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【アニメ感想】アイドールズ! Day10「満席アイドル」(最終回)

 

 

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10週にわたってお送りしてきた『アイドールズ!』も、今回でいよいよ最終回。

 

 

物語冒頭でのドリフを彷彿とさせる暗闇コントも交えつつ、

最終回は、新曲「Spesial Story」のお披露目とともに、目標だったほいほいホールでのライブで有終の美を飾っていくぞ!

 

 

 

 

 

ライブ前日なのにチケットが19枚しか売れていない危機的状況を迎えていたアイドールズでしたが、

 

 

その後、例の古参ファンをはじめとするファンのみんなが布教をがんばってくれたらしく、

最終的にはキャパ100人の会場だったハズのほいほいホールに、1000人くらいいてもおかしくなさそうなほどのお客さんがやってきてくれた。

 

 

ほいほいホールの会場の広さがどう見てもキャパ100人規模の会場じゃないのが気になるけど、

昨今の感染対策で、じつは収容人数を少なく伝えていたとか、そういうことなんだろうか?

 

 

 

 

正直なところを言うと、あまりにも急すぎるアイドールズファンの増加を見て、

エンドロールが流れている間もずっと「クライマックスで明かされる衝撃の夢オチエンド」の可能性を疑い続けていたのですが、

どうやらこの状況は夢じゃなかったようなので、本当によかったです。

 

 

 

本来は、歌でアイドルに救ってもらう側のファンたちが、アイドル(アイドールズ)を救ってくれた。

アイドルアニメとして、なんとも理想的なお話だ!

 

 

 

 

 

ほいほいホールでのライブシーンも含め、

最終回では、アイドールズの4人が歌う新曲「Spesial Story」をたっぷりと披露してくれた。

 

 

普段はギャグっぽいことばかりしてる4人だけど、

ライブの時はちゃんとカッコいい姿を見せているのは、まさに本物のアイドルといった感じがする。

 

あの曲、今回のライブにあわせて、わざわざつくった新曲だったりするんでしょうかね。

前に作っていた「世知辛い」とはえらい違いだ!

 

 

 

普段テレビ番組などでおちゃらけているイメージのあるアーティストさんのライブに気まぐれで行ってみたら、

今までのイメージとは全く違う「歌手としての一面」を見て、思わず魅了されてしまった・・・というのも、けっこうよくある話ですが、

 

今回のアイドールズのライブシーンでも、まさにそんな印象を受けました。

 

 

 

そして、一歩まちがっていたら、

あの大舞台で、アイドールズたちが赤いペラペラの衣装で他のメンバーを茄子でペシペシ叩きながら歌っていた未来もあったと思うと、本当に恐ろしい。

 

第8話でのあいなさんの判断は、本当に正しかったとしか言いようがありません。

 

 

 

 

 

こうして、ほいほいホールのライブは大成功に終わり、

さらに劇中の時間も、いきなり1年後に飛んだ。

 

 

 

あれからアイドールズたちは、

苦節1年(下積み含めたら4年)で武道館ライブを開けるほどのトップアイドルになれたらしい。

 

 

まさか、毎週オープニングで踊っていたアイドールズが、

ほいほいホールでのライブを成功させた後の未来のアイドールズの姿だったとは。

 

 

この『アイドールズ』というアニメは、

第3話の「警察26時」のときといい、意外と伏線をがんばっているアニメでもあった。

 

もしかしたら、また第1話から見直していくと、また新たな発見があるかもしれません。

 

 

 

 

大人気アイドル・アイドールズの活躍を羨ましがる、4人の空席アイドルたち。

そんな彼女たちに対し、「ねえ、みんなはなんでファンが増えないと思うの?」見覚えのある置物が質問を投げかけていた・・・。

 

 

 アイドールズ! ~完~

 

 

 

 

 

そんなわけで、アイドールズたちの物語はここでおしまいです。 

うーむ、もしかしたら、アニメ『アイドールズ!』の真の主役は「置物」だったのかも。

 

 

 

そもそも、アイドールズたちがライブでお客さん100人を集めることとなった始まりも、

「ねえ、みんなはなんでファンが増えないと思うの?」という、置物の質問からであった。

 

もしかしたら「置物」は、空席アイドルの元にだけあらわれる妖精の一種だったりするのかもしれません。

空席アイドルの妖精、ここに生まれる!

 

 

それが本当だとしたら「空席アイドルの妖精」こと「置物」は、

アイドールズを人気アイドルにするきっかけを作ったりなど、なかなかのアイドル育成上手と見ましたよ。

 

 

 

 

第9話で「置物」が謎の光を放出していた理由は最後まで分からなかったけど、

 

アイドールズの4人が「アイドル」として立派に成長してくれたことを、

空席アイドルの妖精である「置物」が認めてくれたからこそ、あの謎の光を発してくれた・・・などの見方があるんじゃないかと。

 

 

きっと、置物が放出していたあの光には、

「浴びるとトップアイドルになれる効果」みたいなものが含まれていたんでしょう。(適当考察)

 

 

 

 

10日間のゆるく熱い日々を経て、ライブ会場をお客さんでいっぱいにするよりも、

たとえお客さんが1人であろうと、自分たちのために来てくれたファンを精一杯楽しませるのが大事だと気づけたことも、彼女たちの大きな成長のひとつだと思います。

 

 

1話8分な上に、全体的にギャグ強めなお話だったからあまりそんな気もしなかったけど、

『アイドールズ!』は、やっぱり4人のアイドルの成長物語だったってことですかね。

 

 

 

それにしても「空席アイドルの妖精」という存在は、なかなかに狭いジャンルである。

クレヨンしんちゃん』だったら、汚いおっさんのビジュアルで描かれていそうだ。

 

 

 

 

 

アニメ『アイドールズ!』は、これにて幕となるわけですが、

もしも第2期があるとしたら、最後に出てきた新たな空席アイドルたちが主人公になったりするのでしょうか。

 

前作主人公の存在も描きつつ、続編で新たなキャラクターが主人公になるのは、

ラブライブ!』や『アイカツシリーズ』などのアイドルアニメでもよく見るやつなので、『アイドールズ!』の2期でもそれがありえるかもしれません。

 

 

 

あと、新たな空席アイドルたちは、

カラーリングや雰囲気がなんとなくミルキィホームズ』の4人に似ている気もします。

 

そういえば、あのアニメも続編で主人公が変わっていたりしましたね。

 

 

 

 

 

そんなわけでアニメ終了に伴い、

このブログで『アイドールズ!』を語るのも、ここで一旦おしまいです。

 

 

「制作がシンエイ動画だから」という理由で見はじめたアニメでしたが、思っていた以上に楽しく見ることが出来ました。

CDやブルーレイももうすぐ発売されますが、もしかしたら買ってしまうかもしれません。

 

 

また何か動きがあったら、このブログで改めて語らせていただこうと思います。おしまい。

 

 

 

 

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