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今週の『僕とロボコ』感想(第25話「ズボンとボンド」)

 

 

1月18日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ7号掲載『僕とロボコ』第25話の感想です。 

 

 

 

 

今週で『森林王者モリキング』が最終回。

成虫の寿命から考えると、あそこで出会ったモリキングはおそらく彼の子孫なのでしょう。

 

 

あんな再会の仕方だったわけですが、

「モリキングはいなくなっちゃったけど、モリキングの子孫たちは今も同じ場所で生き続けている」と考えれば、

個人的にはなかなか感動的な最終回だったと思っているのですが、みなさんはどう感じましたでしょうか。

 

 

まあ、あんな再会の仕方だったけど・・・。

 

 

 

 

少年ジャンプ(7) 2021年 2/1 号 [雑誌]

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  • 発売日: 2021/01/18
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

 

 

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ボンドくん、ズボン履くのを忘れて学校に行ってしまうの巻!

親友の危機的状況を救うため、ガチゴリラとモツオはボンドくんに気づかれないようにズボンを履かせることができるのか!?

 

 

 

 

 「いや、さすがに気づくやろ」とツッコミたくなるようなシチュエーションだけど、

「ジャンプ合併号で生活のルーティーンが崩れてしまい、ボンドくんがポンコツになった」とそれっぽい理由を言われてしまったら、ジャンプ読者としては黙るほかない。

 

 

ちょっと違うかもしれませんが、ジャンプが土曜日発売の週だと、

「あれ?今日月曜だっけ?」と曜日感覚を失ってしまうこと、結構ありますからね。

 

 

 

でも、先週のジャンプが合併号だったからといって、

ズボンを履き忘れてしまうような失態を自分は一度も犯したことがないので、ボンドくんのジャンプ依存度は自分よりもはるかにすごいものなのでしょう。

 

自分も、2021年はズボンを履き忘れてしまうほどにジャンプを愛していこうと思います。

 

 

 

 

 

さまざまな困難こそありましたが、

互いの協力によって、ボンドくんに無事ズボンを履かせることに成功したガチゴリラとモツオ。

 

 

親友のピンチを救えた達成感からなのか、

いきなり井上雄彦先生タッチになった2人は、静かに勝利のハイタッチを交わすのでした・・・。

 

 

 

 

というわけで、今週の『僕とロボコ』はまさかのスラムダンクオチで締めくくられていました。

最後の1ページをまるまる使って山王戦の名シーンパロディをやってしまうの、なかなかに狂ってるぞ!

 

 

 

 

 

 

あと、『SLAM DUNK』は新作映画の制作が発表されたばかりだったので、

今回のオチは本当にタイムリーでもあった。

 

 

普通のパロディネタが奇跡的に時事ネタになってしまうのも、『僕とロボコ』のすごいところだ!

 

 

 

 

 

ただ今回のオチは、『SLAM DUNK』を知っている人なら絶対に笑えるネタではあるけど、

最近ジャンプを読み始めたようなちびっ子読者の場合だと、今週のロボコのオチを見てだいぶ困惑していそうだ。

 

 

今週の『僕とロボコ』を読んだちびっ子読者たちは、

「ガチゴリラたちがいきなりリアルな顔になって終わった・・・?」と、シュールオチの一種かと思われてしまったかもしれない。

 

 

 

 

 

とはいえ、「子供の頃にわからなかったネタ・パロディギャグ」は、

大人になってから元ネタの存在を知るとものすごく面白くなってしまう、さながら七年殺しのような殺傷力を持っているのも事実。

 

 

 

自分も子供の頃に、藤子・F・不二雄先生の短編作品「倍速」を読んだ時は、

「あのオチ」の意味がよくわからないまま終わっていたのですが、

 

大人になってからあらためて読んだところ、そのオチが死ぬほど面白くなってしまった経験があるので、

「子供の頃に読んで意味がよくわからなかったネタ」は、なかなかあなどれないぞ!

 

 

 

今週の『僕とロボコ』を読んだちびっ子読者が、何らかのきっかけで『SLAM DUNK』を知った時に、

今回のオチがおもいっきり面白くなってしまうことを期待しておきます。

 

 

 

 

そういえば、ドラえもんの「人間製造機」の回における、

しずかちゃんがのび太くんの発言に怒っていたくだりも、子供の頃に初めて読んだ時は全く気づかなくて・・・。

(話が長くなりそうなのでおしまい)

 

 

 

 

 

【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】

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藤子キャラといえば、やっぱりこの顔(目)ですよね・・・。

 

 

 

 

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