第97話「帰って来た紅蜂」
第98話「起死回生の一打!」
忍者ハットリくん
第442 話「忍法ガム風船の巻」
第443 話「アベック二人三脚の巻」
第444 話「つもり貯金で映画にいこう!の巻」
第445 話「ニンニン!清潔第一でござるの巻」
第446 話「新忍法火の玉パワーの巻」
第447 話「拙者!テレビ出演おことわりでござるの巻」
第448 話「中国忍法に挑戦するでござるの巻」
第449 話「気分はめっきり無重力!の巻」
8月4日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第50回)の感想です。
去年の4月からはじまった「テレ玉藤子Aアワー(アニメ40’s)」は、今週の放送をもってちょうど50回目に到達しました。
おめでとうございます。
でも、50回目だからといって、今週もとくに放送内容に変わりはありません。
いつものアニメ再放送です。
せっかくなので、テレ玉藤子Aアワー以外で「ちょうど50回目を迎えているもの」が無いかググってみたところ、
日本心臓血管外科学会の学術総会が、今年でちょうど50回目をむかえるということがわかりました。
こちらもおめでとうございます。
なお、ちょうど50回目となる学術総会ですが、
今年は新型コロナウイルスの影響で初のオンライン配信になるとのことでした。
また、大型集会を開いても大丈夫な環境に戻るといいですね。
それでは、今週の『プロゴルファー猿』の感想です。
久しぶりに猿丸たちの前に姿をあらわした紅蜂さんは、
ドラゴンの道場で修業を積んだことによって、以前よりも強くなって戻ってきた。
紅蜂さんはドラゴンの十八番であったカンフースタイルもなぜか完全習得しており、
ヌンチャクドライバーで戦う姿はまさに「女ドラゴン」といえる姿であった。
うーむ。確かに強くなったことは強くなったけど、
あの道場で修業を積むと、みんなヌンチャクドライバーを覚えて帰ることになっちゃうんだろうか?
ドラゴンの道場がゴルフプレイヤーを何人くらい輩出しているのかはわからないけど、
もしかしたら『プロゴルファー猿』の世界では、ヌンチャクドライバーの使い手が100人くらいいるのかもしれないぞ。
あと、この回は作画スタッフも張り切っていたのか、
紅蜂さんの作画がかなりイケメン寄りになっていたところもよかったです。
かつて、Wiiから発売されたプロゴルファー猿のゲームでは、
隠しキャラとして、この頃の紅蜂さんを模した『帰ってきた紅蜂』が使えるようになっていた。
当時のネットでは「ゲームで使えるキャラが6人しかいないのに同じキャラを使いまわすな」と壮絶に叩かれていたけれど、
このカッコいい紅蜂さんをアニメで見たら、ゲームで動かしたくなる気分もちょっとだけわかる気がします。
たぶんあのゲームは、
アニメでプロゴルファー猿を好きになった人が使用キャラクターをセレクトしたんでしょうね。
そして、以前の紅蜂さんと別人のような闘志むき出しのプレイスタイルを見た猿丸は
「(紅蜂が修行をしている)その間・・・ワイはいったい何をしていたんやろう・・・」と、自らのゴルフに対する向き合い方を考える一幕もあった。
剣崎や紅蜂といった強敵(ライバル)と戦い続けたことにより、
プロゴルファーとして、これまで通りのゴルフからの脱却を目指す意識が芽生えてきた猿丸。
でも、プロゴルファーらしいプレイスタイルって一体どういうものなんだろう。
自分もゴルフをやったことがないので、なにがプロっぽいゴルフなのかがいまいちピンとこない。
ただ闇雲にナイスショットを放つのではなく、
ちゃんと自分独自のゴルフ理論を考えた上でボールを打つことに特化するとか、そんな感じなんでしょうかね。
ちゃんと頭で考えてゴルフをするのはプロゴルファーっぽいけど、理論派の猿ってなんか嫌だなあ。
紅蜂と猿の勝負は両者イーブンのまま、第5ホールへと持ち越されることとなった。
以前の戦いではその存在を見せることなく終わった、蜂の巣カントリーの5番ホールには一体何が待ち受けているのか。
というわけで、次回に続く。
なお、次回の『プロゴルファー猿』の放送は、一か月後の9月8日となっております。
なんてこった。
2人の勝負がどうなるのかは、一か月後のお楽しみだ!
つづきまして、『忍者ハットリくん』の感想へいきます。
今日のテレ玉でやたらしつこく流れていた飴のCMがこちらです #teretamahttps://t.co/1lgD6wyrFb
— koukousei(美山田精一)@スパムじゃないよ (@koukousei) 2020年8月4日
上のCM。この日だけで6回くらい流れてた気がするけど、なんだったんだろう?
