12月2日発売、ヤングジャンプ2022年1号掲載『イビルヒーローズ』第24話の感想です。
ネタバレもありますので、未見の方は注意してください。
#イビルヒーローズ
— 週刊ヤングジャンプ編集部 (@young_jump) 2021年12月1日
原作:#光永康則 作画:#入鹿良光
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今週の『イビルヒーローズ』は、センターカラー!
「ふくりゅうの家メンバー」の仲間になるかもしれない謎の女性、カオルさんの顔見世回だ!
でも、読者が気になっているであろう、
「何故カオルさんは『ふくりゅうの家』と仲たがいしたのか?」
「カオルさんのたびたび口に出す ”パラ子” とは、一体何なのか?」などの謎については、今回明かされることはなかった。
こういう、一番大事な謎はあえて今後に引っ張っておいて、読者の興味を惹き付けておくつもりなんだろうか?
とりあえずこれらの謎は、あとのお楽しみと言うことで。
自らの体から炎を発する技「業火」を持つカオルさんは、
樹木のような見た目の英雄「フォレスト・ストンプ」をひとりで倒せるほどの実力があった。
「協力者なしの、単体でのイビルヒーロー殺し」は、
作中で描かれたなかだと、ここまでヒデオくん以外は成し遂げていない行為なだけに、非常にすごいことである。
でも、フォレスト・スタンプはいかにも燃えやすそうな素材でできていた英雄だったので、
ただ単に、炎属性のカオルさんにとって、敵の相性がよかっただけかもしれない。
ここは一度、水タイプの英雄と戦っているカオルさんの姿も見てみたいです。
水タイプの英雄、スライムみたいな見た目をしていそうだ。
ふくりゅうの家施設長・十条寺郷士が「ふくりゅうの家」メンバーの強化を考えていた矢先、
じつにタイミングよく「自分がコーチになってあげる」と志願してきたカオルさん。
あまりのタイミングの良さがちょっと怪しいけど、
メンバーを強化してくれるのはありがたいので、ここは素直に話に乗っておいた方がいいのかも。
そして、先週仲間になってくれたエメラルド・ソニックは、
「國島ハクを糺しにいく」という理由のもとに、どこかへと旅立ってしまった。
正直な話、國島ハクはこの作品におけるラスボスのような存在だと思うので、
いまのエメラルド・ソニックが、あっさりとやっつけられるような相手ではないと思う。
どうせなら、もうちょっとだけ「ふくりゅうの家」でゆっくりしつつ、
自身のパワーアップ目的も含めて、カオルさんの指導を受けた方がよかったんじゃないだろうか?
エメラルド・ソニックは、素早さに特化したヒーローなだけに、
知らず知らずのうちに、性格もせっかちになっちゃったのかもしれない。
カオルさんが、やけに露出度の高い私服を着ていたのも、
炎関連の技をつかう炎属性の人ゆえに、ふだんから基礎体温が高いせいだったりして。
この話の流れから、藤子・F・不二雄先生の短編『倍速』のオチに持っていけそうだったけど、
さすがに下品すぎると感じたので、自粛しておきます。
第2巻、12月17日(金)発売!