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藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(2日目後半:藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー~高岡市内~高岡古城公園)

 

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【過去記事】

藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(1日目:宇奈月温泉・魚津・滑川・海王丸パーク)

藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(2日目前半:高岡おとぎの森公園~定塚ギャラリー)

 

 

高岡おとぎの森公園や定塚ギャラリーへ行き、次に向かったのは高岡市美術館の2階にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」

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昨年12月に出来たばっかりのこの施設。今回の旅行でも是非行きたかった場所なのであります。

 

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ジャーン! ふるさとギャラリーの看板!

ここにいろんな展示物があるわけです。早速中へ入ってみましょう!

 

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なお、ギャラリー内は撮影禁止なので中の写真はありません。あしからず。

 

 

まず最初に目に入るのは、「まんが道」でお馴染みの手作り幻燈機から映し出される藤本先生の幼少期から状況までを描いた映像コーナー!

「おお、幻燈機が動いてるぞ、すごい!」と思い、幻燈機のそばに近づいてみたところ、すぐ下に普通のプロジェクターが仕込まれていたのが見えて少しガッカリしました。

このために幻燈機型のプロジェクターを作ったのかと思ってたのニィ。

 

気を取り直して展示の方へ。

このふるさとギャラリーでは藤本先生が手塚先生から貰った手紙*1や藤本先生が上京時に持っていたカバンが展示されており、

中でも藤本先生が14歳の頃に描いた長編漫画「妖怪島」が全ページ読めるというのは、Fミュージアムにもない貴重な展示といえるでしょう。

ただ、内容の方は最初の数ページはしっかりとペン入れがされているのに途中で描くのに飽きたのかベタが塗られなくなり、

いろいろあって物語は、最終的に「続編に続く!」と書かれて唐突に終わっています。(続編が描かれた形跡は今のところありません)

ある意味で14歳らしい作品と言えますが、ストーリー自体はしっかりとしており、当時中学生の時点でここまでの物語が書けるというのは普通にすごいことです。

この作品から様々な作品に繋がるのかと思うと、いろいろ感慨深いものがありました。

しっかりと熟読させていただきましたよ。

 

そして、ふるさとギャラリーでもうひとつ注目すべき点としては、

Fミュージアムでは1回しか見られない「Fシアター」がふるさとギャラリーでは何回でも見られるというところ。

現在*2『Fキャラオールスターズ大集合 ドラえもんパーマン危機一髪!?』(上映時間10分)が上映されており、

この作品を開館の朝9時半から閉館の午後5時までずっと鑑賞しててもいいわけですよ。理論上1日で45回見れます。

 

もちろんそんな時間ないし、前にFミュージアムで見たことあるやつだったので僕は3回しか見なかったわけですが、

パー子が出てきてるのに劇中のCMで何故か星野スミレが出てくるところや、パーマンに異常に詳しいのび太君の姿は何度見ても面白いです。

「パーマロゲン」なんて単語、久しぶりに聞いた気がする。

Fシアターのアニメが一向にDVD化されない以上、ふるさとギャラリーには是非今後も過去のFシアター作品を再上映する場として活躍してもらいたいです。

 

ともあれ、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは施設の大きさの関係上Fミュージアムよりも規模は劣りますが、

今回来場してみて、地域密着型のギャラリーとしてはむしろこれくらいの大きさの方がしっくりくるのではないかと思えるほどの満足感がありました。

今後も新たな展示物があると思うので、富山旅行に行った際には必ず足を運ぼうと思います。

ギャラリーでもいろいろと限定グッズを買いました。

過去記事:【ドラえもん本レビューその47】高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー限定B5ノート

 

 

2つのギャラリーを巡った後は高岡市内をぶらぶらと観光。

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文苑堂書店を覗いたり、高岡大仏の写真を撮ったり、安孫子先生行きつけの塩谷昆布店でお土産のとろろ昆布を買ったりした後は高岡古城公園へ。

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射水神社への参拝もそこそこに、絵筆塔のある古城公園動物園へ・・・。

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絵筆塔

 

せっかくなので、藤子両先生と永田竹丸先生の絵を撮影。

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どこのガイドブックにも載ってそうな写真なのに、この手の写真をついつい撮影してしまうのは永遠の謎である。

 

 

そして動物園ということなので、特に意味もなく動物の写真もいくつか撮影。

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動物の写真は見ていて心が安らぎますね。

といったところで2日目は終了。ホテルに帰還しました。

 

高岡おとぎの森公園から始まり、定塚ギャラリー、ふるさとギャラリー、高岡古城公園

藤子・F・不二雄先生と関わりの深い場所を1日中回り続けてきたおかげなのか、

ホテルで読もうと思って駅前の高岡市図書館で適当に借りてきた手塚治虫作品にやたらドラえもんが出てくるというミラクルが起きました。

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この時は本当にドラえもんの神が憑りついたのかと思った瞬間でしたね。はい。(オチなし)

 

 

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マコとルミとチイ

マコとルミとチイ

 

*1:ふるさとギャラリーでは、有名な渦巻き状の文面の裏側である「宛名の面」も見られます。「国会議事堂」の消印が押してありました。

*2:2015年5月時点