どうも、こんにちは。
2023年12月8日発売
犬木加奈子先生の『ホラー漫画の女王ができるまで』を読みました。
『不気田くん』などの代表作で知られるホラー漫画家・犬木加奈子先生が、
デビューから絶頂期、そして漫画家を休業してしまうまでの全てを語った回顧録。
「ホラー漫画」というジャンルの難しさ。
犬木加奈子先生の、デビュー時から順風満帆ともいえるし、そうとも言えなかった漫画家人生。
劇中においての、まだ若かりし頃の御茶漬海苔先生の登場で、
少しセンチメンタルな気分にもなってしまいました。
でも、犬木加奈子先生や御茶漬海苔先生たちのあの当時の活躍があったからこそ、
世間に『ホラー漫画』の概念がしっかりと根付くことができたのだと、私は信じております。
Wikipediaよりも詳細な情報、当時のホラー漫画界の裏話が載っているこの本、買って損なし!
(※犬木加奈子先生のWikipediaの情報量、意外と少なくてびっくりしました)
『ホラー漫画の女王ができるまで』101ページより
藤子不二雄先生がひとコマだけ登場なさっていたというのが、この記事で皆さんに伝えたかったことです。
このメンツを見るに、犬木加奈子先生が大陸書房の倒産を知った時、
『まんが道』で学童社が倒産した時のくだりが、一瞬だけ頭をよぎったかもしれませんね。(失礼発言すみません)
【余談】
第8話で「A子先生」という人物が出てきたとき、てっきり陸奥A子先生のことを描いているのかと思ってしまいました。
(どうでもよすぎる話題)