11月1日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ48号掲載『僕とロボコ』第63話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
今週は人気アイドル・ベタ踏み坂47の鳥島(とりしま)ミユウちゃんが登場!
自称SNSのプロ・ロボコと共に、「ネットに沸くアンチ」について考えるお話となっております。
みなさんも自分が有名人になったつもりで、今回のお話を読んでみてください。
現在のTwitterフォロワー数が「3万9千人」のロボコに対し、
人気アイドル・鳥島ミユウちゃんのフォロワー数は「53万人程」と、かなりの人気を誇っていた。
この数字だけを見ると、フリーザ並みのTwitter戦闘力を持っているように思えますが、
第22話で明かされていた、モツオのフォロワー数と一緒だと考えると、意外とそんなでもない気がする。
「芸能界」で言うと、アイドルとしては売れかけているけど、
アイドルに興味のない世間の人たちにはまだまだ名前は知られていない・・・くらいのポジションなんでしょうかね。
ツイッターに湧くアンチの意見など、一笑に付して終わるのが吉なのですが、
目の前の人気アイドルに対し、思わず照れ隠しをしてしまったボンドくんの言動に傷ついていたあたり、
残念ながらミユウちゃんは、それほどの強いメンタルを持ち合わせてはいないようだった。
といっても、彼女はまだ15歳なので、それはしょうがない。
ネットを見て、他人からの心無い意見に傷ついてしまうのもわかります。
一般人ならミュートやブロック、SNSをやめるという手段もありますが、
自分のツイートを楽しみにしているファンの方もいると思うと、有名人はそれらの対策もとれないのがつらい。
有名人のSNS対策における現実的な手段としては、
自分の所属事務所側から、警告なり法的な処置なりをやっていただくくらいしかないんでしょうかねえ。
一方、非現実的な手段としては、
ロボコのように直接アンチの家に出向くというのが、一番効果的だと思いました。
アンチは自分が安全圏にいると思い込んでいるから、そこを思いっきり叩くんだ!
ロボコは対人戦も強いけど、ネットの向こう側にいるアンチにも強かった。
これは抜群の行動力を持つ、ロボコにだからこそ成せる業です。
とはいえ、その後「金メダル丸呑み動画」をTwitterに投稿して、
見事に炎上してしまった時のロボコはそれなりにツラそうな顔をしていた。
ロボコの炎上については自業自得だけど、
自分は何もしていないのに、アンチの意見を見るのはやっぱりしんどいものがあるので、
みなさんも ネチケットを守ったSNSの使い方を心掛けてください。
銃を撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今週の『ONE PIECE』の錦えもんを見て・・・。
これを思い出しました。