」シリーズの第2弾!

まんがは前回と同じく、ひじおか誠先生が担当。

第1弾は「新・のび太の日本誕生」公開に合わせての発売でしたが、今回はリオ五輪開催に合わせての発売となります。

(過去記事:【ドラえもん本レビュー】ドラえもんふしぎのヒストリー ①日本はじまる! - 原子おはじき

 

 

 

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というわけで、「ふしぎのヒストリー」第2弾のテーマは東京オリンピック」。

1964年の東京オリンピックが日本に与えた影響や日本の戦後復興をお勉強しつつ、2020年開催予定の東京オリンピックによって日本はどう変わるのかがわかりやすく解説されており、

五輪競技の会場マップやメダル獲得注目選手のピックアップなどの特集記事もあったりと、2020年大会のガイドブック的要素も含めた一冊となっています。

 

1946年のオリンピック開催に向けた東京のインフラ整備や、2020年大会に向けて日本が現在進めている東京の国際化事情など、読んでいて普通に勉強になりました。

子ども向けの学習シリーズでも、ちゃんと大人が読んでもためになるんだからすごい。

 

「オリンピック成功のカギを握っているのが公衆無線LANの設置」というのも初めて知りました。

競技を観戦した外国人がSNSで日本に来た感想を発信することで、世界中へ無料の宣伝になるってのは今のネット社会っぽくて何かいいです。

テレビ中継技術の向上で衛星生中継やカラー放送が始まったことから「テレビ・オリンピック」と言われた1964年の東京オリンピックのエピソードを彷彿とさせますね。(この本で得た知識を早速使う)

 

この本に出てくるオリジナルキャラの光次郎さんも、

のび太君たちがタイムマシンで1964年に行った時にはオリンピックの経済成長時代をリアルタイムで体験する若者として描きつつ、現代の2016年では74歳の老人として再登場。

オリンピックに詳しい生き字引としての解説役を果たしつつ、

2020年大会のもう一つの目的であるバリアフリー設備の増加の話題にも繋げるなど、なかなかいい役割をしておりました。構成が素晴らしい。

 

この本は今見ても充分面白いですが、2020年の東京オリンピックが終わったあとにもう一度読んでみるとまた違った面白さが出てくる本だと思います。

4年後の東京オリンピックはいったいどうなっているのでしょうか? もしかしたら色々あって東京五輪が中止になってるかもしれないぞ。

まあ、本当に中止になっちゃったら4年後にこの本を読み返した時の面白さが格段に上がるんでしょうけどね。おしまい。

 

ドラえもん ふしぎのヒストリー 1 日本はじまる!〔旧石器時代〕 (小学館版学習まんが)

ドラえもん ふしぎのヒストリー 1 日本はじまる!〔旧石器時代〕 (小学館版学習まんが)