第93話「影のゴルフ」
第94話「にがい決着」
忍者ハットリくん
第426話「涙と笑いの遊園地の巻」
第427話「忍法野外テストの巻」
第428話「とんだ乗りすごしの巻」
第429話「名カメラマン・ケン一氏の巻」
第430話「あした天気になあれ!の巻」
第431話「ことわざ大特訓の巻」
第432話「答案用紙を取り返せの巻」
第433話「4年2組はサナギ騒動の巻」
7月14日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第48回)の感想です。
なんとなく見栄えがいいからなのか、タイトルの最後に「2020」とつけているアニメを多く見かけるような気がします。
去年公開されたアニメの中で、
タイトルの最後に「2019」ってつけてるアニメ、たぶん無かったと思いますし。
仮に「プロゴルファー猿」「忍者ハットリくん」のアニメも今年リメイクされていたら、
「プロゴルファー猿2020」「忍者ハットリくん2020」みたいなタイトルで、アニメが放送されていたんでしょうかね。
2020年にアニメ化されたプロゴルファー猿を見て、
Twitterに「プロゴルファー猿20201人で見ました」と、1人なのに大人数に見えるよう書き込むボケ、やってみたいなあ。
というわけで、今週の『プロゴルファー猿』の感想です。
アメリカから帰ってきた剣崎とのマッチプレイに挑む猿丸。
テレビ中継に舞い上がっているのか、
猿丸は剣崎に対して「アメリカ帰りのおぼっちゃんにはもっとハンディをやってもいいくらいや」と、何故かイキりはじめていた。
せっかく貰ったコースの地図をビリビリに破って見なかったり、
剣崎のプレーに対していちいちケチをつけてきたりと、今の猿丸はどことなく情緒不安定気味だ。
ドラゴン戦のときにずっと高山でゴルフやってたせいで、軽い酸素欠乏症にでもなっちゃったんだろうか?
そんな猿丸に対し、
ミスターXは「影プロの選手と戦い続けてきたお前はもはや影のゴルファーだ。剣崎のような光のゴルフには勝てない!(要約)」みたいなことを告げる。
影プロはそれこそクセの強い人たちばかりなので、
彼らと戦っているうちに「影プロとの戦い方」のクセがついてしまい、いざ正式なゴルフ勝負になると対応できなくなるってことなんでしょうかね。
お笑いライブでは常に滑り知らずの芸人だけど、
慣れないテレビ収録の場では放送コードや客の雰囲気をうまく掴めず、全くウケなくなってしまう・・・みたいな感じだと思います。たぶん。
おそらく剣崎さんや、
日曜の午後にテレビでやっているゴルフトーナメントに出ているようなゴルファーは、
影プロのようなかっこいい必殺ショットこそ持ってはいないものの、みんな光のゴルファー側なんだと思います。
逆に言っちゃえば、
奇抜な見た目や奇抜なショットを持っているヤツはみんな影のゴルファー側ということになっちゃうのかもしれない。
もともと影プロだった紅蜂さんが、いま現在修羅球寺でがんばっているのも、
その陰プロのキャラクターからの脱却を図り、光のゴルファーとして再始動したいからなのでしょう。
そう考えると、裸足に手作りゴルフクラブを愛用する猿丸のビジュアルは完全に影プロそのものだ。
ミスターXが猿丸に一目ぼれしたのも、そういう理由があるからなのかも。
そして、肝心の試合のほうは、
鹿島大造の鶴の一声によって「引き分け」となる、まさかの幕切れ。
両者ともに遺恨の残るかたちとなってしまった。
今回の試合で「自分のゴルフに対しての大きな壁」にぶつかってしまった猿丸。
この苦汁を糧にして、猿丸は真のプロゴルファーとして成長できるのか。
といったところで、次回に続く。
それにしても、今週放送分の『プロゴルファー猿』は、
鹿島大造の顔のアップがやたら多かった。
「おじさんの顔のどアップ」がこんなにも面白いものだとは、思ってもいませんでしたよ。
ここまでのどアップに耐えられるの、
相当顔面に「力(ちから)」のある人じゃないとムリですね。
続いては、2週間ぶりとなる『忍者ハットリくん』8本立て。
なお、このハットリくん8本立ての最中に流れたACジャパンのCMに
「ケンイチ」という名前の少年が出てくるというミラクルが起きていました。
ケンイチ氏を実写化すると、おそらくこんな感じになります。
リアルケンイチ氏、野球がすきなんですね。
■第426話
夢子ちゃんとの遊園地デートのはずが、なぜか苦手な絶叫マシンに乗ることになってしまったケンイチ氏!
