アニメ化もされた「さばげぶっ!」最新11巻にドラえもんパロディネタが入っているとの情報をいただきました。
問題となったのは第60弾「あちら側の世界」という回。
【あらすじ】
この漫画の主人公・園川モモカがある朝、目覚めるとそこは魔法の世界だった!
魔法の世界
どうやら先日の中間テスト「現代魔法Ⅰ」でひどい点数を取ったことで魔法世界が嫌になった魔法世界側の園川モモカが世界移動の術を使ったことで、
魔法のない世界(こっちの世界)の園川モモカが入れ替わってしまったという事が判明します。
さばげ部部長・鳳美煌(魔法世界側)
・・・普通の人が魔法世界に来てしまったという展開や、魔法世界では科学文明が空想の産物だと思われている点など、
なんとなく「のび太の魔界大冒険」を彷彿とさせるストーリーです。でもこれだけではドラえもんのパロディ要素としてはちょっと弱いですな。とりあえず話を元に戻します。
魔法文明
で、その世界移動の術を使うには魔方陣が付き物。
もしも魔法世界側の園川モモカが世界移動の術を使ったのならば、その魔方陣がどこかに残っているはず。
そして、その魔方陣をくぐれば両者とも元の世界に戻れるということもわかりました。
というわけで、園川モモカが使った魔方陣を探すこととなったさばげ部の一同。
魔方陣は魔法使いにとって命に関わる扉。
そう簡単に魔方陣が見つかるハズがないと思いつつ、少しでも手がかりを探すべく魔法世界側の園川モモカの部屋へ向かったさばげ部の一同が目にしたものとは!
あ。(ドラえもんパロディ的に)
これは完全にアウトです。
別に魔方陣を描くなら床とかでもいいのに、わざわざ引き出しの中に魔方陣を描く理由がわかりません。
机の上に散乱したノートと文房具から判断して、きっと魔法の勉強中にヤケになって魔方陣を描いたんでしょうなあ。わかるぞその気持ち。
この後も色々と展開はありますが、続きは単行本の方で直接ご確認ください。
さて、アニメを見ていた人ならご存知のように、この「さばげぶっ!」という作品はサバゲーを題材にした漫画となっているのですが、
連載が続くとともにサバゲー要素がどんどんと薄くなっていき、この最新11巻では銃が登場するのはたったひとコマだけという状況になっています。
この問題については作者の松本ひで吉先生も認めており、もうどうしようもないとのことらしいです。
少女漫画雑誌なのにそんな作品を掲載している「なかよし」は改めてすごいと思いました。おわり。