10月4日(水)に開催された『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念 企画発表会』にて、
藤子・F・不二雄先生の生誕90周年を祝うに相応しい、様々な企画が発表されました。
<外部リンク>
(アーカイブ配信は2023年10月11日20時まで)
今回発表された企画の詳細については、
上記の生誕90年特設サイトやアーカイブ配信を見ていただくとして、
ここからは、その発表を受けての自分の所感をざっと書いていきたいと思います。
正直言って、各企画だけでそれぞれ1記事つくれるくらいのサプライズはあったけど、
本当にそうしたら書く方も読む方も大変になってしまうので、全部まとめて1記事でお送りいたします。
それではどうぞ。
■新作アニメ『T・Pぼん』 2024年にNetFlixで独占配信決定!
藤子・F・不二雄先生の『T・Pぼん』が新作アニメシリーズとして、NetFlixで独占配信決定!
アニメーション制作はBONESが務めるぞ!
既にネット上でもさんざん言われていましたが、
「"ボン" ズ」が『T・P ”ぼん”』のアニメを制作するという、ダジャレみたいなことが起きている。
シンエイ動画が『クレヨンしんちゃん』のアニメをつくっているのも、じつは「シン」繋がりだったりして。
原作の『T・P(タイム・パトロール)ぼん』は、
第1話で友達がベランダから突き落とされて死ぬところから全てがはじまったりなど、なかなかにショッキングなシーンも多い。
でも、地上波よりも規制のゆるいNetFlixであれば、
『魔女狩り』などの有名エピソードも、原作通りにしっかりアニメ化してくれそうです。
2024年にアニメ化することを生かして、作品初出時には判明していなかった、
最新の歴史研究で明らかになった新事実をうまく再構成する改変なんかがあったりするかもしれないぞ。
そして評判次第では、『T・Pぼん』全エピソードのアニメ化も目指しているかもしれない。
『T・Pぼん』は全35話なので、やろうと思えば全然やれる量ではありますね。
BONESが描く、安川ユミ子や白木陽子も見てみたい!
■ 2024年春から『藤子・F・不二雄 SF 短編ドラマ』シーズン2放送決定!
『T・Pぼん』アニメ化に続き、これまた来年の話となりますが、
NHKで2023年4月から放送されていた「藤子・F・不二雄SF短編ドラマシリーズ」が帰ってくる!
<外部リンク>
2024年春に放送開始予定の「シーズン2」では全8作品を放送予定で、
今回の発表では、そのうち4作品のラインナップが明らかになっていた。
『アン子 大いに怒る』と『鉄人をひろったよ』あたりは、
最新のCGやクロマキー技術をふんだんに使った、かなり豪華なドラマになりそう。
『あいつのタイムマシン』は、鉄夫役の役者さんの演技力ですべてが決まるぞ。
『いけにえ』は終盤でセックス・シーンがあるけど、NHKはそこをどう描写するのか?
さらに今年6月にBSプレミアムで放映された、
『どことなくなんとなく』 『イヤなイヤなイヤな奴 前後編』がNHK総合で再放送されることも決定。
12月に放送予定とのことなので、その時になったら、また記事を書こうかと思います。
■生誕90周年記念・Fキャラ大集合グッズが発売決定!
<外部リンク>
90周年をお祝いするために、Fキャラが大集合!
生誕90周年記念デザインのグッズが、2023年11月頃から発売されるそうです。
どういうデザインなのかについては、上の外部リンクを見てください。
90周年記念デザイングッズを定価で買えるのは、90周年記念の今だけ!
買わずに後悔するくらいなら、買ってから後悔しよう!!
それにしても、サンリオはいろんな作品とコラボをしているイメージがある。
サンリオとは、前々から『ドラえもん』がコラボしていますが、
他のFキャラもサンリオっぽいビジュアルになっているのは、おそらくこれが初めてじゃないかと。
最近は『ブラック・ジャック』ともコラボしはじめたらしいし、
そのうちサンリオが、全漫画作品とコラボレーションしてしまう日が来るかもしれないぞ。
(参考資料:【不定期更新】歴代サンリオコラボ調査・ソースまとめ - Togetter)
■ ゲームもいろいろ出るぞ!
・Roblox「ドラえもん のび太のゴーゴーライド!」今冬リリース! - ドラえもんチャンネル
・サクプラス「ドラえもん パズルdeリゾートメーカー」2024年夏登場! - ドラえもんチャンネル
90周年だから、新作ゲームもいろいろ出るぞ!
でも自分は、ゲームを全くやらんから、それっぽいことは全然語れないぞ!
これらのゲームのちゃんとした情報を得たいなら、ゲームに詳しい人のツイートとかを見よう!
とはいえ、ゲーム素人なりに気になった事柄をいくつか。
「Roblox(ロブロックス)」という、オンラインゲーミングプラットフォーム向けのゲームらしい。
偉そうに「らしい」とか書いちゃったけど、
上記の説明はすべてググって得た情報なので、オンラインゲーミングなんちゃらがどういうモノなのか自体は、さっぱりわかっていません。
『ウラオモテックス』なら知ってるけど、『ロブロックス』は初めましての存在だ!
でも、どっかで名前を聞いた覚えはあるなと思って調べてみたら、
今年はじめに『コロコロコミック』で賞金100万円(!)のコンテストをやってたやつでした。
自分もそれでうっすらと「ロブロックス」の名前を覚えていた。
コロコロコミックは、読んでいるだけで最新の子供たちのトレンドを学べる素晴らしい雑誌ですな。
『ドラえもん パズルdeリゾートメーカー』を制作する、
「サクプラス」という会社のホームページを見てみたら、ヘッダーがリゾート地の画像だったのがちょっと面白かった。
もしや、パズルで無人島を開発する『ドラえもん』のゲームを作るから、あのヘッダーにしたのか?