遊園地デートをケンイチ氏に奪われたケムマキも腹立たしそうですが、夢子ちゃんのスケジュールは早い者勝ちです。
絶叫マシンに乗りながら笑ってるヤツは、ある意味絶叫マシンそのものより怖いぞ。
劇中に出てきた「ナウくない」って言葉、100年ぶりくらいに聞きましたわ。
ハットリくん曰く「小便我慢も修行のうち」ってまじですか?
■第427話
ハットリくんが隠した密書を見つける伊賀忍者の野外テストに、何故かケンイチ氏(と夢子ちゃん)が電撃参戦!
ケンイチ氏、忍法の野外テストを遊びかなんかだと思っていそうだ。
ケムマキが仕掛けた「忍法こだま悪口」で不機嫌になってたのに、
そのへんに生えてた花ですぐに機嫌を直す夢子ちゃん、ほんとちょろいというかなんというか。
ハットリくんのヒントを参考にせずに「密書」を偶然見つけちゃうの、
本来の目的と違っちゃう気もするんですが、まあいいんですかね。
■第428話
バスをうっかり乗り過ごしてしまい、曙町(どこだ?)にたどり着いてしまったケンイチ氏!
お庭で水浴びをするハットリくん達のサービスシーンを見ることもできる回なので、マニアは必見の回です。
この回で初披露となった「忍法変形ムササビ」、見た目がかなり気持ち悪いですね・・・。
そうか、この回の本放送時はあの力士もまだいなかったから、「曙(あけぼの)」の読み方もわからないか。
■第429話
426話につづいて、またしてもカメコになるケンイチ氏である。
ケンイチ氏、自分用のフィルムカメラ持ってるのか。金持ちだなあ。
そして、べつに好きでもない男友達の写真のために水着になれる夢子ちゃん、すごい。
なんか「フォトカノ」みたいだ。
今回のオチまでの導入は、フィルムカメラの時代を知らないとわかりづらい流れかもしれません。
ケムマキ、なんで心までジジイになってるんだ・・・?
■第430話
雨の日の帰り道ではしゃいでしまい、どろんこになってしまったケンイチ氏たちの姿から始まる。
そして426話につづいて、またしてもテルテル坊主が出てきました。
今週分のお話、第426話の内容がやたらと絡んでいるぞ!
とはいえこの回は、ちょうど今の梅雨の時期にピッタリくるお話ですね。
今回の獅子丸みたいに、
布で体じゅうを覆われた状態で屋根から吊るされてバケツの水をぶっかけ続けられるの、ただの拷問と変わらないような・・・。
このテルテル坊主姿の獅子丸は、映画「天気の子」を彷彿とさせますね。(個人の感想)
■第431話
ハットリくんプロデュースによることわざ回。教育要素の強い回だ。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」の時に出てきたうさぎがやたらとデカかったのもポイントです。
日常生活でこんなにことわざネタが入ってきたら、さすがに覚えられそうですけどね。
「二階から目薬、実際にやってみた」って動画、YouTubeを探したらいっぱいありそうだ。
「開いた口がふさがらない」を「壊れたハンドバッグ」と言い換えるパパのセンスに脱帽してしまいました。
■第432話
理科のテストで10点をとってしまったケンイチ氏、夢子どのの家にある答案用紙奪還に挑む!
あ、あと、夢子ちゃんのパンチラも見れます。
クラスの女の子といっしょに宿題できるとか、ケンイチ氏もなかなかやりますね。
他人から借りた図鑑を又貸していた夢子ちゃん、さりげなくひどいぞ。
なんか今週の放送分は、夢子ちゃんがアレな性格になっている回が多い気がしますね・・・。
サムネ映えしそうな忍法を繰り出すハットリくんの姿をご覧ください。
パーマン。
■第433話
小池先生の蝶マニア設定は忘れたころに掘り返される。
ついでに、小池先生が「蝶の鬼」と呼ばれていることも判明しました。
授業そっちのけでサナギに夢中な上に、サナギの世話ができなかった生徒(ケンイチ)を怒鳴りつける小池先生。
本当に教職に向いていない男だ。
あと、「ミヤマカラスアゲハの羽化の作画」にやたら気合いが入っていたところも、気になりました。
もしや、このアニメの作画スタッフにも蝶マニアがいるのか?
そんなわけで今週の感想は以上です。
来週は「ライオンズアワー・埼玉西武×千葉ロッテ」のため1週お休みして、7月28日の放送です。
お楽しみにー。
紅蜂さん(修行中)