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ドラえもん感想(ドラえもん&パーマン危機一髪!?[再]&大予言・地球の滅びる日[再])

 

 

 

 2021年12月4日放送分  ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

タケコプターで見にいこう!(特別編)●

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渋谷・宮下公園にできた「ドラえもん50周年記念モニュメント」を紹介するために、

今年6月以降、一度も放送されていなかったコーナーがまさかの大復活だ!

 

いや、このコーナーは自然消滅したもんだと勝手に思いこんでいたので、

一本目のお話が始まる前に「タケコプターで見にいこう!」が始まったのには、本当にビックリしました。

 

 

こうなってくると、去年の3月以降放送がパッタリとなくなってしまったスネ夫としげお」も、

何かのキッカケさえあれば、復活する日がくるかもしれませんね。

 

なにかしらのキッカケ、こないかなあ・・・。

 

 

 

 

 

ドラえもんパーマン危機一髪!?(アニメオリジナル)

そんな「50周年記念モニュメント」誕生にあやかって、

今週の一本目は藤子・F・不二雄ミュージアム」でしか見られない短編作品を特別にお届け!

 

 

 

Fシアターの上映作品は、いまのところ一本もソフト化されていないので、

こうしてテレビで見られるのは、たしかに貴重といえば貴重なのですが、

 

このお話自体は、約5年前に一回テレビで放映された作品でもあったりするので、

ぜいたくを言わせてもらうなら、まだ一度もテレビで流していないFシアター作品を放送してほしかった。

 

 

 

さすがに現在公開中のやつとか、公開が終わったばっかりの作品を流すのはアレですが、

Fシアターで何年も前に一般公開が終わった作品なら、そろそろテレビで放送してもよさそうなものなんですがニィ。

 

 

 

 

でも、ソフト化もされておらず、5年前に一度テレビで放送されたっきりのお話なら、

実質初放映といっしょってことなんですかね。

 

 

今回の再放送も、ドラえもん好きな大人がわーわー言っているだけで、

テレビの前の子供たちは、5年前に放送された作品でも十分に喜んで見てくれるでしょうし。

 

 

この作品の中では、他のFキャラたちも登場するので、

ドラえもん』並びに他の藤子作品を象った「50周年記念モニュメントが立った記念」として放送する分には、非常にうってつけではありました。

 

 

 

 

で、肝心のお話の内容のほうなのですが、

 

『超巨大スクリーン立体テレビ』でアニメの世界に入りこんだのび太くんとドラえもんが、

パーマンといっしょにアフリカの密猟団をやっつけるストーリー!

 

 

 

今回の短編は、TVアニメで久しぶりにパーマンの活躍が見られると同時に、

のび太くんが『パーマン』の知識にやたら詳しいことが明らかになる作品でもあります。

 

あと、『超巨大スクリーン立体テレビ』に次々と映し出される各作品のタイトルを即答できていたあたり、

のび太くんは他の藤子作品のことも、それなりに詳しいっぽい。

 

 

 

2021年現在、漫画やアニメの『パーマン』を知っているかつ、

「力は6600倍」「パーマンの体は『パーマロゲン』という物質のおかげで頑丈になっている」などの豆知識を知っている小学5年生は、いったい全国にどれくらいいるんだろう?

 

 

 

いまの時代、『パーマン』自体を知らない小学生が大半を占めてしまいそうな気がする中、

のび太くんのように「『パーマン』を語れる小学生の存在」は、大変貴重である。

 

 

そのうち「藤子F作品に詳しい小学生博士」として、のび太くんも『博士ちゃん』に出演してくれないかな?

 

 

 

 

パーマンのおかげで、密猟団も無事に懲らしめることができたものの、

どこからともなく現れたノラネコがチャンネルをいじってしまったことにより、恐竜の世界に飛ばされてしまうのび太くんとドラえもん

 

のび太の新恐竜』でたくさんの恐竜と仲良くなれたとはいえ、いきなりの遭遇はやっぱり怖かった!

