※この記事には「あまいぞ!男吾」新作の軽いネタバレが含まれています。
小学館からコロコロアニキ第5号が発売されました。
コロコロコミックの兄弟誌「コロコロアニキ」は現在4か月ごとの発売となっていますが、
次回予告の文章曰く「今後の売上次第で3か月ごとの発売になるかも・・・」ということらしいので、少しでもこの本に興味のある方は買い控えせずスパっと買った方がいいですね。
さらにアンケートを出すことで、今後のコロコロアニキで自分の好きだったマンガの新作が載る可能性があるらしいので、そこらへんも要チェックです。
コロコロアニキのアンケートがロックマンに誘導してる( ̄▽ ̄)これはエグゼ?流星?ゼロ?とにかく可能性あるぞ! pic.twitter.com/i69HGyXtcj
— Tamago@男吾新連載お祝いモード (@Tamago333lobo) 2016年3月15日
さて、このコロコロアニキでは毎号なにかしらの形でドラえもんの特集記事が組まれており(ちなみに前号は藤子不二雄A先生特集!)
今号では「新・日本誕生」公開記念として「新・のび太の日本誕生」と「のび太の日本誕生」を徹底比較する企画のほか、
日本誕生公開当時の思い出についてむぎわらしんたろう先生がコメントされていたり、「日本誕生」公開当時の藤子F不二雄先生のインタビューなどが掲載されております。
とはいえ、特集記事は4ページしか無いのでこれだけを目当てに買うのはハッキリ言って損。
しかし、このコロコロアニキは他の特集記事やコラム、さらに「コロコロ創刊伝説」「ハイパーダッシュ!四駆郎」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return Racers!!」などの連載漫画などの内容が充実しているので買っても全く損がありません。むしろ買って得をしているレベルです。
長年児童雑誌をやっているだけあって、全く興味のないホビーのコラムでも文章の面白さだけで読ませる力がありますし、
個人的には、かつて少年サンデーで「美鳥の日々」「あいこら」を読んでいたこともあり、井上和郎の新作が毎号載っているというのも嬉しい。今回のく○ぃむレモンの話も面白かったですよ!
そんな盤石な体制を誇るコロコロアニキに、なんと今号から「あまいぞ!男吾」の新作連載が始まるというんですからもう鬼に金棒状態。もう2冊買っても得するレベルです。
僕は「あまいぞ!男吾」が好きなのでこの連載開始の知らせは本当に嬉しい。
「あまいぞ!男吾」は人間としてのかっこいい生き方を学べる最高の人生の教科書でありますからね。
今のコロコロ読者たちも是非読むべきだと感じる作品であり、自分に将来子供が出来たら絶対に子供に読ませようと思っている漫画作品のひとつです。読ませれば絶対いい子に育つぞ!
で、さっそく新作も読みましたが、いやもう本当によかった。
もちろん内容についてはあの頃と変わらぬままで本当にきれいな展開でしたし、
普段はお姫の出てくる小学生編ばかりがクローズアップされがちになってしまうので、今回の中学生編では操や火山先輩、さらには原作だと一話しか出てこない静波様の姿が見られて本当に大満足でしたわ。
円谷操
今後十文字学園あたりの展開や、青春立志編の流れもやるんでしょうかね?いやあ、楽しみでしょうがないですよ。絶対次のコロコロアニキの発売日までは何があっても絶対に死なないぞ!
なんか「あまいぞ!男吾」を知らない人にはさっぱり内容の伝わってこない感想になってしまいましたが、ありのままの気持ちを書いたらどうしてもこんな感じになるのでもうこれが感想でいいです。
新作の内容を知りたい人はコロコロアニキを買えばいいんですよ。
さらに、コロコロアニキ第5号の発売日と同じ日にMoo.念平先生自らが収録話をセレクトした「あまいぞ!男吾傑作選」まで発売という神対応っぷり。
小学館は傑作選とかじゃなくオバQみたいに新装刊で全巻復刻してもいいんですよ?
「オレとアイツの関係は!?」「おっちゃん賛歌」などの名作回はもちろんのこと、コロコロアニキ3号に掲載された新作「なめんな!キャンディ」や、まだヒールだった頃の操さんが登場している「決戦!ルール無用」も収録!
さらにMoo.念平先生による書き下ろしページもあるので、ファンならば是非とも買っておくべきでしょう。実際僕ももう買いました。
ちなみに、下にあるのは同じく同日発売されたのむらしんぼ先生の「コロコロ創刊伝説」。
「レッツ&ゴー!!」「あまいぞ!男吾」など、コロコロアニキを彩るマンガ4冊 - コミックナタリー
のむらしんぼ先生が自らの漫画家人生を振り返りながらコロコロコミックの創刊の物語を描いた意欲作。
第5話「初連載伝説」では悩める新人作家時代ののむらしんぼ先生に助言を送る先輩として藤子F不二雄先生が登場したり、
このコロコロアニキ第5話ではあの超人キンタマンの「オガンダム」について触れられているなど、コチラも読んでいて面白い作品なので必読です。
ちょっと「コロコロ創刊伝説」関連で書きたいことがあったので明日の記事もお楽しみに。