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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第7話「不詳王女」

 

少年シリウス7月号掲載怪物王女ナイトメア」第7話の感想です。

今月で最終回を迎えた巻末の4コマバトル、8年もやってたんだ・・・。(今月のシリウス雑感)

 

月刊少年シリウス 2018年7月号 [2018年5月26日発売] [雑誌]

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 【これまでの感想】

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第1話「回帰王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第2話「宿仮王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第3話「人形王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第4話「捕食王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第5話「休眠王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第6話「冬来王女」

 

 

 

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今月は姫様の姉・シルヴィアに成りすましていた蠅の王女から、この世界の謎を解き明かすためのヒントが語られた回であった。

 

 

怪物王女」で蠅のキャラクターといえば、科学者としてたびたび本編に登場していた蠅男を思い出す。

 

もしかしたら蠅の女王さまが、

何かのきっかけで出会った蠅男から吸血鬼がシルヴィアの血を搾取うんぬんの情報を知ったってことが過去にあったりするのかも。

 

あの人、もともと人間だったらしいけど、あの外見なら蠅人間の世界でも受け入れてもらえそうだし、

彼だったら何かしらの交換条件としてシルヴィアの情報を横流ししていても、おかしくはない。

 

でも、そんな関係があるんだったら、

王族の血なんて初めから狙わないで蠅男が開発していた秘薬・トライオキシン使わせてもらえばよかったのにとも思うので、実際のところは蠅男との面識はなかったのかも。

もしくは、その薬のことを教えてくれるほどの仲でもなかったとか。

あの薬、かなり貴重そうだしなあ。

 

 

 

まあ、蠅男の話はここで置いておくとして、

今回の蠅の女王の変装や、本編での証言から「この世界にシルヴィアはいる」ということだけは確定したっぽい。

 

姫様の王族としてカティアなる謎の新キャラ王族が出てきたことから、

怪物王女ナイトメア』は姫様以外の王族が全員違う人になっているパラレルワールド説」も囁かれていたけど、その可能性はかなり薄くなった。

 

 

 

さらに、独自で王族のことを調べていたらしい蠅の女王様から、

「リリアーヌ姫 お前は 別の組に入れられたのだ」なる、意味深なメッセージまで飛び出した。

 

 

蠅の女王様が姫様の本名を知っているという点から見て、彼女の王族についての知識は確かなようだ。

 

 

で、「別の組」というのはなんなんだ?

 

 

おそらく蠅の女王様は「王位継承戦争い」のことについて言ってるんだと思うけど、「別の組」ってのはなんなんだ?

 

実は王位継承戦争いはワールドカップみたいにグループリーグと決勝トーナメントに分かれていて、

怪物王女』でやっていた王位継承戦争いは、もう王族同士の決勝トーナメントが始まっていた後ってことなんだろうか?

 

 

だとしたら、

今の王位継承戦争いは、姫様だけ誰かの策略でニセ王族だらけのグループに入れられていて、

ほかの王族のみなさんたちは、また別のグループに入れられていることになってしまう。

人数調整で、姫様の代わりに王族だらけのグループに入れられてしまった人がいるのかもしれないと思うと、なんか悲しい。

 

 

 

ただ上記の推測が正しかった場合、

王族を巻き込んでいる以上、この策略は王族よりもさらに偉い相手じゃないとできないことになってしまうので・・・うーん、やっぱりよくわからない。

 

 

 

こうなったら、蠅の女王様からもうちょっとヒントを戴きたいところだったけど、

残念ながら蠅の女王様は先ほどの言葉を最後に息絶えてしまったので、真意は解らずじまいになってしまった。

 

もうちょっと生きるのを頑張ってくれたら、この世界の謎の種明かしもしてくれそうだったけど、死人に口なし。仕方がありません。

種の存続のために、無謀な戦いに挑んだ蠅の女王様に合掌。

 

 

 

あと、ついでに言っておくと、

 

前シリーズの「昏睡王女」の回で「ヒロくんはこの部屋を見たことがないのでドアを開けても真っ黒の空間になってしまう」ため、

この世界が夢である根拠となっていた「姫様の寝室」が今回のお話ではガッツリと登場していたせいで、

 

自分が第1話から提唱していた「この世界は全部だれかの夢の話でした説」も信憑性がだいぶあやしくなってきた。

 

 

 

ただ、「王族は同じ人もいるけど、それでもパラレルワールドだよ!」って言い切られたらパラレルワールド説は成立してしまうし、

「全部だれかの夢の話でした説」も、寝室の主である姫様が見ている夢だということにしてしまえば、簡単に成立する。

 

 

 

つまり何が言いたいかというと、

今回の蠅の女王様の発言によって、この世界の謎がさらに深まってしまったということですな。ガハハ!

 

あれだけのヒントでこの世界の謎を解き明かすのは難しそうなので、

今後の本編で、ちょっとずつ謎が明かされるのを待っていくことにしましょう。今回の感想はこれで終わりです。

 

 

 

まあ、こうやって謎をまき散らしていくのが怪物王女の良さなのであり、

今回の話に出てくる「ティアラをとった姫様」など、『怪物王女ナイトメア』では前シリーズでなかなか見られなかったシーンが出てきたりもするので、

『ナイトメア』から怪物王女を読み始めたって人は、けっこう得をしているのかも。

 

ご新規で入ってきた読者さんにも、この作品のノリがわかっていただけると嬉しいです。

 

 

 

姫様たちが誰かに監視されている雰囲気をかもし出しつつ、物語は次号につづく。

次号のシリウス8月号は、6月26日(火曜日)発売です。

 

 

 

 

【関連ニュース・その1】

光永康則先生が原作を担当する「玉キック」第2巻が6月15日に発売されます。

怪物王女ナイトメア』とはまた一風変わったエロありミステリーありの娯楽作品となっているので、興味のある人は必読!

玉キック(2): YKコミックス (ヤングキングコミックス)

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【関連ニュース・その2】

内容の共通点の多さから「怪物王女」と比較されることも多かった「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」が、

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド A.S.O」と名を改めて帰ってきた!

seiga.nicovideo.jp

 

新規読者も読める『怪物王女ナイトメア』と違い、こちらは完全に『スカーレット・オーダー』からの続きとなっている。

共通点の多かった作品だけど、まさかこっちでも新章が始まるとは思いませんでしたわ。

第一部のリバイバル連載も始まっているので、予習復習をしたい人はこちらで。

 

 

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)