 

 

 

 

本編終わりにドラえもんが、現在「藤子・F・不二雄ミュージアム」で、

公開中の作品『すこし不思議超特急(エクスプレス)』の宣伝をしたところで、一本目のお話はおしまいです。

 

 

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

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2本目のお話の前に、今年の「ドラえもんみそかスペシャル」のお知らせが。

今年(2021年)のスペシャルは、午後4時半から午後5時半までの1時間の放送となっております。

 

ジャイアンリサイタルまで、あと4週!

 

 

 

 

 

 

大予言・地球の滅びる日(コミックス36巻収録)

2本目は、2017年2月17日放送分の再放送。

今週の『ドラえもん』は新作なしで、2本とも過去のエピソードをお送りする形となりました。

 

 

 

これまでも、1本目や2本目のお話が再放送になるのはよくあることでしたが、

アニメ『ドラえもん』のお話が2本とも再放送だったのは、今回がおそらく史上初です。

 

 

11月15日発売の「コロコロコミック12月号」でも、

アニメ『ドラえもん』の12月4日放送分だけが内容が未定になっていた様子を見るに、

自分たちの知らないところで、シンエイ動画のアニメ制作に何か大人の事情が起きていたのかもしれません。

 

 

 

 

でも、来週の放送エピソードは2本とも新作らしいので、

アニメ『ドラえもん』の製作スケジュールに遅れが出ている・・・というわけでも無さそうではある。

 

 

まあ、いくら考えたところで、シンエイ動画の内部事情がわかるハズもないので、

とりあえずは、目の前のアニメ『ドラえもん』に集中したいと思います。

 

 

 

 

 

本放送当時は、このエピソードの放映日とおなじ「2月17日」のお話として描いているのですが、

もちろん今回の再放送では、まったく意味のないものとなっている。

 

 

ジャイアンエイプリル・フールにはまだ早いぜ!」という発言もありましたが、

エイプリル・フールまであと5か月後」と考えれば、この発言も、ギリギリでおかしな発言になっていないのか・・・?

 

 

 

 

物語のオチがわかった上で、あらためてこのお話を見てみると、

ドラえもんがピクニックにタイムマシンを使うまで」の伏線をちゃんと丁寧に描いていることに気づき、思わず感心してしまう部分も。

 

 

 

あと、今回の騒動は、意味不明な文章を勝手に「地球滅亡」にこじつけていたスネ夫が元凶だと思いますが、

あんなワケのわからない日記を部屋に放置していたドラえもんにも、じゅうぶん責任がある。

 

 

 

 

あんな謎日記を書くなら、ハードカバーの豪華装丁本じゃなく、

せめて、自身もイメージキャラを務めているキャンパスノートにでも書いておけば、これほどの大ごとにはならなかったかもしれないのに。

 

どんなデタラメな文章でも、豪華装丁本に書いちゃえば、謎の説得力が出てきてしまうから恐ろしい。

 

 

 

 

それこそ、「この日〇終わり悲しきかな!」ではありませんが、

最近はネットでも、その手の変な噂に振り回されてしまう人を多く見かけるイメージがあります。

 

まずはちゃんと自分で情報を精査した上で、冷静に物事を判断していきましょう。

 

 

 

 

はじめは、スネ夫達の訴えを完全にバカにしていたジャイアン達も、

けっきょく怖くなってしまい、のび太の家へ助けを求めてきた件(くだり)は、妙な生々しさがあったぞ。

 

 

 

 

といったところで、今週のドラえもん感想はここまで。

 

 

 

 

 

■次回予告■

次回の放送は12月12日。

「ハリーのしっぽ」「ポスターになったのび太」の2本をお送りします。

 

前回の感想:ドラえもん感想(ひろびろ日本&オンボロ旅館をたて直せ[再])

次回の感想:ドラえもん感想(ハリーのしっぽ&ポスターになったのび太)