会社の顔ともいえる、公式HPのヘッダー画像を変えてしまうところに、
サクプラスがこのゲームにかけた意気込みが伝わってくるような気がしますね。(全部妄想)
あと、自分のようなドラえもん好きが「ドラえもん 無人島」と聞くと、
どうしても、のび太くんが無人島で10年過ごしたあのイメージが湧いてきてしまうのが困ったところです。
<外部リンク>
©藤子プロ ©カイロソフト
— カイロソフト(Kairosoft)_公式 (@kairokun2010) 2023年10月4日
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』の開発が発表✨https://t.co/sVUJG0sFOk
国民的キャラクターのドラえもん、エスパー魔美、パジャママン等が出演するドット絵の経営シミュレーションゲームだよ👨👩👧👦2024年ごろ発売予定🎀
パーマン、チンプイ、T・Pぼん、ゴンスケも‼️😃 pic.twitter.com/bTcAbRs3CD
そして、ドラえもんにも詳しいゲームファンの間で一番話題になっていたのが、
カイロソフトの『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』。
マニアックなひみつ道具の数々や、通好みのFキャラ達の出演、
気合いの入ったドット絵などにも注目が集まっていましたが、
中でも特に多かったのが「カイロソフトがドラえもんのゲームを作るのがすごい」という反応だった。
自分はカイロソフトのことを全く知らないけど、
ユーザーからそこまで言われるって、いったいどういうゲーム会社なんだ?
でも、『スーパー野田ゲーWORLD』を作った会社だと聞くと、
カイロソフトがそんじょそこらのゲーム会社では無いことだけはわかるぞ。
■『ドラえもんプラス(第7巻)』 『ドラミちゃん』 同時発売決定!
<外部リンク>
藤子・F・不二雄先生の生誕90周年を迎える、
2023年12月1日(金)に『ドラえもんプラス』の第7巻の発売が決定。
第6巻が発売された2014年12月以来、今回が9年ぶりの新刊となります。
あの頃もけっこう話題になってた気がするけど、あれからもう9年も経ったという衝撃&恐怖!
「『ドラえもんプラス』7巻『ドラミちゃん』 2023年12月1日(金)同時発売決定!」から画像引用
さらに、『ドラえもんプラス(第7巻)』と同じ日に、
ドラミちゃんが主役のコミックス『ドラミちゃん』が同時発売されることも明らかに。
今年2023年が「まんが『ドラえもん』へのドラミちゃんの初登場から50年」だということ、皆さんは知っていましたか?
僕は知りませんでした。
『ドラミちゃん』は、ドラミちゃんが登場するエピソードだけを厳選収録。
初版限定で特製ステッカーも封入される、まさにドラミちゃん尽くしな一冊だ!
あと、上記の「『ドラえもんプラス7巻』発売」をアナウンスしているページを見ていたら、
記事の最後に、2024年に『T・Pぼん』の新装版が出ることや、
今年12月に『未来の想い出』の新装版と『藤子・F・不二雄ワールド まんが傑作選 F The BEST』なる本が発売されることが、サラッと告知されていました。
ここらへんの話題も単独記事で告知してもよかったと思うんですがニィ。
今年の12月は藤子関連の出費が多い月になりそうです。
■ Fミュで「藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展」が今年11月に開催
<外部リンク>
藤子・F・不二雄先生の生誕90周年を記念し、
11月1日(水)から『藤子・F・不二雄ミュージアム』にて「生誕90周年記念原画展」が開催されます。
予定が合いさえすれば、自分も行くつもりではありますが、
個人的には、12月のクリスマスシーズンあたりに行くのが一番ちょうどよさそう。
(「はらっぱ」のライトアップ、見たいんですよね・・・。)
<過去記事>
あと、先日自分は「登戸FミュRTA」なる新競技をつくったのですが、
今のところ、自分以外の走者が誰ひとり出てこないという現実に晒されています。
Fミュに行く時、ついでに参加してみてはいかがでしょうか。
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』の特報映像が公開されました。
『ウィリアム・テル序曲』をBGMにお送りする、すこし・ふしぎな予告編だ!
<外部リンク>
他にも『のび太の地球交響楽』に関する情報がいくつか解禁されていましたが、
芳根京子さんが演じるゲストキャラ・ミーナと、
惑星ムシーカに住む少女・ミッカが、どうも姉妹に見えてしょうがない。
過去のケースから推測するに、『のび太の地球交響楽』は、
「惑星ムシーカの危機をドラえもん達が ” 音楽 ” で救う!」みたいな話になるんじゃないか?と予想してはいるものの、
肝心の「” 音楽 ” でどうやって惑星ムシーカを救うのか?」については、さっぱり思いつかないまま現在に至っています。
マクロスシリーズって、どうやって音楽で問題を解決していたんだっけ?
「ジャイアンの歌」や「しずかちゃんのバイオリン」では、諸問題が違う方向に悪化しそうな気がするし、
これで予想の斜め下を行って、フルートやリコーダーで敵キャラの頭をぶん殴って倒す話だったとしても、違う意味で面白くなっちゃいそうだ。
まあ、続報に期待ということで。(雑なまとめ)
以上、90周年企画に対しての所感でした。
自分の想像以上に記事が長くなってしまったので、お話はこれで以上です。
おやすみなさい・・・。