6月17日発売、ヤングジャンプ第29号掲載『イビルヒーローズ』第4話の感想です。
第1話ためし読みはこちらからどうぞ。
今週はセンターカラーでの登場。
前回、イビルヒーロー・クリムゾンを成敗したヒデオであったが、
「英雄(ヒーロー)殺し」を成し遂げたとは思えぬほどに、平穏な日常を送っていた。
「普通の日常を送っていれば、イビルヒーローたちも軽はずみにヒデオたちを襲うことはできない」と語るシュウジであったが、
トラックに撥ねられそうになっていた子供を助けるヒデオの様子を、
謎の新キャラである、エメラルド・ソニックに見られていたことを察するに、
イビルヒーローたちも、ヒデオたちをワザと泳がせているところがあるのかもしれない。
彼らもその気になれば、
ヒデオを拾ってくれた薪宮家の一人娘・薪宮ゆつきを人質にして、脅しをかけるやり方もできそうなので、
油断はまだまだ禁物ですし、そろそろ周辺人物の警護も考えていく必要がありそうです。
あと、今回の話で分かったことですが、
どうもシャイニング・シルバーは、あわよくばヒデオを英雄(ヒーロー)にさせようと考えているらしい。
せっかく自分の命で救ってあげたんだから、死ぬまで平穏な暮らしをさせてやればいいのに。
じつは、同じく集英社漫画のヒーローである、オールマイトにでも憧れているのか?
絶対にないとは思うけど、ヒデオを英雄(ヒーロー)にしたい理由が、
『僕のヒーローアカデミア』を読んで、自分もヒーローを育てたくなったとかだったらどうしよう。
とにかく、シルバーの考えていることは、いまだによくわからないぞ!
ちなみに、これは余談なのですが、
今週のヤングジャンプは『少年のアビス』『真・群青戦記』(一応ネタバレ反転)の2作品で自動車衝突事故が起きていました。
さらに、この2作品の連載位置もちょうどよかったせいで、
今週のヤングジャンプ本誌を読んだ人は、2作立て続けで自動車が人を撥ねるシーンを見ることとなる、ちょっとした奇跡も発生。
もしも、これらの作品にヒデオくんがいたら、自動車事故も止められたのか・・・?
いや、上の2作品の自動車事故を止めた場合、ストーリーラインがややこしくなってしまうので、むしろ止めない方が正解だ!