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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

光永康則「アヴァルト」第3巻発売! 神を倒すためにまずはアカウント登録だ!

漫画感想

記事にするのが大分遅れてしまいましたが、12月9日に光永康則「アヴァルト」の第3巻が発売されました。

アヴァルト(3) (シリウスコミックス)
 

ぶっちゃけ内容自体に藤子作品の要素は全く無いのですが、作者の光永康則先生は藤子不二雄ファンとしても有名なので、

藤子ファンの方の描かれている漫画作品の感想を藤子不二雄ブログに書いても何らおかしくはないという前提です。俺がルールだ!

 

【過去記事】

(1巻発売時)光永康則先生の最新作「アヴァルト」1巻が出たぞ!みんなも買おう! - 原子おはじき

(2巻発売時)光永康則「アヴァルト」第2巻が出たぞ!! 新展開もあればアクションシーンもあるぞ! - 原子おはじき

 

 

はい、感想行きましょう。

今巻では、お母さんを殺した(アヴァルト)を倒すためにやって来た地下ダンジョンにて主人公のタギくんがアカウント登録をすることとなります。

この世界はゲームの内容がそのまま反映されたような場所であるため、現状NPC(ノンプレイヤーキャラ)扱いのタギくんが神と戦っても攻撃が効かずに負けてしまう可能性が大きい。

なので、アカウント登録をすることによって、始めて神と戦えるようになるわけですね。

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しかし、アカウント登録をしてしまうと、これまでは無効化されていた敵からの攻撃が全て効くようになってしまうという欠点もあります。

つまり攻撃を受け続けた場合、タギくんが死んでしまうということです。

一応、RPGらしく「回復の泉」のような場所もあったりするのですが、この世界の物質の全ては微細機械(ナノマシン)で出来ているため、

カエルのネッドさん曰く、何度も回復させてしまうとタギくんの身体の何割もの部分がナノマシン製になってしまう。そのような事態を恐れていました。

 

ただ、原作ではまだ「全身がナノマシンになってしまった人間」ってのがまだ出てきていないので、いまひとつその恐ろしさがわからないのですが、

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「全身がナノマシンになってしまった人間」と聞いて、21エモン」に出てくる宇宙探検時の事故などの大怪我をするたびに体を機械と取り換え続けた結果、外見がロボットにしか見えなくなってしまった人を思い出してしまいました(この記事唯一の藤子作品要素)

少年漫画の主人公があんな姿になっちゃったらいろいろとお終いなので、しばらくは地下ダンジョンで経験値アップに務める日々となりそうです。

 

 

で、一方の神(アヴァルト)側では、殺されたはずのタギのお母さんにそっくりなイライサという女性が登場しています。

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しかも、その自分を殺した神であるマーシュの元に仕えているっぽい。うーん、謎だ。

雑誌掲載時では「殺されたはずの母親が!?」みたいな煽り文が入っていたので分かりやすかったですが、単行本ではその一文が消えているので気づかない人もいるかもしれませんね。

 

そんなわけで、今巻もさまざまな謎が謎を呼ぶ展開となっており、この世界の秘密はまだまだ明かされそうにならないわけなのですが、

それでもたった一つだけ、この世界の謎を解くヒントのようなものが提示されておりました。

 

そう!

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この世界でもファミコンウォーズが出ていたという事です。

 

この文章だけ見てしまうとウケを狙っただけの文章に思われるかもしれませんが、ちゃんと根拠はあります。

現時点では「この世界は1万年後の世界が舞台」ということしかわかっていないので、もしかしたら1万年後は1万年後でも、1万年後の異世界に飛ばされていたって可能性もあったりしたわけです。

しかし、今回のこの「ファミコンウォーズ」発言で「かつてこの世界にも『ファミコン』は存在していた」という事が確定したわけです。

もしくは、ゲームの世界に吸い込まれちゃった系の展開とか。

 

ただ、光永先生は結構他作品のパロディギャグとか入れてくるタイプの人だったりするので、もしかしたら何も考えてない可能性もあったりします。

前作「カコとニセ探偵」でもジョジョネタやデスノートネタが入ってたこともありますし、

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この巻で描かれている「主人公(本体)のいる宇宙船の扉を丸太で突き破って入ってくるシーン」も、見方によっては彼岸島のパロディっぽくも見えます。

まあ、そもそも宇宙船に丸太なんか置いてあるイメージがないので、やっぱり意図的に彼岸島のパロディを意識して描いた可能性の方が高いです。

あと単行本1巻の頃からツッコもうかツッコむまいか悩んでたけど何でアヴァルトのチンコにモザイクがかかっているんだ? まさかのウケ狙いか?

仮にそうだとしても読者はこんなんで笑うほど幼稚じゃないぞ。むしろモザイクにばかり目が行っちゃって話に集中できないので何らかの改善が欲しいところです。

 

 

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そして、前巻から登場した新キャラ・コウサ達御一行は船で大陸まで移動していたのですが、そこにもアヴァルトがやって来て・・・。

ここからの衝撃的な展開はここで説明するよりも、実際に単行本で確認したほうがいいでしょうね。あえて黙っておきます。

 

そんなわけで、続刊である「アヴァルト」第4巻は2017年3月発売予定。

12月26日発売予定の月刊シリウスでは何と一挙2話掲載らしいので、気になる人は是非ともお買い求めを。

アヴァルトの他にも「夜桜四重奏」や「まじもじるるも」の続編も載ってるぞ!