2021年11月20日放送分 ネタバレ注意!
●ドラドラニュース●
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— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) 2021年11月15日
映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌を務めた菅田将暉さんが15日にご結婚を発表されました。
おめでとうございます。
一本目は『パーマン』でおなじみのアイテム、『コピーロボット』が登場するお話!
『コピーロボット』で自分を2人にして作業の効率化を図るのび太くんだったけど、色々とややこしい事になってしまい・・・?
前述のとおり、本来この道具は『パーマン』で使用されているアイテムなのですが、
今回のお話では『うらないカードボックス』の時のように、「パーマンも使っているやつだね」などといった言及は、一切なされなかった。
これは別に、『パーマン』の権利関係が複雑化しているわけではなく、
「劇中で他作品の話をすると、テレビの前のちびっ子視聴者が混乱してしまう」という判断から、この対応が取られたのだと思われます。
『パーマン』の世界観をイチから説明していると、1本のエピソード尺も足りなくなっちゃいそうですしね。
以前の誕生日SPで『パーマン』とのコラボ回もやっていたので、
アニメ『ドラえもん』でもその気になれば、本編にパーマンも出せるハズです。
まあ、たまたま今回はやらなかったというコトで。
『パーマン』に詳しい方が見ても、『コピーロボット』絡みでいろいろと語れそうなお話ではありました。
家の中にのび太くんが二人いることをフシギに思うのび郎おじさん。
「あれ、兄さんのとこ、のび太くんのほかにもうひとり・・・?」と質問を投げかけたところ、
のび太のママは「そう、いるわよ。仲がいいんだか悪いんだか」と返答。
この時のママは「ドラえもんのこと」について聞かれたと思っていたようですが、
この考えのすれ違いの結果、のび郎おじさんの中で「のび太くんは双子」という誤った知識が植え付けられてしまいました。
これ、またしばらく後に、
野比家にお土産を2人ぶん持ってきたのび郎おじさんが、再び困惑してしまうヤツなんじゃないでしょうか。
でも、のび太くんのパパの弟ということもあって、
後日、野比家に双子の兄弟がいない事実を知っても「まあ、いっかあ」くらいのリアクションで自己解決してしまいそうだ。
あまり細かいことを気にしない、のんきな性格は、
ギャグマンガ世界のキャラクターとして、非常に向いているといえましょう。
あと、この時ののび太のママが「ドラえもんを家族の一員」と認識した上での発言をしていたのは、
『弟をつくろう』の回で、ドラえもんを家族扱いしていなかったことに対するフォローなのでしょうか。
ドラえもんに勘違いされたことをキッカケにして、
「ぼくはコピーロボットなんだ」と思い込んでしまうのび太くんは、本当にダマされやすいというか、なんというか。
なんとなく、『火の鳥(生命編)』のことを思い出してしまった。
自分のことをロボットだと思い込み続けるのび太くんであったものの、
ジャイアンに誘われた野球では、ロボット(?)らしく、怪我を恐れないプレーを積極的に行った結果、試合で大活躍。
のび太くんにしては珍しく、ジャイアンズの勝利に貢献するかたちとなったのでした。
オモイコミン・・・じゃなかった、「思い込みの力」ってやっぱりスゴイ!
こうして見ると、のび太くんが野球がうまくないのは、
プレーの失敗やケガを恐れるあまり、思い切りの良さがないことが原因なのかも。
ボールを怖がったりしていては、キレのあるバッティングだってできない。
のび太くんもそこらへんに気をつけて、試合に全力で望んでいけば、
もしかすると、ジャイアンを凌駕するほどの名プレイヤーになれるかもしれないぞ。
こうして、野球では大活躍できたのび太くんだったものの、
お話のほうは「のび太くんがコピーロボットでいたずらをした」と勘違いした、2人のしずかちゃんから同時に嫌われるオチとなってしまった。
コピーロボットにだって、心の痛みは通じるのである。
今回のエピソードは、のび太くんの鼻が赤くなったことによって、
『コピーロボット』との見分けがつかなくなってしまうギャグ回でしたが、
自分たちだって、鼻を赤くすれば『コピーロボット』のコスプレが手軽にできると思うと、ちょっと面白そうな気がします。
いずれ機会があれば、自分もコミケなどのイベントで、コピーロボットのコスプレをやってみたいと思いました。
まあ、「機会」と「やる気」があればの話ですが・・・。
というわけで、1本目の感想はここまで。
アトカラホントスピーカー(コミックス37巻収録)
2本目は、2018年11月9日放送分の再放送。
詳しい内容については、上のリンクから当時の感想記事をご覧ください。
なお、『アトカラホントスピーカー』は、
「正式名称『アトカラホント』説」もあるのですが、この記事では『アトカラホントスピーカー』で通させていただきます。あしからず。
自分のウソで、母親を面会謝絶にしてしまったスネ夫の姿を見て思ったのですが、
『アトカラホントスピーカー』は、ウソの重ね掛けができないのかどうかが気になる。
この道具でついたウソのキャンセルはできないにしても、
「ママは体調悪かったけど、すぐに治った!」とウソをつけば、なんとかなりそうな気もするんですがねえ。
あと、つばさちゃんを家から見送る際に、
「ぜひ、また(ウチに)来てください!」と言っていたスネ夫に対し、
「それじゃあ」とだけしか語らず、手を振る以上の事をしなかったつばさちゃんが、なんか面白かったです。
つばさちゃんの、プロ意識を感じました。
うーん、やっぱり3年前に感想を語ったばかりなので、
あらためてこのエピソードを語るとなると、これくらいの話題しかなかったですね・・・すみません。
といったところで、今週のドラえもん感想は以上です。
●ドラドラニュース●
この日のエンディングで『のび太の宇宙小戦争2021』の新予告編の映像が流れました。
この予告編の自分の感想については、下の記事をご覧ください。
ゲンブさん、新作でも出番あるのかなあ。
<関連記事>
■次回予告■
次回の放送は11月27日。
「ひろびろ日本」「オンボロ旅館をたて直せ」の2本をお送りします。
前回の感想:ドラえもん感想(無人境ドリンク&葉っぱ探偵のび太[再])
次回の感想:ドラえもん感想(ひろびろ日本&オンボロ旅館をたて直せ[再])