3月8日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ14号掲載『僕とロボコ』第32話の感想です。
いきなりで申し訳ありませんが、まずは謝罪から。
日付スタンプをいじっているため、この記事は3月9日(火曜日)に投稿されたように見えますが、
実際にこの記事がアップされたのは、3月13日(土曜日)の午後2時過ぎとなっております。
月曜日発売の雑誌の感想なのに、記事を書くのが遅れてごめんなさい。
そして、来週3月15日(月曜日)は、
「コロコロコミック」と「コロコロアニキ」の発売日となっているため、
次回の感想記事の投稿も、おそらく木曜日(3月18日)くらいになってしまうと思われます。
なんかもう、いろいろと重ね重ねごめんなさい。
このブログは一応「藤子不二雄ブログ」としてやっているので、
どうしても藤子ネタを優先させないといけないということでご理解いただければと・・・。
ひょんなことから「もしかして親友だと思われていないんじゃないか?」と不安になってしまったモツオとガチゴリラによる、
『相手に「親友」と言わせようバトル』がはじまった! (ルール:相手に「親友」という言葉を言わせたほうが勝ち)
いやあ、とうとう『僕とロボコ』でもバトル展開が始まってしまいましたね。
他のジャンプ作品では、ひとつの戦いを描くのに単行本数巻分消費してしまうことも珍しくありませんが、
こちらのバトルは「俺って親友だよな?」と相手に聞いてしまえば、わずか1ページほどで終わってしまいそうな闘いである。
しかし、モツオとガチゴリラのような友人関係で「俺っておまえの親友だよな?」と聞くのは何だか似合わないし、
小学生男子ならずとも、この手の言葉を直接相手に伝えるのは照れくさくなってしまうものです。
他人から見れば、本当にどうでもいい戦いかもしれませんが、
正直に言葉を伝えられないモツオとガチゴリラにとって今回の戦いは、友情を確かめ合うための、けして避けられないものだったのかもしれません。
「ばかばかしいと思うなよ、やってる本人大まじめ」というやつだ!
あと、今回のモツオとガチゴリラの戦いに対して、
Twitterなどでは「今週のロボコは『かぐや様は告らせたい』みたいだった」という感想も多くみられました。
たしかに、相手に特定の言葉を言わせようとする両者の姿は、
初期『かぐや様』の柱であった「恋愛頭脳戦」要素を感じさせるところがあった。
『僕とロボコ』のサブタイトルが「○○と●●」といった固定システムじゃなかったら、
今週のお話に「ガチゴリラは言わせたい」みたいなサブタイトルがついていても、おかしくはなかったかもしれないですね。
(追記:今週の『かぐや様』。すごかったですね・・・。)
思いのほか白熱していた「相手に『親友』と言わせようバトル」でしたが、
最終的には、モツオとガチゴリラのもうひとりの親友であるボンドくんが間に入ってくれたおかげで、無事にお互いの友情を確かめ合うことができた。
なんだ、最初こそどうなるかと不安になったけど、
あとで振り返ってみれば、素晴らしい少年時代の思い出の1ページになりそうな出来事になったじゃないか。
その友情、一生大切にしろよな!
今回のお話は、ボンドくんたちの平凡な日常を切り取ったような回となりましたが、
こういう何でもないようなエピソードをおもしろく展開できるところも『僕とロボコ』の強みである。
最近の少年ジャンプ作品は、油断しているととんでもない展開になってしまうことが多いので、
『僕とロボコ』のように、読者が安心して楽しめるギャグ作品の需要は確実にあると思います。
『僕とロボコ』は単体で見たら、おかしなギャグ漫画なのに、
今のジャンプ連載陣の中では『破壊神マグちゃん』と並ぶ「癒し漫画枠」として扱われている現状も、ちょっとだけおもしろいぞ。
というわけで、
以上、今週の『Dr.STONE』のとんでもない展開にはビックリしたというお話でした。
あの人がまさかああなるとは・・・。(ショック)
【今週の藤子不二雄作品要素を感じたシーン】
教室にエスパー魔美っぽい髪型をしたモブキャラがいました。
ただ、他のモブキャラがなんとなくミニ四駆好きそうな人たちばっかりだったのは、どうしてなんだろう?