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【ドラえもん本レビューその178】学年別ドラえもん名作選 ドラえもん二年生

 

学年別ドラえもん名作選 ドラえもん二年生

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発行日:2019年2月26日

出版社:小学館

価格:750円

全176頁

 

 

 

2月21日(木曜日)に発売されたドラえもんの新シリーズ!

 

これまでのドラえもんの作品を「学年別」というくくりでまとめた、初めてのセレクションであり、

この本では「小学二年生」に掲載されたドラえもんがまとめて収録されています。

 

(ここまで、ほとんど昨日の記事からのコピペ)

 

 

 

<特設サイト>

www.shogakukan.co.jp

 

 

 

以下、収録内容。

 

 

ねがい星(1970年7月号掲載・カラー)

引きよせかがみ(1972年11月号掲載・カラー)

時間ちょ金ばこ(1977年4月号掲載・カラー)

ウルトラミキサー(1972年6月号掲載)

交通ひょうしきステッカー(1985年8月号掲載)

しあわせな人魚ひめ(1979年8月号掲載)

雲の中のプール(1977年7月号掲載)

台風のフー子(1974年9月号掲載)

ウルトラよろい(1977年8月号掲載)

時間ようごけ~っ!!(1979年9月号掲載)

エネルギーせつやくねつ気きゅう(1984年2月号掲載)

おせじ口べに(1972年10月号掲載)

声のかたまり(1976年10月号掲載)

ペロ!生きかえって(1971年11月号掲載)

風の子バンド(1975年1月号掲載)

雲の中のさん歩(1976年1月号掲載)

人間切だんき(1975年12月号掲載)

おそるべき正ぎロープ(1980年5月号掲載)

ぼうけんパラシュート(1980年1月号掲載) 

 

解説『世界の見方が変わる「科学」へのナビゲーター』 山崎直子

 

 

 

学年別セレクションということで、

昨日紹介した「ドラえもん一年生」との内容の違いを語ろうと思っていたのですが、全部読んでみてもよくわかりませんでした・・・。

 

ドラえもん一年生」と「ドラえもん六年生」を比べてとかだったら流石にわかると思いますが、

「一年生」と「二年生」とでは、やっぱりそんなに内容の違いがないように感じましたねえ。

 

 

 

で、内容の違いはよくわからなかったのですが、

この本で「ウルトラミキサー」を読んだ後に「交通ひょうしきステッカー」を読むと、絵柄の違いをすごく感じることが出来るという発見が。

 

まあ、この両作品のあいだには約13年間のひらきがあるので、絵柄が変わるのもしょうがないですわな。

 

 

各作品を楽しみつつ、時代によっての藤子F先生の絵柄の違いを見比べてみるのも面白いかもしれません。

 

 

 

 

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あと、巻末の解説も読んでみた結果、

「ねがい星」と「ゴロアワセトウ」は、学習要領的役割がほぼ一緒だということもわかりました。

 

みんなもこの2作品を読んで、小学校低学年のうちに「同音異義語」を楽しく覚えていこう!

 

 

 

 

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さらに「エネルギーせつやくねつ気きゅう」の回からは、リスクマネージメントを学ぶことも出来る!

 

小学2年生の時点で経営管理を完全マスターできれば、これからの人生怖いもの無しですね。

 

このお話のどこが「リスクマネージメント」に繋がるかについては、

実際にあなたの目で確認してみてください。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じで教育的目線から「ドラえもん」を知っていくと、

 

ただ漫然と作品を読んでいるだけでは得られなかった新たな気づきが色々あるので、なかなか面白いです。

ドラえもん」という漫画は、本当に内容の深い作品ですねえ・・・。

 

 

 

 

昨日からこのブログでは、

ドラえもん一年生」「ドラえもん二年生」を続けて紹介してきましたが、はたして明日はなんの本が紹介されるのでしょうか?

 

 

 

みなさん、ご期待ください。