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【ドラえもん本レビューその218】ドラえもん ひみつ道具百科 タケコプターのまき

 

ドラえもん ひみつ道具百科 タケコプターのまき

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出版社:小学館

発行日:2019年12月3日

価格:1000円(税抜)

まんが:ふじあか正人

全60頁

 

 

 

 

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「小学一年生」で掲載されていたドラえもんの漫画を一冊にまとめた本。

 

ドラえもんひみつ道具のことが2~3ページほどでわかりやすく紹介されており、

使っている漢字も小学一年生が習うような簡単な漢字しかつかっていないので、文字を覚えたばかりのお子さんでも読み切れるような本となっております。

 

 

つまり、

「文字」や「マンガの読み方」が覚えられる上に「ドラえもんひみつ道具」のことも学べてしまうという、

まさに一石三鳥な本だといえますね。

 

 

 

全国のお母さま方が自分のお子さんにこの本を買い与えることで、

最近の若者の間で広まりつつある「マンガ離れ」「ドラえもん離れ」のムーブがなくなっていく未来が訪れることを祈っております。

 

 

 

 

 

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この本で紹介されているひみつ道具も、

タケコプター』『どこでもドア』などのド定番なものから、

『トランポリンゲン』『ロボットペーパー』といった通好みな道具まで多種多彩。

 

 

はたして、これらの道具がどう漫画化されているのか?

それが気になる人は、自分で本を買って確かめてみてください。

 

 

 

あと、個人的には、

『十円なんでもストア』の回が「原作のオチとはまた違った形の解法といえる良いオチ」だと思ったので、

ほかの人に読んでもらえるとするなら、その回をオススメしたいです。

 

イデア自体はシンプルだったけど、あの道具のこういう使い方は思いつきませんでしたわ。

 

 



 

以下、ちょっと気になったところ。

 

 

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ジャイアンの読んでいるまんがが「モジャえもん」だという小ネタを発見。

 

このまんがの作者であるふじあか正人先生が、

昔コロコロで「宇宙フレンドモジャ公」を描いていたMASAHITO先生と同一人物だと知ったのは、けっこう最近の事です。

 

 

 

 

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小学校低学年のお子さんが読むような本なのに、

人物紹介のページで全員の本名が呼び捨てにされてるところが少しおもしろかったです。

 

剛田武のび太のクラスメイト。

 

 

 

 

 

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みんなも自己責任で遊んでみましょう。おしまい。

 

 

 

 

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ドラえもん50周年ロゴのドラえもんが何で上を向いてるのかが未だによくわかってない