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あほすたさん「マショウのあほすたさん」を読みました。唯一無二のコミックエッセイをあなたに!

 

あほすたさん『マショウのあほすたさんを読みました。

 

マショウのあほすたさん (SANWA COMICS No.)

マショウのあほすたさん (SANWA COMICS No.)

 

 

作者名はあほすたさん」までがペンネームなので、敬意を込めたいときはあほすたさん先生」と呼ぶのが正しくなります。

お笑い芸人の、なかやまきんに君髭男爵のひぐち君と、同じノリだ!

 

 

 

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で、この作品は「キモーイガールズ」でお馴染みの、

にったじゅん先生などを有する成人漫画雑誌「コミックマショウ」の巻末にて連載されている作品であり、

 

内容をざっくりと語ってしまえば、

「作者さんの身の回りで起きたことや過去の黒歴史を面白おかしく漫画にしたコミックエッセイ」としてカテゴライズすることもできるのですが、

 

 

その内容が「うんこ漏らして大失恋した時の話」「小学5年生で野外露出デビューした話」「自分の産道を型取りしてオナホールをつくった話」など、

明らかに従来のコミックエッセイのそれとは一線を画しているのが、この本の特徴なのであります。

 

 

<ためし読み>

 

読んでるこっち側が「こんなに恥部を晒して大丈夫なのか?」と心配になったコミックエッセイは、この本が初めてです。

 

 

いちおうこの本はコミックエッセイなので成人漫画指定を受けておらず、小学生が買っても問題ないようになっているのですが、

自分が本屋さんの店員だったとして、もしも小学生がこの本を持ってレジに来たらすごい顔になると思う。

そんな感じの本です。

 

 

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個人的には、第6話の「某ロボットアニメの某キャラに恋してしまった時の話」が一番のお気に入り。

 

この手の経験は誰にしもありそうだけど、死ぬまで誰にも話さず墓場まで持っていくのが普通である。

自分だっていくつか思い当たるやつがあるけど、絶対に言いたくない。

 

とっても、恥ずかしいですからね。

 

 

でも、あほすたさん先生はその過去を面白おかしくネタにしただけではなく、

「今の画力で描いた単行本描きおろしの某キャラとの夢漫画」まで載せてしまうから、やっぱり違う。

 

 

いくら漫画のためとはいえ、あそこまでプライベートの切り売りをできる女流作家さんはなかなかいない。

少なくとも、自分はあんな漫画はとても描けない。

 

 

でも、こうして過去を晒したおかげで、

単行本巻末のゲストページ執筆陣がびっくりするくらい豪華なことになってたりもするので、

ほんと人生、何がどう繋がるか本当にわからないものですねえ。

 

 

このコミックエッセイは、

まさに、あほすたさん先生にしか描けない唯一無二のコミックエッセイと言い切れると思うのですが、どうでしょうか。

 

みんなも「マショウのあほすたさん」を読んで、強烈な漫画体験を味わってみてくれ!

 

 

 

 

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そしてこのマンガには、このブログでも取り扱いやすそうな話題があるのもいい。

 

 

 

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ドギャアァ

 

 

 

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幼くして某ライトノベルにハマってしまった少年の悲劇が淡々と描かれています。

 

 

 

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少年の奇行にざわつくクラスメイト達・・・。

 

 

 

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あと、なんか喪黒っぽい人もこの本には出てきました。おわりです。