SHIINBLOG

【漫画感想】とよ田みのる先生の最新読み切り『デビュー』について自分の感想を語るつもりでした。

 

 

記事を書くのがだいぶ遅れてしまいましたが、

今日はスピリッツ51号に掲載された、とよ田みのる先生の創刊40周年記念読み切り『デビュー』のお話をしようと思っていました。

 

 

 

 

 

 

今回のとよ田先生の読み切りをカテゴリーで分けるとするなら「漫画家漫画」にあたる作品であり、

どこかで見たことのあるビジュアルな、ひとりの漫画家志望の女性・星野零さんの姿を描いた物語。

 

 

「プロの漫画家を目指すなら、これくらい本気でやれ」とすべての漫画家志望の人を叱咤する内容でありながら、

作者であるとよ田先生も、この漫画の内容を自らに言い聞かせているかの如く描かれた熱い一作でありました。とにかく熱い。

 

 

 

 

 

というわけで、自分もTwitter感想っぽいものをつぶやき、

このブログにも、もうちょっとちゃんとした感想文をアップしようかなと思っていたのですが、

 

 

 

 

 

surface-fantacy.hatenablog.com

 

 

同じはてなブログ上で『デビュー』の素晴らしい感想を書いている方を見つけてしまい、

自分が、同じ作品の長文感想を書く自信をすっかり失くしてしまいました。

 

 

 

この感想もちゃんと最後まで読ませてもらいましたが、自分にはこれ以上のいい文を書くことはできません。

 

自分が下手な感想を書いて作品を安っぽくするよりも、

他人の良い感想を広めたほうがいいんじゃないかと思い、今回はこのようなことをさせていただきました。

不快に思われたら、申し訳ありません。

 

 

とよ田先生と一緒にごはん食べに行けたの、羨ましいなあ。(私感)

 

 

 

 

でも、他人のブログを紹介するだけで終わりなのは流石にアレなので、

ほんのちょっとだけ、自分なりの感想を書いておきます。

 

 


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この作品の主人公である、

幼少時の星野零さんがドラえもん』の単行本を読んでいるシーンがあったところを見るに、

 

やっぱり星野さんは、藤子不二雄ファンであるとよ田みのる先生自らを投影したキャラなんじゃないかなあとは思っています。

 

 

 

今回の読み切りは「とよ田先生の自伝漫画」とまではいかないまでも、

藤子不二雄A先生でいうところの『まんが道』のようなポジションの作品になっているのではないかと。

 

 

そして、最後のページで描かれていたあの「手」には、とよ田先生のどういう思いが籠っていたのか。

 

同じ藤子ファンとして、非常に気になっているところです。

 

 

 

 

そんなわけで、今回の読み切り『デビュー』は本当に面白い作品だったので、

いつかどこかで読む機会があった際は、必ず読んでみてください。

 

 

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電子書籍ならすぐに読むこともできるので、興味のある方は是非!

 

 

 

 

 
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ドラえもん