どうも、自分が読んだ漫画の中にドラえもんネタがあったら報告するブログです。
さて本日は、記事にするのが大分遅れてしまいましたが、
人気漫才コンビを目指す女の子2人の日常を描いた作品、
『かけあうつきひ』第1巻の「原子おはじき流・見どころ」を語らせてもらおうと思います。
この記事を読んで、作品に興味をもった人は、どうぞ参考にしてみてください。
駆け出しのお笑い芸人である二人は、
明日の食べものに困ってしまうくらい、とにかくお金がない!
今月も、給料日まで食費を1日75円でやりくりしなければいけないところですが、
ここでコンビのボケ担当・有戸月(ありと・つき)が導き出した答えは・・・。
今日1日で300円分食べて、明日は全力で耐える説!!
別名「後は野となれ山となれ」作戦だ!
しかし、今日1日で食費を使い切ってしまうと、
今日の自分たちはお腹いっぱいになっても、「明日の自分たち」が空腹で苦しんでしまう。
そんな、苦しい生活状況にも関わらず、
2人は「現代にタイムマシンがあったら、お腹を空かせた明日の自分たちが怒ってやってきそうだね」と、それなりに楽しく語っていたのでありました。
で、その会話の中に登場していた「タイムマシン」が、
どう見ても『ドラえもん』に登場するタイプのタイムマシンだったという、お話です。
(※個人的見どころポイント)
「机の引き出しが出口になってるタイムマシン」なんて、『ドラえもん』の世界にしかないですからね。
いやあ、これは完全にドラえもんネタですわ・・・。
<第1話ためし読み>
というわけで、『かけあうつきひ』第1巻の見どころについては、
これ以外にもたくさんあるので、それ自体は各自で見つけてもらえればいいのですが、
この作品は、2人が人気漫才コンビになるまでの道程を熱く描いた作品ではなく、
どちらかといえば、2人のゆるやかな日常をほのぼのとお送りするお話となっているので、
『古見さんは、コミュ症です。』『魔王城でおやすみ』『はじめラブコメ オガベベ』といった、
今の少年サンデーの連載作品がたまらなく好きだという人であれば、『かけあうつきひ』もきっと面白いと思ってもらえるハズです。
そして、個人的な関心としては、
コンビのツッコミ担当・上狛陽さんの「有戸月に対する好意」が、
「漫才コンビの相方」という範疇を超えているんじゃないか?と思えてしまうシーンが時おり出てしまっているところが、かなり気になっています。
第14話で、菫さん*1に「自分たちの漫才が誰にも認めてもらえない未来」を指摘された時に、
陽さんが「お笑いで売れなくても、月とずっと一緒にいられるなら別にそれでいいのでは?」という妥協案に気づかなくて、本当によかった。
現時点では、陽さんも「人気漫才コンビになること」を第一に考えているおかげで、
まっとうな毎日を送っていますが、
お笑いで売れることを諦めてしまい、前述の妥協案にたどり着いてしまうと、
陽さんが一瞬で闇堕ちしてしまいそうなので、
やはり、陽さんと月には、漫才一本で食べていけるようなコンビになっていただきたい。
はたして、2人がお笑いコンビとして売れる日は、いつやってくるのか!?
そんなことを考えたり、考えなかったりしつつ、
これからも、この漫画の世界をゆっくりと楽しんでいきたいと思います。
『かけあうつきひ』は面白い作品なので、興味を持った方はぜひ一度読んでみてくださいね。おしまい。
もうすぐコミックス第2巻が発売されてしまう