「俺のものは俺のもの お前のものは俺のもの」などのフレーズで知られる
「度を越えた独占主義」を意味する言葉として、「ジャイアニズム」という言葉があります。
(画像:「ジャイアニズム」の一例)
日常でも耳にすることの多いこの言葉ですが、
そもそも「ジャイアニズム」とは、日常生活のどのような場面で使える言葉なのか?
これって、とても気になりますよね。
男子高校生を養いたいお姉さんの話(1) (週刊少年マガジンコミックス)
そんなわけで本日は、週刊少年マガジンで完結を迎えたばかりの作品、
英貴先生の『男子高校生を養いたいお姉さんの話』から、「ジャイアニズム」の使い方を学んでいきましょう。
<ためし読み>
第357話「少年少女卒業」より
あいも変わらず、しおりお姉さんは実くんを養いたい!
いろいろあって旅行中に体調を崩した実くんを心配するお姉さんに対し、
実くんは「自分で稼いだお金で旅行に連れて行ってあげたい」と、実に男らしいことを言ってくれるのでした。
そして、その発言を受けて・・・。
お姉さんの口から、おもわず「ジャイアニズム発言」が飛び出していたというのが、今回わたしが伝えたかったことの全てです。
実君の稼いだお金は実君のもの!
そして、お姉さんの稼いだお金も実君のもの!!
これまでこのブログでは、全9回にわたって、
さまざまなシチュエーションでの「ジャイアニズム」を取り上げてきましたが、
自分を卑下する目的で「ジャイアニズム」が使われたのは、なかなか珍しい気がします。
ジャイアニズムって自分の権威を示すだけではなく、いろいろな使用方法があるんですね。
今度からこのパターンのジャイアニズムは「逆ジャイアニズム」と呼ぶことにします。
<関連リンク>
なお、このお話の全容が気になった方は、上のリンクからご覧ください。
このマンガは、おもしろいぞ!
そんなわけで、今回の『男子高校生を養いたいお姉さんの話』から、
「英貴先生はこの作品以外にも、現在ComicREXにて『1年A組のモンスター』を連載中です」などのことが学べたと思います。
これらの学びを生かし、皆さんも日常生活の中で「ジャイアニズム」を大いに活用してみてください。
といったところで、ちょうどお時間が来たようですね。
これにて「第9回・マンガでよくわかるジャイアニズム講座」を終わりにいたします。
最後までご清聴、ありがとうございました。それでは。
【おまけの補足情報】
英貴先生の作品のなかで、個人的に一番好きなのは「パンツを買いすぎてタンスを壊した話」かもしれません。
この手のエッセイ漫画、もっとたくさん描いてほしいです。
【過去のジャイアニズム講座まとめ】
全部見てくれ!