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ドラえもん感想(ネアンデルタール人を救え[再]&宝くじ大当たり)

 

 

 2024年5月25日放送分  ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

ネアンデルタール人を救え(アニメオリジナル)

今週の1本目は2019年6月7日放映分の再放送。

4万年前の世界でジャイアンそっくりのネアンデルタール人(以下、ジャイ原人)を救ってあげるお話だ!

 

 

 

我らがジャイアンは、ネアンデルタール人と聞いて「悩んでるタール人?」と小ボケをかますような人物だったのに対し、

ドラえもん達が出会ったジャイ原人は、だいぶ気弱でおとなしい性格をしていた。

 

 

 

そしてこの回で一番気になるのは、ジャイ原人とのび太くんそっくりのホモ・サピエンス(♀)が、

しずかちゃんも羨むくらいになんだかイイ感じになっていたことである。

 

 

むかしむかしの大むかしに、

のび太くんとジャイアンにそっくりな人類」がセックスしていた可能性があると思うと、

いろいろと複雑な感情がわいてくるぞ。

 

 

 

 

今回ドラえもん達がやってきた「約4万年前」といえば、

『のび太の地球交響楽』ミッカの妹が地球にやってきた頃と、おそらくほぼ一緒の年代と思われる。

 

 

 

劇中でドラえもんも言っていましたが、今の人類にも2%くらいはネアンデルタール人のDNAが残っているらしい。

 

『地球交響楽』のムシーカ人の遺伝子は、いまも歌姫ミーナのなかに受け継がれていた。

もしかすると、実はあのジャイ原人こそが、我々ジャイアンの遠い遠いご先祖さまだったりするのかもしれませんね。

 

 

 

ドラえもん達が過去の世界に行くと、ジャイアンそっくりな人物と出くわしたりする件が頻繁にあるけど、

もしかして彼らも、ジャイ原人の子孫だったりするのか・・・?

 

 

 

 

そんなわけで、一本目の感想はここまで。

 

 

 

 

 

宝くじ大当たり(コミックス5巻収録)

『タイムマシン』で宝くじを買いに行けば、高額当選間違いなし!?

今週の2本目は、お金の魔力に憑りつかれた哀れな人間たちの様(さま)を描いた回です。

 

 

 

似てませんか?

 

 

 

 

このエピソードの原作初出時(1974年)は、数字選択式の宝くじが無かったため、

当選番号がわかっていても、宝くじ売り場にお目当てのくじが売っていなかったりと、のび太くんも購入に苦労しているようでしたが、

 

ロト6」や「ナンバーズ」がある2024年現在なら、だれでも簡単に大金持ちになれちゃうんだろうなあとか思ったり。

 

 

まあ、そういった問題が起きてしまうからこそ、

『タイムマシン』を使ったお金儲けは法律で禁止されているんでしょうなあ。

 

 

 

 

 

今回のアニメでは、原作にいなかったスネ夫父子が登場。

 

 「ねえパパ。みんなはどうして宝くじなんか買うんだろう」

 「まあウチには必要ないから。パパは買わないよね」

 

 

と、スネ夫くんが何だか思わせぶりなコトを言っていたので、

「もしや、スネ夫のパパが6000万円の宝くじを貰っちゃうオチに改変されたのか?」と思ったのですが、べつにそんなこともなく、

 

フツーに何も知らないパパが、友達に宝くじを譲ってしまう原作通りのオチになってました。残念!

 

 

 

ママとの約束をちゃんと守ったのに、家から締め出されてしまったパパが本当に可哀想でならない。

もしパパが宝くじを他人にプレゼントしていなかったら、航時法違反でドラえもんが未来に強制送還されていたかもしれないんだぞ・・・。

 

 

 

 

 

 

そして前述の「スネ夫父子の登場」は伏線ではなく、こういう事情があったからなのかも。

放送スケジュールに気をつかっておかないと、特定のレギュラーキャラの出番が全くない・・・なんて放送回も出てきそうですからね。

 

 

「原作ではジャイアン達の出番が無かったけど、アニメでは出番が追加されていた回」をいろいろ調べてみたら、面白いことがわかったりしそうです。

 

 

 

といったところで、今週のドラえもん感想は以上です。

 

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

今週のエンディングは『ドラえもんのうた 40th』を放送。

でも曲の途中から、先週も告知した『投稿!ひみつ道具大喜利』のお知らせに切り替わる特別仕様になっていたぞ!

 

応募締切は5月31日(金)までなので、いいアイデアを思いついた方はお早めの投稿を!

 

 

 

 

■次回予告■

次回の放送は6月1日。

「ヨット大冒険」「恐怖のたたりチンキ」の2本をお送りします。