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NHK地上波『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』感想(第10回~第12回)

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

 

 

 

NHKプレミアムで今年6月に放映された藤子・F・不二雄 短編SFドラマ』が、

12月11日から12月14日にかけて、地上波NHKでも放送となりました。

 

 

 

 

 

というわけで、本日は、

今回放送されたドラマ全3話ぶんの感想を垂れ流していこうと思います。

 

 

 

 

先に言っておきますが、そんな大したことは書いてないので、

必要以上に期待しないでくださいね。

 

それではどうぞ。

 

 

 

 

 

 

♦どことなく、なんとなく(12/11)

このエピソードは、とにかくロケーションが完璧すぎた。

あんな『どことなく、なんとなく』の原作再現にうってつけな絶景山があったとは知りませんでしたよ。

 

 

放送時間15分のドラマのために、あんな山のてっぺんまで登った出演者の皆さんや、

わざわざカメラを持っていった撮影スタッフの皆さんの熱意には、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。

 

 

 

 

お話のテンポの都合もあるからしょうがないとはいえ、

ちょっと意味不明なことを言われただけですぐ刃物を突き出してくる友人はやばい奴にしか見えないぞ。

 

 

怒ると何をするかわからない人間ほど怖いものはないし、

よほどじゃなければ、あの時本当に彼の存在を消しておく選択もアリだったかもしれない。

 

 

 

 

けっきょく、天地をはじめとする、

地球人の生活圏を再現させた宇宙人(?)たちは、

 

「地球(の遺跡)でなんかの細胞を見つけたから復活させてみたけど、そんなに面白くならなかったからやめた」

みたいな理由で、自らピリオドを打ってしまったのだろうか?

 

 

 

せっかく地球人の生活を蘇らせたというのに、無責任がすぎる。

これが学術研究の一環とかなら、もっと様子を見てくれてもよかったのに。

 

 

 

 

宇宙人(?)は、あまりにも「うたがい深い」地球人・天地に幻滅していたようだけど、

自分の嫁さんが西野七瀬だったら、世の中を疑いたくなってしまうのもしょうがないよな。(メタフィクション

 

 

嫁が元乃木坂46じゃなかったら、天地が違和感に気づくのももうちょっと遅かったかもしれない。

 

 

 

 

 

あ、ちなみに原作にはちょっとエッチなシーンもありましたが、

今回のドラマではキス人形のオルゴールを映すことで、なんとかゴマかしていました。

 

 

もしや、あの宇宙人(?)ども、

地球人のエッチなシーンが見れて満足したから再現をやめちゃったとかじゃないだろうな?

 

 

 

 

 

 

♦イヤなイヤなイヤな奴[前編](12/13)

NHKが誇る最新のCG技術で描かれる『レビアタン号』の雄姿と、

増田貴久さん渾身のイヤな奴の演技を、心ゆくまで堪能してくれ!!

 

 

 

ドラマを見て改めて思ったけど、ミズモリって本当イヤな奴だなあ。

 

リアルであんな性格のヤツがいたら、宇宙船の中どころか、地球上のどんな職場であっても孤立できちゃいそうだ。

たぶん、歯とかも毎日磨いてなさそう。

 

 

 

 

今回『イヤなイヤなイヤな奴』がドラマ化された事によって、

作中に出てくる「三次元クロスワード」や、アルタイル犬・ムックも登場していましたが、

 

実写化したアルタイル犬って、あんな不気味なビジュアルになるんですね。

もうちょっとキモカワ系な見た目になるのかと思ってたのに。

 

 

 

 

しかも、ミズモリの発言に対する船員たちのリアクションを見るに、

この世界の宇宙のどこかには、あんな不気味なビジュアルの生物を食べちゃう種族がいるらしい。

 

 

愛玩動物にもなるけど、食用にもなると考えると、

アルタイル犬は、いまの時代でいうところのミニブタみたいなペットなのか?

 

あんな下処理がめちゃくちゃ大変そうな生き物をよく食べようと思ったもんだ。

 

 

 

もしくは、ミズモリがあまりにも嫌われ過ぎたあまり、

べつに食用文化もない生物を食っちゃうような狂人だと思われてる可能性もありうる。

 

そこまで嫌われたら、逆にあっぱれと言わざるを得ません。

 

 

 

 

そんなわけで、とことん嫌われまくったミズモリが機関室に籠城したところで前編終了。

続きはまた明日となります。

 

 

 

 

なお、この『イヤなイヤなイヤな奴』の原作は全30ページの短編なんですが、

前編終了時の段階で、既に30ページのうち24ページまでの内容をやってしまった。

 

 

はたして残り6ページで、15分持つんだろうか?

気になってしょうがない。

 

 

 

あと、気になるといえば、

前編のエンディングでアルタイル犬・ムック役の声優のクレジットが「???」になっていたのも気になる。

 

おまえはサザエさん家のタマか?

 

 

 

 

 

 

♦イヤなイヤなイヤな奴[後編](12/14)

後編。「残り6ページでどうやって15分もたせるんだ?」と不安だったけど、

原作ではミズモリの引き立て役と化していた船員たちのキャラを膨らませることで、見事に15分のドラマを仕上げていました。

 

 

船長役に竹中直人さんを起用した理由も、見ていてなんとなくわかったような気がします。

そういえば、原作では名無しだった船長ですが、ドラマ版では「ツキシマ」って名前がついてるんですね。

 

 

 

 

それにしても、老齢の男性(ツキシマ)をあそこまで本気(マジ)にさせてしまう

「三次元クロスワードは、本当に面白いかつ、ハマると大変なことになる娯楽なんでしょうなあ。

 

 

 

いちおう、未来の世界なんだから、

一年ほどの宇宙航行向けの暇つぶしくらい無限にありそうなのに、それでもあの船長は「三次元クロスワード」を選んだ。

 

 

今このブログ記事を読んでいる皆さんが、

もしも「一年間の宇宙旅行」に行くとしたら、どんな暇つぶしアイテムを持っていきますか?

 

 

 

 

 

そして明かされる、ミズモリの正体。

『にくまれ屋』は精神的にも肉体的にも、かなりツラそうな仕事だ。

それなりの報酬がもらえなきゃ、こんなことやってられんぞ。

 

 

でも、元手がゼロ円で始められるメリットを考えると、

『にくまれ屋』は宇宙時代どころか、明日からでも始められそうな稼業な気もする。

他人に嫌われまくるだけで、ガバチョと大儲けだ!

 

 

 

 

ただし、ミズモリのようなプロの『にくまれ屋』になるには、

6日間寝ないで機関室のレバーを握り続けられる程度の気力と体力が求められます。

 

 

 

さらに今回のドラマでは、

たとえ、オシッコやウンチがしたくなってもその場でしなきゃならない設定も追加されていました。

 

必要最低限の尊厳を守りたいのなら、こっそりオムツを履いておけ!

 

 

 

 

 

以上、ドラマ3話分の感想でした。

いかがでしたか?

 

 

 

 

<外部リンク>

 

 

 

なお、12月15日(金)深夜に、

今回放映したドラマ3話分の再放送もありますので、

 

ドラマをうっかり見逃してしまった・・・という人は、そちらをご覧ください。

 

 

 

 

<外部リンク>

 

 

そして来年4月には、

藤子・F・不二雄 短編SFドラマ』シーズン2の放送も控えております。

 

 

こちらの作品たちも、地上波NHKで放映される日が早く来るといいですね。

それでは。