■第442話
ケンイチ氏が風船ガムを膨らませられないことが判明した回。
味のしなくなったガムは紙に包んで捨てるのがエチケットです。
ケンイチ氏に風船ガムの練習をさせないために、町じゅうのガムを買い占めるケムマキ&影千代。金持ちですねえ。
この回が放送された1983年は、
まだコンビニもギリギリ増え始めてなかった頃らしいので、無理すれば町じゅうのガム買占めも出来たのかな。
コンビニが町じゅうにある2020年現在だったら、買占めなんて絶対にムリだ。
あと、スルメを噛むハットリくんを見てて思いましたが、ハットリくんって自分の歯をあんまり見せないですよね。
うーむ、本編とまったく関係ないことをしゃべってしまいました。
■第443話
ツバメちゃん回。「アベック」という言葉に時代を感じます。
「町内ペアマラソン大会」って誰も参加しなさそうなイベントだなあとか思ってたけど、参加者はそれなりにいたようではある。
ご近所に忍者がいることを許容してるくらいだし、この町に住む人たちは面白いことやイベント好きの人たちが多いのかもしれない。
ツバメちゃんが夢子ちゃんの変装をしていたことに気づいたケンイチ氏が「あ、ツバメっ子!」と言っていたり、
ツバメちゃんの変装を見ぬけなかったハットリくんが「反省ニンニン」と言ってたり、レア発言が多い回でもありました。
■第444話
ケンイチ氏がつもり貯金で映画「北極物語」のチケット代を稼ごうとするお話。
貯金箱の中に500円札があるのが時代を感じますね。(今日2回目)
元ネタのほうの映画は1回だけ見たことありますが、
映画の序盤は出演者みんな同じような服を着ていたせいで、主演の高倉健さんがどれなのかわからなくて戸惑った記憶が。
そうか、この映画も1983年公開だったんですか。
ケンイチ氏がつもり貯金をしてるなら、とりあえずジャマをしてやろうというケムマキの考えが大好きです。
そういえば、2話連続で夢子ちゃんのニセモノが出てきていますね・・・。
どうやら伊賀も甲賀も、夢子ちゃんの変装はお手のものらしい。
ケンイチ氏の「映画を見るために貯めたお金も、その映画を見たつもりになれば全額浮く」という考え。
常人にはまったく思いつけないような発想であった。落語のオチにありそう。
■第445話
ツバメちゃん回。(今日2回目)
サブタイトルだけ見ると、完全に新型コロナウイルス感染防止のための標語ですね。
ハットリくん、こんな感じで厚生労働省のポスターに使われたりしないかな。
ケムマキのせいで「カビの生えた汚ないハンカチ」を使っていたと誤解されたケンイチ氏の恨みを晴らすため、ハットリくん達が立ち上がる!
でも、ケンイチ氏が元々きったないハンカチを使っていたのは事実なので、ケムマキは今回とくに何もしなくて良かった気がするぞ!
当時は潔癖すぎる行動だとギャグになっていたはずのケムマキの行動なのに、
今のご時世だといたって普通の行動に見えてしまうのが、皮肉というかなんというか。
(この本編のあとすぐに、テレ玉のコロナ感染予防のCMが入るミラクルも発生。)
でも、いくら感染防止の状況下でも、ケーキを煮沸消毒まではしないか。
■第446話
ハットリくんが留守の間にクソデブになっていた獅子丸をビシバシしごく回だ!
本人(本犬?)のためを思い、あえて厳しく突き放す。いわゆる親心というやつですね。
獅子丸が究極の空腹状態で大量のちくわを見せつけられた結果、「忍法火の玉パワー」を生み出した!
あの時の獅子丸、影千代を本気で殺しにかかっていた(っぽく見えた)のが恐ろしすぎる。
まあ、はらぺこの恨みはこわいんだぞ、ということで。
こわい
■第447話
ハットリくんがテレビ番組(にんげんビックリショー)に出演するのをしぶる回。
そりゃ「忍ぶもの」である忍者が、呑気にテレビに出てたらあきませんわな。
ケンイチ氏が「ハットリくんは僕よりも掟のほうが大事なんだね!」とか言ってたけど、そりゃそうだろう。
今回のケンイチ氏はいつも以上にクズっぷりが際立ってましたね。良き。
この回に登場していたテレビ局「さくらテレビ」。
同じ名前のテレビ局が『ドラえもん』にもよく登場してたけど、発祥はどこからなんだろう。
子ども相手に「ニセモノなんじゃないだろうね!?」と本気で怒鳴るテレビマン、やだなあ。
KUSYA OJISAN
■第448話
ハットリくん達が「中国忍法」に挑戦するお話。
「ニンジャ」は日本特有の文化だと思ってたけど、中国忍法ってなんなんだ?
『世界忍者戦ジライヤ』に中国忍者って出てたっけ?
お話の元ネタになったっぽい映画の「少林寺」が1982年公開なので、ちょうどこの頃が少林寺ブーム真っ只中だったんでしょうね。
作中で頻繁に飛び出す、ケムマキ達のデタラメ中国語にも注目だ!
ラストは獅子丸がダブル骨ヌンチャクで見事な演武を見せる!
今週のプロゴルファー猿の紅蜂さんとつづいて、2つの藤子A作品でヌンチャクシンクロが起きたのでした。
■第449話
夢子ちゃんのために無重力体験をさせたいケンイチ氏。
「チャレンジャー」に「サリー・ライド」と、時代を感じさせるワードがたくさん出てくるところがいいですね。
なんだか、今週放送分のハットリくんは時事ネタを交えた回が多い週でありました。
無重力に関連する書物を読み漁り、
市民プールを借り切ってまで、(疑似で)無重力体験をさせてくれるハットリくんはすごい。
すべて手作りなのに、普通に金がとれそうなアトラクションだった。
自分もハットリくんプロデュースの無重力体験をやってみたいぞ。
というわけで、今週の感想はここまで。
次回のプロゴルファー猿は、一か月後の9月8日。
忍者ハットリくんは一週速い8月25日放送となっております。お楽しみにー。