前回までのあらすじ:KLLベクターを打たれたタママが生体兵器化してしまった!
崩壊した月面基地の瓦礫を食べながら暴走するタママであったが、
「ナンデボクダケ出番ガ少ナイデスウゥゥゥ???(※第3話ぶりのセリフです)」とメタネタを叫ぶ余裕もあった。
どうやらKLLベクターは、相手の思考を完全に乗っ取れるわけではないようだ。
もしかしたら、個人の秘めた思いによってKLLベクターの効果に違いがあらわれるとかだったりして。
「他のみんなと比べて出番がすくない」という嫉妬の心がタママをこんな姿に変貌させちゃったのかもしれない。
ドロロ兵長にKLLベクターを打ってみたらどういう変化をするんだろう?
前回までヴァイパーたちと友好的な関係を結んでいたグッドマンさんであったが、
KLLウイルスやブラフマン・タワーの真相を知り、決別をはかろうとしていた。
グッドマンさんは自身の組織「ギフトシュランゲ」の世界征服のためにヴァイパーと組んでいたわけ(第2話)だけど、
べつに地球自体を滅ぼしたいわけではなかったらしい。そりゃそうか。
部下たちの手で管制室を包囲するも、
ヴァイパー軍のボスであるハブ・フロハイルの反撃にあい、あっさりと鎮圧されてしまったグッドマンさん。
今のところ、自らがカツラであることを暴露してしまっただけの人になってるけど、
この先の展開でグッドマンさんの名誉挽回はあるのだろうか?
そして、ティファニーさんが実はアンケロムであることも判明した。
「違う・・・私が欲しいのはあんなものじゃ・・・ない これが最後の希望だったのに」と落胆の言葉を述べていた彼女の真意とは。
これは彼女に何らかの目的があって自身がアンケロムであることを隠し、普段は人間として生活しているってことなんだろうか?
なんとなく、「平成狸合戦ぽんぽこ」のタヌキたちを思い出してしまった。
となると、モカナがいたアンケロムの住処に
「メイドさんが表紙のエロ本」を捨てたのもおそらくティファニーさんの仕業だと、ほぼ確定してもいいでしょう。(第4話)
南極観測隊のだれかがエロ本をうっかり捨てちゃったという可能性もまだあるけど、まあそれはそれとして。
この行動によってモカナさんがメイドさん姿になったのは、ティファニーさんにとって思惑通りのことなのか。
これについても、今後の展開でその意味が明らかになっていくことでしょう。
これで「モカナさんがメイド姿になった伏線はまったく意味がありませんでした」というパターンも充分にありうるからこわいぞ。
さらに衝撃の展開はつづく!
なんと、シナナの正体が「KLLベクターを投与された夏美が変化した姿」であることがわかりました。
Ω ΩΩ < ナ、ナンダッテー!!??
同じKLLベクターでも、
タママは生体兵器化&暴走し、夏美はケロン人みたいな姿になってしまった。
人間とケロン人によってあらわれる効果はちがうんだろうか?
夏美がとりあえず無事であったことは安心だけど、とうぜん人間の姿に戻さないといけない。
冬樹くん協力のもと、プルル看護長が「KLLベクターのワクチン」を作る流れとなりましたが、
彼女がアニメでもお馴染みのでかい注射器を手に持っていたのが、なんとも気がかりだ。
次回、冬樹くんのおしりが大変なことになってたりして。
今回のお話のラストは、
ギロロ伍長が機体を「D(デンジャラス)・モード」にヘンタイさせ、暴走するタママを迎え撃つところで終わっていった。
なんかものすごく返り討ちにあいそうなニオイがぷんぷんしてならないけど、次号へつづく!
本気のギロロ伍長が、目じゃなくて「歯をくいしばれぇ」と言っているところがいいですね。
いや、たぶん、日向家初上陸の時も本気であのセリフを言ってたとは思うけど。
そういやギロロ伍長も、
南極でヴァイパーに捕まったときにKLLベクターを打たれたらしき描写があった。(第2話)
ギロロも、この先タママみたいなバケモノになったりするのかもしれない。
注視していきましょう。
そして今月の士土先生の目次コメント。
次号の少年エース10月号は8月26日(月曜日)発売です。お楽しみにー。
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