映画ドラえもん おはなしクイズ全百科
出版社:小学館
発行日:2022年3月9日
価格:850円(税抜)
全282頁
祝!『のび太の宇宙小戦争2021』公開記念!
そんなわけで本日は、先日発売されたばっかりの『おはなしクイズ全百科』の話をしたいと思います。
これまでの『映画ドラえもん』全41作を、クイズやパズルで振り返ってみよう!
<商品ページ>
( ※ぼかし処理を入れております)
といっても、カラーページでの詳細な解説は、
アニメがわさドラ版に切り替わってからの、映画『のび太の恐竜2006』から『宇宙小戦争2021』までのみ。
大山ドラ時代までの25作品は、モノクロページでのダイジェストによるあらすじ紹介のみとなっておりました。
ページ数の都合や価格の問題もあるので、まあ、そこはしょうがないか・・・?
(※ぼかし処理を入れております。どの作品のページかわかるかな?)
とはいえ、とても子供向けの本とは思えぬほどの圧倒的な文字量で、
『映画ドラえもん』の内容を紹介していく構成は、なかなかに見ごたえがありました。
2020年に発売された『映画ドラえもん超全集』の子供向け版みたいな本といえば、内容を想像しやすいかもしれません。
個人的には、ずっと昔に出た『映画ドラえもん クイズ全百科』のように、
「『単行本描きおろしのオリジナル漫画で映画の内容を振り返っていく』といった内容の本になるのかな?」と、勝手に期待していたせいで、
その自分の想像とちがったこの本の内容に、少し期待外れな部分を感じてしまうところもありましたが、
「『おはなしクイズ全百科』は『クイズ全百科』とは違う本だよ」と知った上で読めば、しっかりと楽しめる一冊です。
これまでの『映画ドラえもん』を「クイズ&パズル」で振り返る用途で買うのもいいですし、
映画『宇宙小戦争2021』公開記念のコレクターズアイテムとして、とりあえず一冊買ってみるのも良いのではないでしょうか。
現在、「Amazonプライムビデオ」や「ドラえもんチャンネルアプリ」で配信中の、
映画ドラえもん見放題の参考資料としても是非!
あと『おはなしクイズ全百科』では、上の画像のように、
「映画のワンシーンに登場人物のセリフのキャプションがついているカット」が、いろんなページに出てきます。
こういうの、「てれびくん」の記事ページとかでよく見ますよね。
映画では、かなりシリアスだったシーンも、
こんな感じでまとめられると、なんだかシュールに思えてきてよくないですか?
これで、ガルタイト鉱業もこわくないぞ!
おしまい。