「俺のものは俺のもの お前のものは俺のもの」などのフレーズで知られる
「度を越えた独占主義」を意味する言葉として、「ジャイアニズム」という言葉があります。
日常でも耳にすることの多いこの言葉ですが、
そもそも「ジャイアニズム」とは、日常生活のどのような場面で使える言葉なのか？
これって、とても気になりますよね。
怨み屋本舗WORST 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
そんなわけで本日は、グランドジャンプにて好評連載中の作品である
『恨み屋本舗WORST』から、「ジャイアニズム」の使い方を学んでいきましょう。
＜第1話ためし読み＞
では、これから皆さんには、
世界で一番正しくない「ジャイアニズム」の使い方をご覧いただくことにします。
子供のものは俺のもの！息子の嫁は俺の嫁！
この間違ったジャイアニズムの使い手・輪留沢仁（わるさわじん）は、
元・殺人犯でありながら、「父親」という立場を利用して実の息子たちに近づいた後、
その息子や嫁たちやシャブ漬けセックスにハマらせ、セックス動画の販売でお金を稼いでいく・・・という、
常日頃から人間のクズがいっぱい出てくる『恨み屋本舗WORST』の中でも、かなりのどクズだった男。
怨み屋本舗WORST 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
まあ、実際に本編を見てみたらもっと腹が立つと思うので、
詳しくは「元・父親編」が収録されている『恨み屋本舗WORST』第15巻を読んでみてください。
『恨み屋本舗WORST』は、おもしろい漫画だぞ！
そして、この輪留沢という男。
劇中でやたらと「ジャイアニズム」をつかってくる。
自分も生きてきてだいぶ経ちますが、こんな最低なジャイアニズムは初めて見ました。
まさかジャイアンも、自分の名言がこの様な使われ方をするとは、思ってもいなかったことでしょう。
その後、恨み屋の手によって、コイツにもちゃんと制裁が加えられるわけですが、
自分の身勝手で他人の家庭と人生をムチャクチャにしたことを考えたら、あの制裁もまだまだヌルいと思いました。
読者にそんなことを思わせてしまう、悪いジャイアニズムの使い手はやっぱりすごい！
そんなわけで、今回の『恨み屋本舗WORST』のお話から、
「『ジャイアニズム』を使ったところで、許されないものは許されない」ということがわかりました。
みなさんも「どんな時でもジャイアニズムを使えば、なんとかなるだろう」みたいな甘い考えは、今日限りを持って捨てておきましょう。
ジャイアニズムにも、「使いどころ」というものがあります。
といったところで、ちょうどお時間が来たようですね。
これにて「第6回・マンガでよくわかるジャイアニズム講座」を終わりにいたします。
最後までご清聴、ありがとうございました。
【過去のジャイアニズム講座一覧】
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そういう事です。
